リスキー

ブログ更新の時間がだんだんと遅くなってきた。

余裕をもって書いていればいいのだが、いざとなるとなかなか書けないものだ。ピクロジもあるし(ハマりすぎ)。

今日も22時頃に更新しようと思っていたのに、「リーガルV」を見てしまったり、『ピクロジ』をやったり(くどい)と、気づいたら23時をまわっていた。
そして、この緊急避難的なやっつけブログになるわけだが、ここで一瞬ヒヤリとすることが。

このブログはレンタルサーバーを借りてwordpressで作っているのだけれど、「サーバーが見つかりません」と表示されて、一瞬つながらなかったのだ。
とはいえ、もう一度ログインして入れたので事なきを得た。
だけど、こうやってギリギリの更新をしていると、サーバーの都合で毎日更新が途切れてしまう可能性もあるのだ。これはひとつ覚えておかなきゃいけない。

でも、リスクヘッジの方法はとくに思いつかないんだけどね。
少なくとも、できるだけ23時前には更新をかけるようにしよう。

さあ、明日はどうでしょうか?

イラストロジック中毒

iPhoneのアプリで『ピクロジパズル』というのが配信された。

ゲームメーカーのコナミが作っていて、往年のコナミのゲームキャラの(ハドソンを買収しているのでハドソンのキャラも)イラストロジックだ。

アプリで出ているイラストロジックは当たり外れが多いので、基本スルーしていたのだけれど、コナミ&ハドソンのキャラが出てくるというので、早速ダウンロードした。
イラストロジック自体が好きだけれど、出てくる絵柄が「花」とか「しんかいぎょ」とかばかりだと、テンションが上がらない。でも、自分の知ってるゲームキャラが出てくるだけで楽しみが何倍にもなる。

先日、Switchの『ピクロスS2』をクリアしたけれど、これがそういうモチーフばかりで、ちょっとがっかりしていたのだ(だって同じメーカーが出した「ピクロスDS」は任天堂キャラが出るのがあって、それが楽しかったのだ。今回それが全くないなんて!)。

で、この『ピクロジパズル』。ものすごく面白い。
いや、スマホの小さい画面なので操作性は悪い。違うマスを塗りつぶしてしまってイライラすることも多い。
でもクリアして出てくる絵柄がおなじみのキャラというだけなのに、それがすごく楽しい。さらに絵柄はコレクションされるので、集めたくなる心理を見事に突かれている。難易度も今のところクリアできるレベル。
コンプまでの達成度が出ているのだけれど、2日で23.4%まで来た。

イラストロジック好きならわかるだろうけど「あと1問だけ!」を何度も繰り返し、気がつくと2時間近くやってしまっていた。とてもマズイ。
あと、BGMが『ツインビー』だの『グラディウス』だのでそれもまた中毒性を高めてしまっている。
レトロゲームファン&イラストロジックファンホイホイに見事に嵌ってしまった構図。
もとがドット絵だからかキャラクターの再現度も高い。そういう点でも、レトロゲームとイラストロジックの相性はとてもいいのだ。

まあ、このペースで行けば1週間くらいでコンプリートできるはずなので、ひとまず終わらせてしまおうと思う(皮算用)。

『キャビン』

ホラー映画とパニック映画は嫌い(怖い)から見ないのだけれど、“新感覚”ホラーという触れ込みと、脚本が『アベンジャーズ』のジョス・ウィードンだったので『キャビン』を観た。

とはいえ、怖いので昼に見るという作戦をとった。それでも、目を背けてしまうシーンがあったので、まあ成功だったと思います。

公開時はいわゆる、
パーリー系の若者が田舎の別荘でウェイウェイ言わせてたら化物に襲われる・・・という典型的なB級ホラー映画と思いきや、予想を裏切る展開の連続!
という紹介をされていたように思うけれど、作品の中では、それを秘密にしているわけではなくて、裏があるということは初っ端から提示されている。
その辺りも“新感覚”なのかもしれない(改めて予告編見るとその辺明らかになってましたね)。

