江戸川台ルーペと秋葉原に行った。
TrySailの今年のライブツアーで着ていた衣装が、秋葉原のアニメイトで展示中だったからだ。
展示される衣装はアンコールの時に着ていた白いツナギ。
ライブ公演後に三人が他のメンバーのツナギに落書きをしていったもので、日本全国を周った証でもある。実際に本人たちが着ていたというだけでなく、そういう“1年の歴史”を感じさせるものなので、これを見ないと、僕らの追っかけの旅も終わらないのではないかと思ったのだ(旅行記はこちら→追いかけて仙台前編後編)
しかも、この日はツアーファイナル公演のBlu-rayが発売される日で(公式発売日の1日前だったけど)、僕はゲーマーズ購入特典のブロマイドが欲しかったので、これを買うという理由もあった。
すべてが、この日を旅の終わりにする、というお膳立てができていたのだ。
(狙ったわけじゃなくて、たまたま二人ともこの日しかダメだったのだ。すごくない?)
果たして、アニメイトで飾られていたツナギは、『Sunsetカンフー』の衣装展示の時と同様、わりと“こじんまり”としたスペースに置かれていたのと、「ツナギ」という素材からか、華やかさはなかったけれど、半年間のツアーを乗り越えてきた重みはずっしりと感じられた。
僕らが行った宮城公演の時の落書きがなかなか見つからなかったが、ちょうどその時誕生日(前日)だったもちょのツナギに「おめでとうメッセージ」を見つけられたので、なにかすべてが報われたような気がした(錯覚)。
プロセスを記録していくことが歴史になる、ということを体感したような思いもある(大袈裟)。
一通りツナギを堪能した後、忘年会を兼ねて、タン塩が有名な焼肉店に行く。
仙台の旅は、牛たん定食で始まったから、同じく牛たんで締めるのが、僕らのTrySail追っかけのファイナルとしてふさわしいと思ったのだ。
僕の2019年を象徴する出来事のひとつだから、きちんと完結しておきたかった。
江戸川台ルーペとは、それまで半年に1回、下手をしたら1年に1回会うか会わないかという状態だったのに、今年は6月以来毎月何かしら理由をつけて会っているということ。そして、文フリを含む交流を経て、僕の物書きスイッチが入ったこと。
すべてTrySailという存在から始まっているといっても過言ではない。
それが良いことなのかどうかはこれからの自分次第だけれど。
焼肉からロイホに移動し、1年の集大成みたいな話をして、僕らの2019年の旅は終わったが、僕としては購入したライブBlu-rayを見終わるまで、まだ終われない気がしたので、帰宅してから鑑賞。
もちょの髪型とか、くじ引き曲が同じ『Baby My Step』になるとか、奇しくも宮城公演とリンクする部分もあり、あの3階席から観た光景を頭に浮かべながら観た(サイリウムをぐるぐると高速で回してる人達がカメラに写ると、「あ、あのファンの先輩方がやってた奴だ!」とか懐かしく思った)。
6月の公演時は、ファン歴3ヶ月足らず。詰め込み方式で、TaySailの楽曲は全部口ずさめたものの、さすがにそれぞれのソロ曲まではカバーできていなかったのに、今では、ソロ曲も歌える自分という自分に、どれだけTrySailにハマってんだよとツッコんだりもする(だが、それでいい)。
結局、午前2時まで、諸事情があって負傷中の右手も構わずブレードを振りながら鑑賞した(バカ)。
以前観たライブBlu-rayも最高だったけれど、自分が参加した、という点を含めると今回のBlu-rayは最高オブ最高と言わざるを得ない。
そして、来年こそはBlu-rayが収録されるファイナルその日に、同じ空間にいたいと強く思う。
その日のために、気力、体力その他もろもろ鍛えておきましょう。
来年もよろしく!