行けんのか

一日ほぼ力仕事をした後に、飲み会に参加して今やっと帰宅。

そして明日、夕方まで仕事をして、そのまま成田空港に行って飛行機に乗る。
こんな感じで行けんのかしら、とも不安にもなるが、パスポートとESTAさえあればなんとかなるだろう(あと現金)。

この時期に旅行に行けるだけでも贅沢だと思って、なにごとも楽しんで行ってきます。

苦手科目

旅行の準備が進まない。

今日が旅行前、最後の休日なのだがついつい荷造りを後回しにしてしまう。思い返すといつもそんな感じ。
進まないのは、あれも必要、これも必要、と次第に荷物が増えてしまって、そういうことにゲンナリするからだと思う(心配性)。

それでも今回は2泊ということもあり、極力、荷物を減らしている。いざとなれば現地で買えばいいのだ。パスポートだけ忘れなければ良い。

と、割り切って1時間集中して荷造りしたら、なんとかスーツケースの荷物はまとまった。あとは当日まで使っているものを入れ忘れなければいいのだ。

苦手なことだが、準備は大事。
そんなわけであと4日後に出発です。

2週間後

ハワイに行くことになっている。

1年のうちに2回ハワイに行くというのはだいぶ贅沢な気もするし、十分恵まれているとは思うが、まあ色々“勢い”というものがある。
それでも今回は2泊4日と強行軍なので、今日、一緒に行く友人と予定を詰めていった。

打ち合わせした場所は、池袋PARCOに新しくオープンした、H.I.S The ROOM of journeyというところで、喫茶併設の旅行サロン。
H.I.Sで旅行を申し込んだわけではないが、なんとなく旅の予定を立てるには雰囲気が良さそうだったので行ってみたのだ。
喫茶を利用して1時間半ぐらい話して、あーでもないこーでもないと予定を立てる。以前、ディズニーシーに行ったときに、綿密な予定を立てて上手くいったので、今回もそれを目指す。
でも、やっぱり日程も移動距離も規模が大きいので、なかなか難しい。
というか、2週間前でこれで大丈夫だろうかという気もしている。
それでも軸は決まってきたので、あと2週間でブラッシュアップしていこう。

ところで、H.I.S The Room of journeyは、なかなか話しやすい良い環境だった。
フードがもう2種類ぐらいあると嬉しいけれど、喫茶利用を促す場所じゃないのでそれは難しいだろうな。
今後、仕事帰りに利用してみるつもりだ。

魔法の国の魔法にかかる

そんなわけで東京ディズニーシーに行ってきた。

数ヶ月前、友人たちとご飯を食べながら「タワー・オブ・テラーに乗りたい!」と宣言したところ、その場で行く日が決まって、そしてあれよあれよと本番当日(それが昨日だ)を迎えたのだった。

コースターは大好きだけれど、フリーフォール系のアトラクションは好きではない。むしろ高所恐怖症なので苦手なはずなのだが、タワー・オブ・テラーだけは「乗ってみたい」という思いがずっとあった。なんと13年越しに。

僕が前回ディズニーシーへ行ったのは13年前。
その時、タワー・オブ・テラーはまだ建設中で、ディズニーリゾートラインから見たその光景がなんだか特別に思えたのかもしれない。それと、1回転するコースターが苦手だった当時の彼女が、レイジングスピリッツなら大丈夫と言って2回も乗っていたように、フリーフォールが苦手な僕でもディズニーのアトラクションなら、そんなに怖くないだろう、とフリーフォールデビューをするのにちょうど良いという考えもあったのかもしれない(建物の中だから、高さをさほど感じないというのもある)。

で、念願のタワー・オブ・テラーに朝イチで乗る。

想像していたのと落下パターンが違って面白かった。ただ上がって落ちる、というのではなく、ちょっとずつストーリーを入れながら、あおりつつ最高点に到達するという演出もディズニーっぽくて、雰囲気づくりがうまいなと思った。
あと、怖い演出が始まった途端に同乗していた若者たちが悲鳴をあげたりして、“あえて自分から恐怖を楽しみにいく”姿勢で楽しむアトラクションなのか、とその楽しみ方も面白かったりした。
想像以上に楽しかった。そして長年の願いが叶って、ちょっと心の澱がとれた気もした。

