めずらしく連続ドラマを観たので

普段あんまりドラマを観ない僕だが、今シーズンは2本観たのでそれについて書く。

1本目は「トレース 科捜研の男」(それにしてもこのタイトルはどうにかできたよね)。
これは途中参加で観たのだけれど、海外ドラマみたいに、1話完結でありながら、過去に起きた殺人事件の謎を追うという大きな物語が軸になっていて、途中から観てもなかなか面白かった。
主演の錦戸亮は、演技は上手いとは思わなかったけれど(失礼)、特殊な生い立ちをした主人公の悩みみたいなものは感じられた。あとなんだかんだジャニーズはカッコいいよね。
パートナー役(?)の船越英一郎は、2時間ドラマとは違った演技をしているのが、よくわかって面白かった。2時間ドラマのときのほうが可動域が広い芝居をしている感じ。月9だからか、このドラマではもうちょっとサラッとしていた。
ドラマを見る世代のことを意識しているのかなーと思った。それでいて、きちんと主役を引き立てていて、やっぱりしっかりした役者さんなんだなーと改めて英一郎の凄さを知った(いまさらながら)。
謎解きはまあ予想の範囲内といったところだったけれど(悪役だろーという人はやっぱり悪役だった)、この物語が終わった先の登場人物たちの物語が気になる作りになっていた。
僕の想像した月9とは違ったけれど(「トレンディドラマ世代」だからね)なかなか良かったですよ。続編ができたら観たい。

それから「相棒」。
気がつけばもうシーズン17。定番でありながらマンネリ化しないのは立派。今シーズンで鈴木杏樹が卒業という予想していなかった展開があったけれど、及川光博が「相棒」卒業後、それまで以上にドラマに出演している様を見ると、鈴木杏樹もより活躍できるといいなと思う。
反町隆史の、他の役者と若干演技プランが違うんじゃないかという感じの芝居も、見慣れたのか、あえてそのギャップを狙っているのかわからない具合に馴染んできて、これはこれで良いと思えるようになってきた。むしろもうちょっと見ていたい。
最終回は無難な終わり方をしたので、来シーズンにも期待したい。

と、ここで気づいたら、一応両方とも刑事ドラマだった。だいぶスタンスは違うけどね。
小説でミステリーをそんなに読むわけじゃないけれど、ドラマは推理モノが好きなのかもしれないなーと自己分析してみる。

来シーズンもなにか観ましょうかね(どんなドラマやるか、なにも知らないけれどね)。

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