で、ホラー映画好きな人には、そういう意味で面白いわけではないんじゃないかなーと思う。
ホラー映画のパロディというかオマージュを入れているけれど、その後ろに大きな「何か」があるとわかって見てしまうので、化物が持つはずの「呪い」とか「恨み」みたいなものを観客は共有できない。終わりに向けて滅茶苦茶になる展開は笑えるけれど、これを「ホラー映画」というくくりにしたらホラー映画ファンに怒られそうな気がする。
「B級感」という意味では、確かにそうだけどね。

大きな目的の前では、人間の感覚は麻痺してしまうというか、その麻痺を取るための手段が酔って騒ぐことみたいなことが一番のホラーなのだな、とまさかの現代社会への批判がテーマだったりして、ジャンルフリーな映画ではあった。
観終わって神妙な気分になるとは思わなかった。

面白かったかというと微妙だけれど、気になっていたので観て良かった映画。
こういう切り口の娯楽作(でいいんだよね?)もアリと思ってみると楽しい。

『ラブ・アゲイン』

『ゲット スマート』を観て以来、大好きな俳優であるスティーヴ・カレルが主演のラブコメディ。

『ラ・ラ・ランド』コンビの(っていう言い方は失礼だが)、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが出ていて、二人共演映画の特集のひとつとしてケーブルテレビで放送したのを観た。

話自体は、離婚の危機を迎えた夫婦を中心とした片思いというか、一方のベクトルが強い恋愛模様を描いたもの。
イケメンナンパ師のライアン・ゴズリングに、真面目一辺倒だったスティーヴ・カレルが弟子入りして男を磨くのだが、その描かれ方はサラッとしていて(でもマジックテープの財布がダサい扱いなのはアメリカも同じだとわかった)、メインは結局、それぞれの一途な思いだったりする。

エマ・ストーンは『ラ・ラ・ランド』のときよりまだ垢抜けてないが、この後立て続けに有名作に出る片鱗を見せつける。
単純にいえば可愛い。チャーミングという言葉はこの時のエマ・ストーンのためにあるんじゃないかと思うほど。
特にボーイフレンドにキレた後、ライアン・ゴズリングと会話するシーンはとても可愛い。惚れる。この二人のシーンはとても愛らしい。
この男二人のそれぞれの恋愛が並行して描かれていたかと思いきや、そこが交錯する意外な展開を見せ、最後まで楽しめる。

恋愛って客観的に見ると、すごくバカだなーと思うのだけれど、それが愛おしく感じるのも確かなのだ(原題の『Crazy,Stupid,Love』は、なるほどこの映画の内容を正しく伝えている)。

自分もこの映画のスティーヴ・カレルに負けず劣らず恋愛不器用ではあるけれど、人を好きになるって素敵だなーと思える作品。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

雑誌の映画評で見て、劇場で観たいと思いつつ、行けなかった映画。

主人公は40代ぐらいの中年男で、犯罪組織の末端としてその日暮らしをしている。
主人公の日々の生活はタバコを片手にヨーグルト(多分ダノン。4つ小分けのパックになってるやつ)を食べながら(この姿がなぜかサマになっている)アダルトDVDを見るだけ、というところに、人生に何も目的がない様子が見てとれ、なんとも悲哀を感じさせる。

この男が、隣人の仕事仲間と一緒に仕事(といってもチンピラ的な汚れ仕事)をしていたら、ハプニングが起こり仲間が目の前で殺され、自分も死んだはずが手に入れていた力のおかげで生き残ってしまう。その罪悪感からか、殺された仲間の娘を失敗した仕事の依頼人たちから助けることになる。この娘は精神が壊れて「鋼鉄ジーグ」の世界に逃避してしまっているのだが、そんな彼女を匿いながら、この依頼人たちと戦うことになる。

