覿面

昨日、ここ最近気持ちが上がらないことを、同僚で友人で人生の先輩にちょろっと話したら、漢方でそういうのに効くのがある、ということを教えてくれた。

で、そういえば、ずいぶん前にそんな感じの漢方薬買ってあったな、と思い出して、薬箱を見たらちゃんと残っていて、キャッチコピーに「ストレスなどでイライラする不眠症の方に」と書いてあり、効能にも「不安」、「神経症」あと年齢的なアレにも効くとあったので、夜寝る前に飲んでみた。

で、夜中はぐっすり眠れたのだけれど、朝、目が覚めた時から、感情の波がほとんどなく、どうでもいいや、という気持ちになっていることに気づく。
気づく、ということは、それを(ああ感情なくなってる、ヤバい奴だ、コレ)という頭があるのだが、昨日までの「落ち込み」とか別種の「落ち込み」に嵌ってしまう。
例えば昨日までは、気持ちはあがらないまでも、お盆に実家帰ったらピザと寿司で(ぼっちじゃない)家族パーティーしよう(ご馳走の選択肢がピザと寿司しかないのな)とか、明日(つまり今日)ちょっと良い感じの日本酒飲みたいと思って買って帰ったとか、そういうポジティブな感情があったのに(食欲と飲み欲しかねえじゃん)、今朝は「食べるのもなんか面倒」みたいな気持ち。

この感情に押し切られるとヤバいので、食欲が沸かないけど、昨日買っておいた惣菜パンを食べて(結局は食うのかよ)、なんとか出社。
昨日話した同僚で友人で人生の先輩を捕まえて事情を話して、二人してヤバいヤバい言いあった(愉快な職場です)。
まあ、その時は薬の効果が切れたのか、昨日ぐらいには気持ちは回復してたけどね。
ただ、その後も夕方ぐらいまで低く安定しつつもずっと変なテンションではあった(重めの会議があったのだが、それもいつもとは違うテンションで乗り切って後で落ち込んだりもした)。

で、こういう不安定な時、自分は運が良いらしく、しばらくお会いしていなかった親しい取引先の方に続けざまに会って、ともにポジティブな励ましをいただく。お一人に至っては、わざわざ遠くから呼び止めてくれたりした。
「落ち込んでるんです」みたいな話をしなくても、偶然かもしれないけれど、そういうフォローをしていただけると、やっぱり気持ちは前向きになる。
あいかわらず「低く安定」ではあるが、少なくともピザと寿司を食べたい(そしてワイン飲みたい)と思うぐらいにはアガってきたよ(だから食欲と飲み欲しかないのかよ)。そして、こういうブログを書けるぐらいには元気になっている(元気なの?)。

仕事帰りにジムでワークアウトして帰ってきたし、1日終わってみれば、偉かった(仕方ないから自分を褒める奴)。

明日、明後日は休日。
自分にノルマを課さずに過ごしてみようと思う。たまにはダラけましょう(いつもそんな気がするけどな)。