未来のハードを横目に、憧れのハードを待つ

PCエンジンミニが発売になった。

僕は予約開始初日にポチっていたが(Amazon専売)、今日は仕事で受け取れなかったので、明日の配達を待つばかりなのだ。
実を言うと、メガドライブミニが手元に来るよりもワクワクしている。

「メガドライバー」である僕としてはメガドライブミニが発表されたとき、そして、その神がかった収録タイトルを知ったときには、当たり前のように超興奮した。でも、実際に手に入れてプレイしまくったか、といえば、それは違う。
「手元にあって、いつでもあの頃のメガドライブソフトをプレイできる」という状況が確保されれば、それで良いのだ。
存在してくれること自体が嬉しい、という思い。つまり、僕にとってのメガドライブミニは、実際にプレイするよりもコレクターズアイテムとしての価値が高いのだ(海外版だけどメガドライブの主要作がプレイできる「SEGA GENESIS CLASSICS」というソフトを持っているという理由もある)。

で、PCエンジンミニの場合はコレクターズアイテムというよりも、実際にやってみたい収録ソフトが多い。
当時、僕はメガドライブよりも後にPCエンジンを(友人のを中古で買って)手に入れたので、初期のソフトをほとんどプレイできていないし、有名なソフトが数多く出ていたPCエンジンは、思えば僕にとって一番憧れのハードだったのだ(メガドライブは結構初期に買ったし、最初に家に来たゲーム機がSC-3000だったことでメガドライブはなんか買うのが必須みたいな感じだった)。
ファミコン以上に綺麗な映像で、ゲームセンターのゲームの移植度も高かったのも憧れだったし、CD-ROM2ソフトの充実も憧れだったのだ(といいながらさらに高価なメガCDは買ってるけどな。理由は前述のものと同じ)。

だから、あの時やりたかったソフトをガンガンやりたい。
つまり1987年に元のハードが発売されていながらも、この2020年に現役ハードとして迎え入れたい。そういう気分でいるのだ。

そんな日に、今度は未来の最新機種PlayStation 5のスペック発表があった。
その性能の高さから計算が超速くなるから高グラフィックの描画が半端なく速い(語彙少ない)みたいなことらしい。
それはそれですごいことだが、ハードの性能を補うために、創意工夫してソフトをプログラムして補って作ってた時代とはもう別物なんだよなー、とも思ったりする。それは歳をとったということなんだろうか。
新しいハードは、とにかくロードが早くなればいいと思うよ、ボカァね。

というわけで、30年前のハードの到着を心待ちにしている。

あ、「FFⅫ」の話、してないよね。
それはもうちょっとプレイしてからね。