スーパーパワーを手に入れるのが放射性物質を全身に浴びたから、と、その前提はよくあるものなのに、マーベルコミックやDCコミックのような話ではない。ただ、現実にスーパーパワーを手に入れた人が本当にいたとしたら、こういうふうになるんじゃないかというリアリティがある。なにせ、パワーに気づいた後に大金を手に入れた主人公がやったことは、ヨーグルトを大量買いしてDVDを大型プロジェクターでみることなのだ。質的変化ではなく量的変化しかできないところにもまたリアリティを感じる。

この主人公が初めはヒロインに巻き込まれつつ(というかその色っぽさにのめり込みつつ)、やがて彼女のことを本当に愛おしく思うようになり、彼女の求める「鋼鉄ジーグ」になろうとする過程の描き方が良い。引き込まれる。
この子がすごい美人じゃないんだけどエロ可愛くて、どちらかと言えばブス可愛い。「子」とか書いてるけど、20代前半ぐらいの設定だと思う(でも演じてる人調べたらこの時すでに30歳だった。女優!)。

生きる意味もなく、ただ漫然と人生を送っていた男が、彼女と出会い(そして愛し)生きる意味を見つけた後の展開は、胸熱で感動的だし応援したくなる。

また、敵役(これまたマフィアの大ボスではなく、その世界では認められていない小物なのが悲哀を感じさせる)がとにかくクズすぎて、心底イライラする。憎まれっ子世に憚るの文字通り、いつまでもしつこいところもいい。この配置がとてもおもしろい。

そして伏線をきちんと回収する良い脚本も隙がない。僕はイタリア映画をそんなに見ていないので、これがイタリア映画っぽい、とかはわからない。でも、ヨーロッパ映画らしいジメッとした空気が漂うし、サンタンジェロ城のそばを疾走する映像は美しい。人生を考えさせられる映画。とても好きなタイプの映画だった。

エンドロールが終わった後も、彼は人々の平和のために戦い続けるのだろう。

僕とMacbook

Macbookを愛用している。

愛用している、といっても、実家にデスクトップPCを置いてきたので、ひとり暮らしをしてからはMacbookをさわる機会が多くなって、メインPCになっただけではある。
iPhoneを買ってから、なんとなく「mac」に憧れて(というかノマドで働くならmacだよね、という形から入って)衝動買いしたものだが、なんだかんだ、今とても役立っている(一番驚くのは、マウスなしでも全然構わないようになったことだ!)。

僕のMacbook Airは「Early 2015」というバージョンなのでかれこれ3年使っていることになる。ひとり暮らしをする半年ぐらい前に買ったような覚えがある。
iPadもiPhoneもいいけれど、文字を打つ、というか、長い文章を打つのは結局、ちゃんとしたキーボードのほうが捗るのだ。今ではすっかりブログのためだけにあるようなものだ。

さて、なんでダラダラと自分のMac歴を書いているかというと、今、ブログを書こうとMacの蓋をあけたら、昨日の夜からスリープ状態だったことに気づいたからだ。そういうの始めてだったので、ついついMacbookについて書きたくなった。
バッテリーが12%になっていて若干慌てた。
完全にバッテリー切れで立ち上がらなかったら、きっと原因がわからずパニクってただろう。

なんか電子機器に弱くなってきた気もする。
歳をとると一律でそうなるものなのだろうか。ちょっとだけ不安になってきた。

ガジェットについて少し真剣に勉強してみよう。

気が抜けて

どうやら少し風邪をひいたようだ。

もちろん、季節の変わり目の寒暖差が一番の原因だけれど、今まで張っていた気が緩んだからなのもあるだろう。

世間は明日から三連休だけど、僕は日曜休みなだけだ。
それでも、最近は“きちんと”遊んでいなかった気がするので、明後日の休みに向けて体調を整えようと思う。

大事なのは緩急だ。緩む時は緩んでいい。
緩みっぱなしにならないように気をつけよう。

降りきる

木を降りる話を書いた

これはすごく個人的な、そしてとても抽象的な話だ。

今日、木を降りきって大地に立った。
3m上から見たら、ぺんぺん草も生えてないような荒廃した土地に見えた。
2mになって見たら約束の大地に思えた。
1m上からだと近すぎてよくわからなくなった。

