KACはじまり、映画みる

KAC2024の題1回目のお題の小説書いたよ。

『ザ・奇術ショー』
https://kakuyomu.jp/works/16818093073023447024

「3分間で〇〇しなければならない」というお題から、「3分間で脱出」ということを思いついてしまったら、どうしてもタイムスリップものを書きたくなってしまった。今回のお題で終わらせる短編のつもりが、考えてるうちに、なんか続き物にしたくなってしまい、もうこの8回のお題で全部続けてやれーという気概で、中途半端な終わり方の1作書いた。結局ひととおり書き終えたのが深夜1時50分だった。
で、次のお題が「住宅の内見」で、どうやって繋げりゃいいのさ、という気持ちにはなってます。

まあ、この話はなんらかの形でちゃんと最後まで書く(オチはまだ考えてない)。

で、仕事終わりに映画を観た。
『瞳をとじて』というスペイン映画で、『ミツバチのささやき』という有名な作品を撮ったビクトル・エリセ監督の31年ぶりの長編。映画通ではない僕は、エリセ監督についてなんの知識もなかったのだが、これまた予告編で気になっていた奴で、今週になって上演時間と予定が合ったので観た。

3時間ある作品だから、正直途中で退屈になるシーンもあったのだけれど、最後まで見終えると、とても重厚なドラマを観たという感想。主人公の目線を通して、旧友との友情、父娘の微妙な距離、そして老いていくということ、など「これから向かう人生」について深く深く考えさせられた。自分がもう少し歳を重ねてからもう一度観たい映画かもしれない。
セリフがとても良かったのと(字幕で見てるけどね)、俳優の演技が本当に上手かった。あと映画好きな人にはわかるオマージュが散りばめられるそうだけど(後で解説記事読んだ)、そういうのわかるともっと楽しめるんだろうな。にわかな僕にはそれは無理でした。
でも劇場で観て良かった。3時間は正直長いのだが、今思い返すと無駄なシーンがどこもなかったのがすごい。僕は若い隣人夫婦との夕食で、ギターを弾いて歌うシーンがとても好きだ(その他のシーンでも「歌」は印象的に使われていた)。

で、ようやく今帰宅。
明日は少し緊張する打ち合わせがあるので、ノンアルをちょこっと飲んでとっとと寝ます。今週もやることたくさんあるから頑張ろう。