続けられることも実力

BSで録画しておいた「お笑い成人式」を見た。

芸歴20年以上で、今まで大きな賞をとったことがないお笑い芸人10組がチャンピオンを目指してネタをやる番組。
僕は大好きな東京ダイナマイトが出るのを知って見たのだけれど、その他のどの芸人さんもとても面白かった。

ザブングルは「カッチカチやぞ」をもうやってないんだ、とか、そういえば「パスタ巻いてる?」っていう人たちいたなー(Hi-Hiだ)とか、懐かしい感覚もあったけれど、とにかく芸が面白い(ネタが面白い、という以上に“芸”が)。

無冠とはいえ、やめていく人たちが相当数いる中で、20年以上も「芸人でいられる」実力もさることながら、それぞれの生き様が芸に染み込んでいて、正直M-1よりも飽きる瞬間がなく、最後まで笑いっぱなしだった。

転じて、自分はこの芸人さんたちと同世代だけれど、20年続けてきたことないし、なにか一つに打ち込める性格じゃないなーということもわかっているので、そういう点で悔しさも感じたし、それじゃあ、これからどうやって生きていくのが自分らしいのか、ということも考えさせられたりした。

まあ、まだしばらく悩みながら進みますか。
いい味が出るように生きないとね。