そうしてようやく大地に足を踏み下ろした。

そこには希望があった。
決して優しい甘美な土地ではないけれど、絶望するような景色ではない、慣れ親しんだ大地だった。

ご心配をおかけした関係各位の皆様、どうやら大トンネルからは抜けられそうです。

自分がこれまで頑張ってきたことが報われた気はする。
だから、目の前のことやっぱり頑張り続けるしかないんだよな、と改めて思う。
それから、期限を切って進んできたのが良かったのかもしれない。

自分の悩みを話して「明けない夜はない」と何人かの人に言われた時、そんなことは信じられなかった。
口では言ってられるよ、とも思った。
でも、少なくとも、今回は夜が明けた。

だから、僕も悩んでいる人がいたら言いたい。

「明けない夜はない」と。

あとは自分次第なので、これからも目の前のことを一生懸命やっていこうと思う。

ウルフ

高橋由伸監督が辞任するそうだ。

巨人逆指名からの日テレ女子アナと結婚。背番号は中畑譲りの24番。松井とともにクリーンアップを務め、優勝にも貢献。そして現役引退直後に監督就任。

そうなんだけどなー。
経歴は華々しいのに巨人の選手にしてはちょっと地味な印象を受ける。
それはきっと「巨人の」という看板のほうがデカく思えるからだ。巨人に“囲い込まれた”野球人生だったように思える。

そして長嶋監督がつけたニックネームが「ウルフ」。
なぜ「ウルフ」だったのか、それは長嶋さんしか知るよしもないが(インターネッツによると、チャンスに強い説と、犬に似てるから説があるようです)、「ゴジラ」のように定着しなかったし、「ウルフ」って呼ばれてもピンとこない。

僕は巨人ファンじゃないが(アンチというほど嫌いでもない)、まだ現役を続けたかったのに人材不足で、仕方なく引退→監督という道を選んだという噂を聞いたときに、ちょっと同情したりもした。
慶応から巨人に入ってスター選手になっても、人生思い通りにいくわけではないのだろうか、と。
苦労のほうが多い野球人生だったから、華やかな経歴も地味に見えてしまうのかもしれない。

こういう形で監督を辞めたわけだけれど、王さんのように、外に出て花開いた監督もいるから、もう一度どこかでチャレンジしてほしい。
巨人以外の監督になったら、ちょっとだけそのチームを応援したいと思う。

お疲れ様でした。

ノーベル賞受賞

ノーベル医学・生理学賞を日本人の本庶佑 京大教授が受賞した。

ノーベル賞受賞の研究はレベルが高すぎて、僕には研究自体やその成果がどれだけすごいのかイマイチわからないものが多い中、ガンの新しい治療法を作った(ざっくり言ってますから、厳密には違ってたらゴメン)というのが、僕でもわかりやすくていい。
現にこのオプジーボでガンが完治した人もいるそうなので、なおさらわかりやすい。

本当は、ネットでひとり歩きしている発言の「教科書に書いてあることはたいてい嘘」とまでは言ってなかったり(実際は「教科書に書いてあることを信じないこと。、常に疑いを持って『本当はどうなっているのだろう』と。」とおっしゃって探究心の大切さを語っている)、ジェームズ・アリソン テキサス大教授(この人は「ヤーボイ」という抗ガン剤を生み出す研究をした方らしい)と同時受賞だったりするのが語られない報道姿勢にいささか異議を申し立てたくなるが(逆に「報道をそのまま信じないこと」という皮肉になっているな)、本庶教授の偉大さは変わらない。

ガンもいずれは結核同様、不治の病ではなくなるのだろうか。
世の中は色々変わっていくのだ。