韓国映画3本観る

『パラサイト』を観たせいか、韓国映画を続けざまに観たくなった。

そんななか、ちょうど観てみたいなーと思っていたのがいくつかJCOMでやっていたので、1日1本のペースで観てみた。

まずは『王様の事件手帖』。
これは王様と官吏の「バディ推理アクション時代劇コメディ」みたいな軽い奴で、なかなか面白かった。
王様役の人がどこかで見たことあるな、と調べたら『パラサイト』の社長の人だった。同じ“人の上に立つ”役だけれど、雰囲気が違ったので最初気が付かなかった。今回の役はややお茶目だし魅力的。
後半、相棒の特技である「超絶記憶力」があまり活かされず、結局は“王様無双”な部分もあるが、楽しかった。
続編狙いで作ったっぽいけど、果たしてそこまでヒットしたのだろうか(続編あれば観たいとは思う)。

次に『エターナル』を観た。韓流ブームで名を馳せたイ・ビョンホン主演の映画だ。
僕がこれまで観たイ・ビョンホン映画と言えば『G.I.ジョー』とか『ターミネーター:新起動/ジェニシス』とか『REDリターンズ』とか『マグニフィセント・セブン』とかそういう感じの“4〜5番手”で出ているのしか見ていなかったので、主役で演じるとどんな感じなのか楽しみだった。
そうしたら、なんと、この映画は「イ・ビョンホン版のアレ」なのね!(広告文句の「映画史上に残る衝撃のラスト」ってそういうことかー。)

最後まで観終わると、きちんと伏線が張ってあったのもわかってよく出来ているし、ビョンホンも佇まいがカッコよいし、悲哀を感じるストーリーも良かった。ネタバレを知らない人にはオススメしたい。
余談だが、僕はその昔イ・ビョンホンに似(…以下自粛)。
あとシドニーに行きたくなった。とても。

それから『オールド・ボーイ』を観た。
これは公開当時かなり話題になったが、未見だったのだ。
パク・チャヌク監督の「復讐三部作」の一つで、「復讐ってそういう意味なのか」と後半納得。
あとユ・ジテはこの映画で注目されたのだね。『美しき野獣』で超上手い役者さんだなーと思っていたが、それはこの映画でも同じ感想。
バイオレンス多めだし、後味もあまり良くないが、面白く観れた。
大立ち回りするシーンが「横スクロールアクションゲーム」みたいで、これは狙ってやってる構図だろうけど、笑った。

そんなわけでジャンルはどれも違ったけれど、全部楽しく観れたので良かった。他にも話題作を中心に、アマプラとかJCOMを活用して観てみようと思っている。