さて、今回は僕のワガママにつきあってもらうので、一緒に行ってくれる人たちに粗相があってはいけないと、この日に備えて事前にきちんと「分刻み」の計画を立てて行った。
ディズニーリゾートだけではなくテーマパークに行くのに、ルート計画をたてたことは今までないのだが、これがなかなか楽しい作業だった。
ポケット版 東京ディズニーランド&シー 裏技ガイド」という本を参考にしたのだけれど、この本には混雑状況ごとのアトラクション予想待ち時間だけでなく、取る時間によって、そのファストパスが何時台のものになるかという予想まで載っていて、とても役にたった。
今回、今までで一番ディズニーリゾートを満喫できたと思うが、それはこの本のおかげといっても過言ではない(実際のルートはかなりアレンジしたけれど、この本なしではベースができなかった)。

当日の朝、乗る予定をしていた「センター・オブ・ジ・アース」が休止になっていることを知り、入園して最初の行程がそのFPを取りに行くはずだったので、いきなりつまづいた形になったものの、行動の軸ができていたので、わりと簡単に修正ができた(かわりに「ニモ&フレンズ」に乗ったが、これに出てきたラッコが可愛くて思わずグッズを買ってしまったほど)。ディズニーシーといえども、計画って大事だ(恋人と行くときはあまり細かすぎると、かえってダメかもしれないけれど)。
あとメンバーのチームワーク。予定変更、順番違いが色々あったのだけれど、きちんと合わせてくれる友人たちでありがたかった。「誰と行くか」というのも楽しむためには大事な要素だ(というか、それが全てかもしれない)。

13年ぶりにディズニーシーに行って強く思ったのは、ここではこどもから大人まで、みんな楽しそうな顔をしていて、それから普段よりちょっと親切な感じもするということ。気持ちが明るくなるとひとにも優しくなれるということなのかもしれない。
そうさせる理由のひとつは、園内全体が、お客さんを楽しませようと、ありとあらゆるところまで気が利いているというところだと思う。園内にいる間、少なくとも僕は、普段悩んでいることがすっかり頭から抜けていた。
まさに浮世を忘れる別天地だ。

かといって帰る時には、東京ミッドタウンで感じたような「帰りたくない感」は不思議となかった。だけど、他のどこへでかけた時よりも「明日から頑張ろう」という気持ちを強く持った。
そう思わせられた秘密はまだ僕にはわからないが、東京ディズニーリゾートが多くの人に支持される理由はそこにあるのだろう。

そして一夜明けた今日。
仕事をしながら「どうして楽しいことだけで生きていけないのか。」そんな哲学的なことまで考えたりした。
恐るべしディズニーリゾート。でも楽しかった。サンキュー。

もんじゃを求めて

友人たちと「月島でもんじゃを食べよう」という話になったので、日曜に行ってきた。

個人的に言えば「もんじゃ」という食べ物はこれまで4回ほどしか食べたことがない。そのうち3回はあんまり印象にないのだが、昨年、今回と同じメンバーと地元で食べた時に美味しかったので、じゃあ本場の月島に行こうということになったのだ。


月島もんじゃストリート

といいながら、4回のうち1回は月島で食べたことがある。ただ仕事がらみだった関係で量もたいして食べられなかったし、味も覚えていないのだ。
なので、今回は「きちんと」もんじゃが食べられると期待していた。

選んだ店は、友人オススメの「おかめ」。
有名な店らしく早めの17時入店にも関わらず満席に近い状態だった。

5人で行って、1人1品頼まないといけないということで、もんじゃは「明太にチーズとベビースターのトッピング」と「スタミナ」、お好み焼きを「ミックス天」と「おかめ天」で頼む。
あと、デザートとして「あんこ巻」というものが名物らしく、それを頼んで5品。

まず最初に明太もんじゃを焼く。
焼き方の順序を間違えたのか、明太子の粒がはねたり、もんじゃの液(なんて名前なんでしょうか)がこぼれたりと若干慌てたが、学生の頃によくもんじゃを作っていたという友人がヘラで仕切ってことなきを得る。

で、肝心の味は「これぞ昔のジャンクフード」といった感じで美味しい。もんじゃで明太子とチーズって王道のように思う。明太子の塩気でちょうど良い味付けになっているし。

その後、お好み焼きを2枚焼く。
大阪のお好み焼きより粉がしっかりしている気がして、この辺は好きずきかも。

それからもうひとつのスタミナもんじゃを焼く。
ニンニクが大量に入っていて、まさに「スタミナ」なもんじゃだけど、そのものの味付けは薄めなのでソースを結構入れた。明太と味付けがかわって、これはこれで美味しかった(もんじゃの写真を撮り忘れているのは食べるのに夢中だったからです)。

