蹴球祭終わり

アルゼンチン優勝。

正直嬉しかったです。やっぱりメッシにワールドカップを取らせてあげたかったからね。
数多いた「マラドーナ2世」の中で、唯一(と言っていいだろう)マラドーナを超えた、というか並び称されていい才能と実績なのに、マラドーナが取っているワールドカップを手にしていないのは、なにか欠けていたから。
もちろん、「ワールドカップを取れないメッシ」というのも、それはそれで伝説ではあるが、メッシには「晴れやかな」エンディングを迎えてほしかったし、それが叶ったという意味で良い結末だった。

しかし、決勝戦は本当に面白かったし、ドラマの宝庫だった。
メッシがPKを決めて先制し、そのPKのきっかけのファウルをとった彼の盟友ディ・マリアが追加点。
フランスはモロッコ戦とはうってかわって、パスがつなげない状況で、一方的なアルゼンチンのゲームになるのかなと思ったら、選手交代をきっかけに、エース(そして“怪物”)エムバペがあれよあれよと2得点を決めて同点。とくに2点目は、途中交代で入ったコマンが、メッシからボールを奪ったのが起点になって、最後はエムバペが決めたので、「世代交代」というドラマを感じて、これでフランスかなーとか思ったりした(まあ、ここで同点で守りきったアルゼンチンが結果的にすごかったよね)。

そして延長戦でメッシがこぼれ球に詰めてゴールした時は、もうこれはアルゼンチンだよね、と思いきや、きっちりエムバペがPKで追いつく、という。
チームプレイのゲームであるサッカーを個人対個人で語るのは安易だと思いつつも、やっぱりメッシとエムバペで語りたくなってしまう試合だった。

PK戦でメッシがゴールを決めた時には、アルゼンチンの勝ちを8割ぐらいを確信したけれど、最後の最後までどっちに転ぶかわからない、しかも超絶面白いゲームだった。

僕がサッカーをしっかり観ていたのは、もう20年ぐらい前に遡るが、久しぶりに欧州サッカーをちゃんと観たいなとも思う。

いやー、サッカー語ると長くなるね(でも言いたいことの10分の1も言えてない)。
とにかく関わった皆さんお疲れ様。おめでとうメッシ!

俺もなにか成し遂げないとな(ふわっとした結論)。