ナルシシズまない

体調不良はだいぶ回復。

良く寝た、というのが一番の薬かと思うが、昨日まであったダルさはなくなった。
それでもまだ芯の、さらに芯のほうに若干の調子悪さはあるのだけれど、これ以上は悪くならないだろうな、という感覚(まあ風邪なんだろうね)。

お世話になっているKIKCAFEさん主催の「山羊座会」に出席する。山羊座の人だけでそれぞれの誕生日を祝おうという謎の会。昨年もお誘いをいただいていたのだが、労働(言い方)が重なったため参加できず、今年こそは、で悲願の参加。
1年間を12分割してるだけだから、そんなに貴重な確率ではないのだろうが、山羊座ばかりが十数人揃うとけっこう圧巻だった。そして同じ山羊座でも(当然のことながら)いろんな人がいる。ゆっくり話せなかった方もいたが、それぞれ個性的な人たちだし、こうして同じ場にいただけでもなんか一体感が出るのがいい。こういう繋がり大切にしないといけない。

その後、また別の「初めまして」の方々と1時間ぐらい喋った。
そのうちの一人がまた名実ともに“すごい”人で、その器の大きさと場を支配する能力に完全に面食らった。
で、そういう人に会うたびに「自分のなんでもなさ」に落ち込んだりする。
自分と他人を比べるものじゃない、とはよく言われるが、比べちゃうんだよね。そもそも人は比べる生き物なんだとも思う(だからマウンティングだのポジショニングなんてものが存在するのだ)。

ただ、改めて「その人みたいになりたいか」と問われると、自分は自分の人生のほうがいいなあと思うのも事実。そこではたと、なんだかんだ言って、自分のことが好きなんだと気づく。
考えてみれば、仕事柄、プロフェッショナルや“ホンモノ”の人に会う機会が普通の人より多くて、そのたびに打ちのめされて、自分の平凡さに落ち込んできた。
でもその人と変わりたいと思ったことはないから、それは結局「自分」でやるべきことやらなきゃ満足しないということだろう。そして、そこからさらに考えると「好きな自分」になれてないから落ち込むし、他人と比べちゃうのだろうな、とも。
そういうことがわかって良かったよ。
まあ、近々またひとつ歳を重ねて、いよいよ人生デスパレートになってくるから、なんとかしなきゃね。

社交性があるように擬態している身には、キャパシティオーバーな出会い数だったから、今になってどっと疲れた。
まだ完調でもないし、晩酌してとっとと寝るよ。