不安要素

とりあえず荷物(衣類)はスーツケースに詰め込んだ。

当初予定になかった衣類(っていうか衣装)を持っていくことになり、さすがにこれは入らないだろうと思ったが、詰め込めば詰め込めるものだとわかる。
スーツケースがすごいのか、自分の“容積把握能力”が低いのか。
とにかく荷物がひとつにまとまりそうでなにより。

友人から「カトマンズに行くわけじゃないんだから」と言われたように、確かに行き先は熊本だ。なにか持ち物を忘れていても、買えばいいのだ。
初日はコンビニもない山のほうまで行くので無理だが、逆に言えば初日を乗り切る装備(装備って言った)さえ整っていれば良いのだ、とわりきったら、荷物は少なめで済んだ。

楽しみ半分、不安半分な旅だが(団体行動苦手)、一番の不安はそこで歌う歌のクオリティに難があるから。
先週、自分の思っている以上にクオリティが低いことに気づき、この一週間、基礎から立て直して、昨日なんとか(ベストパフォーマンスが出れば)及第点、というところまで追い込んだが、さてどうなることやら。
でも、なんだかんだでそれまで練習してるようで、“ちゃんとした”練習をしてなかったことに気づいたから、それはそれで良かった。

昔、今以上に歌えておらず、でも練習はちゃんとしていた時は出来ていたことが、今できないのは、結局、日々の練習は裏切らないということだ。
「歌わない歌手がいてもいい」と嘯いていたけれど、やっぱり歌手は歌わなきゃいけないのだよ。うん。

まあ、ジタバタするだけはした。
あとは舞台に立って、出せるものを出すだけ。

そんな中、今日からまたTrySail断ち(4日間の予定)。
頭の中で「ワルモノウィル」や「VIPER」や「パンプキン・ミート・パイ」(もちょの曲ソレなの?)がグルグルと再生されているが、それはそれで良い。
「好きなものに触れない日を作ることで、客観性を持たせる」と言えば哲学的だが(そうか?)、単純に「依存しないように」なのかもしれない(よくわからん)。

明日は出発。
ちゃんと飛行機飛びますように。

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