8月の目標は6冊本を読むことだった。
5日に1冊(余り1日)という、本を読み慣れている人ならなんてことないペースなんだろうけど、かなり苦戦した結果、最終日の8/31にまるまる1冊読み切って達成!と、僕としてはちょっと劇的なオチ。
読んだ本は順番に
『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話』ヤニス・バルファキス
『3時間半で国際的常識人になれるゆげ塾の速修 戦後史 欧米編』ゆげ塾
『マーベル映画究極批評』てらさわホーク
『会社員副業時代を生き抜くパラレルキャリアの始め方』かさこ
『もう一歩先の世界へ』苫米地英人/フィデル・カストロ・ディアスバラールト
kindle本が2冊あるが、これも1冊と数えておく(さじ加減)。
で、上の5冊を30日までに(もっと具体的にいえば『もう一歩先の世界へ』は31日の昼に)読み終えて、やっとこさ5冊読破。
この時点で半ば6冊読むことは諦めていたのだけれど、前日に知り合いから中村文則の『遮光』を勧められたので、買って読んでみたら、夜、一気に読み切ってしまったのだ。
いや、もちろん、自分で決めた目標を達成できないのは悔しいから(僕は本来“悔しがり”なのだ)、最後の1冊は意地でも読んでやろう、という気概はありましたよ。でも、あらすじから予想したよりもすらすら読めたので良かった。
決して“楽しく”“愉快な”小説ではないが、面白かった。
久しぶりに小説を読み切ることができたのも嬉しい(読んで途中になっていた『最後のトリック』はどうしても馴染めずに諦めました)。
中村文則については、まったく知らなかったのだけれど、作者がこの作品とデビュー作の『銃』を大切にしているそうなので(あとがきに書いてあった)『銃』も読んでみよう。
というわけで、一応、目標は達成できた(オメデトー!)。
で、僕が読んだ6冊中5冊はノンフィクションで、この傾向がここ何年も続いているので、一度流れを変えるためにも、9月はフィクション中心に読んでいきたい。
今月は特に冊数の目標は立てないけれど、やっぱり6冊ぐらいは読もう。
はてさて、結果はいかに。