ラーニング

完全オフ。

午前中だらけていいと思っていたら、8時間以上寝た。
もっと寝ていたい気もするがも、8時間睡眠が取れるとけっこう調子がいい。日々、8時間睡眠を目標に過ごそうかな(言ってみるだけのやつ)。

で、先日中途半端に書いていた件だけれど、、、

令和5年度の行政書士試験に合格しました。

Nerd系ロックンローラーには突飛な資格ではあるが、なぜ行政書士を取ろうと思ったか。を書く(ちょい長め)。

もともと2年前に仕事で超絶悩んでいた時、飲み会の場で友人から「宅建士」の試験を一緒に受けないかと誘われて、宅建というものが何かも知らずにノリでその場でユーキャンの資料請求をして、短期集中コースみたいなのに申し込んで、5か月勉強して、合格した。というのがベースにある。
法学部出身だから、民法は初めましてではなかったし、それ以上に条文の言い回しに慣れていたのが合格のアドバンテージだったと思う(勉強はちゃんとしたし、コストもかけたけどね)。
不動産物件を何も持っていないし、不動産業界に触れたこともないから、これは半分は記念受験みたいな感じではあったのだが(でもちゃんと登録したので宅建士の資格はある)、勉強している途中で、法律、とくに民法は面白いなーと思ったのがきっかけだった。
法律の知識で誰かの役に立ちたいなー。でも今から司法試験は難しいし、自分が最短で取れそうな資格だと「行政書士」だな、と思い至ったわけだ。

で、再度ユーキャンに申し込んで昨年の1月からコツコツ勉強を始めた。
宅建よりは難易度は高いものの(宅建は4択だが行政書士は5択+記述ありというのがデカい)、民法、憲法はさほど苦にならず、行政法でちょっとつまづき、会社法でやや辟易し(学生時代商法必須だったのに)、一般知識でげんなり、、、とまあ紆余曲折ありながらも、ひととおりの課題は6月までに終わらせて、なんか「行けるんじゃね?」と思ったのが間違いだった。
そこから復習するスピードがガクンと落ちてしまったのだ。

で、試験2か月前になって、過去問とか模試(書店で売っている自分でやるタイプのやつ)をやってみても全然点数が取れない。300点中180点と6割とれば合格する試験なのに、150点を取るのがやっと。
結局、本番までに取った最高点は170点で、一度も合格点に達しなかった。

でも、今思うとそれが良かった。
1回でも合格点取っていたら、舐めてかかってしまったと思う。取れなかったことで、これはさらにギアをあげねば、と必死になったのだ。
試験3週間前にもともと約束していた飲み会が終わって以降は、ずっと禁酒。お誘いも「どうしても」以外のものは泣く泣くお断り。だからといって超絶勉強できたわけではないが、飲まないことで夜遅くなっても勉強に充てられたし、頭がクリアな状況が続くのはやっぱり違うものだ(ってわかってるのに飲んじゃうんだよねー)。
前日に2時まで諦めずに、対策動画見直したり、苦手な記述を重点的に解く練習をしたのも、我ながらよく足掻いたなーと思う(偉い)。

本番の試験は、決して簡単ではなかったけれど、過去問や模試に比べたら解けたし、記述もちゃんと書けたので、これはイケるのでは?と手応えはあった。
本音を言うと、試験直後は5択だけで合格点近くまでいけるんじゃない?というほど自信があったのだが、解答速報と照らし合わせたら148点で、合格点まであと32点足りない状況。
これは普通ならかなり微妙な得点だが、記述は模範回答と比べても要点は捉えていたから、60点満点(20点3問)で32点以上は取れるだろうと見込んでいた。ただ、これは確信を持つことはできないので、1月31日の合格発表までは自信60%、不安40%ぐらいの感覚でいた。

合格発表はサイトで合格した人の受験番号が一覧で表示されるタイプなのだが、同じく確認する人が山ほどいるので(受験者46,991人)、混みすぎてつながらずにやきもきしたよ。10時頃に確認できて、自分の受験番号を発見。受験することを伝えておいた数人の方には報告したものの、「見間違え」(三度見した)とか「実は貴方の番号掲載ミスでして」(訴えてやる!)みたいなことが万が一あるやもしれないと(心配性)、こうやってブログに書くのはちゃんと合否通知書が来るまで待ったのだった。

自分の得点は196点だった。

合格者平均点は197点ということなので、平均より下回ったのがちょっと悔しい。
合格したから文句も言うのもおこがましいが、記述あれだけ要点抑えたのに12点マイナスされるのかー、あわよくば記述満点で208点かもと思っていた自分もいて、まあこれは欲張りすぎだし(一度も合格点取ってなかったくせに)、合格したんだからなんでもいいや!

合格率13.98%と過去10年で最も高かったみたいだから、一般的にも与し易い問題だったのかもしれない。そういう時に受験できたのは、自分の「強運+3」という裏パラメーターが発揮された結果かなと思うぐらいはゲーム脳。また「逆境」のパラメーターも今回の件で、+2から+3に上昇補正がかかった(完全にゲーム脳)。

長々と書いてきた今回のブログだけれど、言いたいことは

僕、普通の人より、ちょっと頭いいみたいです(小物まるだし)。

いや自分のことは「生粋の凡才」と思っているけれど、一応、一発合格だし、そこに達するまでの努力を積めるだけの力はあるということでは、けっこうやるじゃんと思っている。誰も言ってくれないから自分で言うんだけどさ(ぼっち)。

っていうか、結局ユーキャンの教材が優秀なんだと思う。
少なくとも、僕はこれまでユーキャンで3つの資格を一発で取ってるので(もう一つは総合旅行業務取扱管理者)、このワールドワイドウェブの片隅ではありますが、おすすめしておきます。

それはさておき、まだ試験に合格しただけで、資格取得はこれからだから、登録をして、どう人様の役立てるかはまだこれから。
ただ、単なる「法律に詳しいおっさんおにいさん」から「行政書士」になれば、役に立てることは増えるだろう。
まずは身近な人の法律相談からやっていこうと思います。
あと「先生目線じゃない」過去問解説みたいなことは動画でやりたいと思っている。
それから、資格マニアと一部で言われてしまっているので(外形的にはそう言われても仕方がないのだが)、ただのマニアで終わらないようにちゃんと資格を活かしていきたい。

でもって、二度目のお祝いとして、スーパーで良さげの握りのお寿司でも買おうと思ったのだけれど、今日は節分だったね。恵方巻きしか売ってなかったよ。今日という日に握りを食べようなんて人は皆無だよね。そのへんは「持ってない」のかもな。

1月はそんなわけでひとつケリをつけられた(これをケリというのかはわからんが)。
今月もちゃんとやることやりましょう。