で、最後のあんこ巻だけど、名物なので一度食べておけば、といった感想。アイスと一緒に食べたらきっともっと印象に残っただろう。

食べ終わった時間が早かったので、銀座まで散歩をすることになったのだけど、途中、葉桜ながら桜が見れたり、良い夜景だった。

昼間に散歩しても楽しそう。
そして次回は月島〜銀座編。

宮城日帰り旅行記 仙台編

そもそも母は牛タンを食べたことがない。
どちらかというと「あまり好きではないもの」なはずだ。
でも今回の旅行のきっかけとなるぐらいに心惹かれたものなので、ぜひとも美味しい牛タンを食べさせたい(僕も食べたい)。
残念ながらテレビで観た店を覚えていないらしく、ネットで調べてみたのだが探し当てられずに、結局、仙台出身の友人にいくつか店をピックアップしてもらうことになった。東京進出している店ばかりだが「地元と東京では味が違った」という証言を信じてみることにする。

さて、仙石線で仙台に戻った我々は、いよいよ仙台市内に繰り出すことにした。観光名所としては伊達政宗の霊屋である「瑞鳳殿」を目指す。

タクシーに乗るために駅前に出て思ったことは「すげえ都会!」。

乗り継ぎの時も、大きい駅だとは感じていたが「まあ大宮とか柏ぐらい」という印象。ところが表に出てみると商業ビルが立ち並び、広いペデストリアンデッキが目立って、新宿並みの印象に変わった。さすがに東北随一の都市なだけはある。

さて、タクシーで瑞鳳殿にやってきた。
ここで待ち受けていたのが長い石段。
まっすぐな石段でないので、下からはその全長が見えないのだが、入口に貸出用の杖が置いてあり、困難な道のりを暗示させる。
母を待たせようかとも思ったが、本人が「ここまできたら登る」というので、杖を借りて登ることに。幸い、石段の脇にスロープ(といってもただの細い坂)があったのと、急勾配ではなかったのでなんとか登りきった。
そのあとも高い階段があったりして、杖の必要性を痛感。
ただ(建て直しされたものとはいえ)瑞鳳殿は豪華なつくりで見に行った甲斐はあった。資料館もなかなか面白かった。

観光はこれでおしまい。あとはお土産を物色して、目的の牛タンを食べるだけ。本当は仙台城跡に行くことも考えたのだけれど、高台まで登れるかどうかが不安だったのと、もう城はない、ということで行程には入れていなかった。が、帰りのタクシーで運転手さんから「タクシーなら上まで行ける(このパターン多いですね)」と聞いたので、行ってみれば良かったな、とも思う(結局、時間の関係でパスしたので実際にどこまで歩く距離をカットできるかは不明)。ガイドブックに出てない、こういう部分は地元で聞くしかないのだろうかね。

さて、お土産探しに、駅ビル内の仙臺みやげ館へ。
お土産探しもさることながら、ちょっと甘いものが食べたかったので、美味しそうだった「生パイ」というものを買って食べた。超美味い、ではないけど安定した美味しさ。友人の家に持っていくのにちょうどいい感じ。

新幹線の時間が決まっていて、牛タンの店が混む可能性があるので、夕食は5時前に早めに済ませようと思っていた(これが後で悲劇をもたらす)。
場所は検討した結果、駅ビル内にある「喜助」にした。
3時くらいに覗いた時は、まだ待ちの客もいたので4時半に再来店して、僕と兄が数量限定の「特切り厚焼定食」、母が「牛たん定食」を注文。
ビールを注文したら、おつまみとして「たん豆腐」をおすすめされたので頼むことに。味付けがちょうど良く、ビールとよくあった。

で、待望の牛タン。母はもちろん初めてだけど、僕自身も「牛たん定食」というものは東京で2度食べただけ(タン塩はわりと食べます)。以前食べたものより「厚切り」なだけあって見た目がもうボリューミー。
肝心の味も、もちろん美味しい。タンなのに脂が乗った感じがして旨味に奥行きがある。母の頼んだ牛たんも一口もらったが、こちらも東京のものよりも味がしっかりしている気がした。

