プレミアムフライデーにあまり効果がないから、次はシャイニングマンデーをつくるかもという話らしい。http://news.livedoor.com/article/detail/15087702/
月曜の午前中を半休にする、という、もう本当に実際の会社員の要望との乖離が激しい政策が企画されて世も末感が高い。
ただ考えてみれば「プレミアムフライデー」って、経済産業省の施策だから、金曜早帰りした後に遊んでもらうことで消費を促すのが目的で、労働者の福利厚生を充実させようとしている施策ではないんだよね。
だから、僕らが「望む」制度じゃないのも仕方がない。
でも「半日休暇」って取りにくいし、好んで取れるものじゃないから余計に質が悪い。
一番消費を刺激しつつ、労働者にも受け入れられるとしたら「毎月1回いつでもいいから休日を1日とれるようにする」だけでいい。そうすれば、各々、休みをとっても問題ない日を選べる。欲を言えば毎月消化しなければいけない年次有給休暇(この場合は月次有給休暇?)が増えればいいけれど、そうじゃなくても、現状取りにくい有休を毎月とれるようにして消化を促すだけで、企業にとっても労働者にとってもメリットだよなーと思うのだけれど(ある程度の規模の企業でそれすら取れないってなったら、働き方がいびつなのか、ブラックなのかどっちかだろう)、そういうのじゃダメなんだろうか。
「プレミアムフライデー」が結果が伴っていない今もこういう現状とかけ離れた施策が出るというのは何かがズレているわけで、そこを今一度考えてほしいな、と真剣に思う。
本当は「なんだよ、そのネーミング!(笑)」とかツッコむだけにしたいけれど、今このズレを少しでも戻しておかないと、いずれとんでもないことになりそうだなーという不安があるので、きちんと怒っておきたい。