今日はちょっと遅い出社だった。
なので、ラッシュのピークは避けつつも、それなりに混み合う電車に乗り込んだ。
で、ちょうど大学生の多い時間帯だったようで、学生らしき人達がほとんどだったのだが、どうにも、電車の乗り方が下手に思えて、気になった。
具体的には「まだ奥へ入れるだろう」とか、「まだドア側に顔を向ける位置じゃない(回転のタイミングが早い)」とか。
大学生ともなれば、そういう満員での“動き”はわかるだろうに…
と考えはじめて、ハタと気がついたのだ。
僕は小学校が私立だったため、小学1年生から電車通学だった。だから大学1年生時でも満員電車歴が12年。もう当時でベテランの域に達していたわけだ。
だけど、一般的には高校まで地元に通う学生も多いだろうし、大学生になって初めて電車通学という人や、上京してきた学生であれば地元と東京の電車の混み具合は違うだろうから、大学生には満員電車歴が浅い人が多いわけだ(高校からだとしても3年だからね。まだまだひよっこ)。
そう考えると、大学生はまだまだ(満員時の)電車の乗り方を会得している人が少ないのではないかと。
自分の感覚で言えば、大学生ぐらいなら乗り方とっくに知っているだろうと思っていたのだが、そういう人ばかりじゃない。
これが電車通学を早くから経験している自分の盲点だったのだ。
逆に、通勤時間はもっと混み合うけれど、乗り方はみんな上手いので、気になることが少ない。通勤ラッシュ時に電車に乗っているのはベテラン揃いなのだ。
たかが電車の乗り方でも、経歴がモノをいう。
そういう気づきを、ちょっと遅めの通勤は与えてくれた。
何事も日々勉強です(良いこと言ったつもり)。