さて、ここまでは良かった。
失敗したのは、注文する量。

ハワイに行った時に、注文を多くしすぎて失敗していたのだが、あちらはアメリカンサイズ。日本の定食一人1人前くらいは食べられるだろうと思っていたら、最後の2枚を残してかなり苦しくなってきた。
考えてみたら、行きの新幹線でしっかりお弁当を食べ、昼も寿司を満腹になるほど食べ、その4時間後ぐらいにボリューミーな牛たんを平らげるって、かなりの大食漢だ。
日本だから、アメリカだから、じゃなくて、単純に自分の(そして我が家の)食事量を考えずに頼んでしまったのがいけない。
美味しくいただいたというのに、食べ過ぎで苦しくなり動けなくなってしまった。
新幹線の時間まで1時間以上残ってしまったので、駅のドトールで休憩して、日帰り宮城旅行は終了。帰りはグリーン車でゆったり帰りました(ほとんど寝てたけど)。

さて、今回の旅行。
そもそも母に牛タンを食べさせる、ということから始まったもの。
なので母に牛タンは満足したか、と聞いてみた。

「牛タンはどんなものかはわかったし、思い返してみたら私がテレビで見たのは牛タンじゃなかった」

 

ぎゃふん。

宮城日帰り旅行記 塩竈編

さて仙台(宮城)旅行。
物心ついて、どころか人生初の仙台だったはず。
旅行の理由は母親が、テレビで仙台の牛たんを見て「あれを食べてみたい!」となったからで、目的は美味しい牛たんを食べることであった。

メンバーは母、兄、僕の3人だが、兄も僕もなかなか休みが合わないので、とりあえず日帰りで良さそうな旅行プランを兄が申し込んできた。それが今回のびゅう「みやぎ寿司海道」という往復の新幹線と寿司で有名な塩竈市で食べられる寿司のバウチャーがついたもの。朝の8時30分に大宮から新幹線に乗り、19時には仙台を出る結構な強行軍。
観光は(母の体力のこともあり)極力コンパクトにして、とにかく寿司と牛たんを楽しむことを優先して行程を組んだ。

まず、お昼に塩竈に行って、寿司を食べることにする。

仙台から仙石線(震災で名前だけは聞いたことがあった)に乗り換えて30分ほどかかるのだけど、来た列車が石ノ森章太郎仕様でちょっとラッキーな感じ(宮城県出身だそうです)。

塩竈には「塩竈神社」というパワースポットがあるので、観光場所に決めておいたが、本殿に行くのには250段の石段を登らなければいけないことを事前に調べていて、母親を置いて兄と二人で家族分お参りしようと考えていた。ところが、観光案内所で聞いたら、タクシーなら上まで乗せてくれるとのこと。長い石段をヒーコラ上がってこそご利益もあるようなもので、少しチートのようにも思うが、素直にタクシーで楽々本殿へ。苦労するありがたみは味わえないが、拝めないよりは全然良い。ご年配の方や脚の弱い方はぜひタクシーをご活用ください(急に旅行会社のように言ってみる)。

高いところからの眺めもなかなか良かったです。

で、お参り後におみくじを引いたら、大吉だった(しかも良いことだらけのレア大吉!)ので満足。

さて、お参りも済んだので、お楽しみパート1であるお寿司を食べに移動。ついてくるバウチャーでは、塩竈にある寿司屋12軒から好きなところが選べるのだが、ガイドブックでも有名な「すし哲」に行くことにした。

人気店らしく普段は昼時なら並ばないと入れないとのことだったが、運良く5分待ち程度で入ることができた。バウチャーで食べられるのは上寿司レベルのもの、といった感じ。握り9カンと卵、あとお吸い物がついた(僕と母は別途カニ汁とあら汁を頼んだのでお吸い物がなかった)。

人気の店だからか、どの握りも上品で美味しい。朝ご飯として新幹線の中でお弁当を食べてしまったので、この量でも結構お腹いっぱいになってしまったが、アジを追加して食べたかったなー、とも思う。
でもとにかく満足。オススメ。

で、食べたら食べたで早速仙台に戻る。
昼にビールを飲んでしまって睡魔に襲われる車中。昼のアルコールはやっぱり酔いがまわる。朝も早かったしなー、とうとうとしながら仙台へ戻る。

そして仙台で待ち受けていたものとは!?
次回、仙台編!