異文化コミュニケーション

外国人と仕事の交渉をした。
相手はドイツ人の男性だったが、ドイツ人らしい生真面目さと(ステレオタイプな見方ではあるが)話しやすい雰囲気をもった方だったので、交渉をするのはなかなか楽しかった。

日頃、さほど外国人と仕事の話をすることはないのだけど、今回改めて思ったのは外国人の方は主張がはっきりしている、ということだ。
料金のことやら、希望時間のことやら、希望条件を包み隠さずはっきりと主張してくる。それが「ダイレクトすぎる」と好きになれない人もいるだろう。僕もどちらかといえばそうだった。
でも最近、時間をつかったあげくに、のらりくらりで着地しない交渉をしていることが多いので、肝心な条件をバシッと言ってくれる相手は楽だなーと思う。腹の探り合いをせずに済むからだ。相手の望みがはっきりするので、どうやったらそれに合わせられるのか、それともどうやっても合わせられないのか、とこちらもゴールを決められる。

外国ではいつもこういう交渉がされているのだろうか。翻って日本の(というか自分の周りの)交渉のダラダラ感と、物事の進まなさを考えると、少なくともスピードという点では、外国にそりゃあ太刀打ちできないわな、とか考えてしまった。
とかいいながら、今日のクライマックスは「外国人と仕事の話できてる自分カッコイイ!」とちょっと思ってしまったことだったりするんだけれど(完全に調子に乗るタイプ。あと、全部日本語で、だ。)。

ちなみに、この交渉が成立するかはまだ決定していない。