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きぐるみ

職場にきぐるみが来た。
2体。

お客さんの前に午前と午後の2回出たのだけれど、2回目のほうが“こなれていた”のに感心する。
バックヤードで、「どうすれば可愛く見えるか」のポージングを先輩が後輩に教えていて、そのけなげな姿が可愛かった。
そういう姿を見ると、きぐるみが可愛いのは当然として、中の人に惚れる。
あと、その構造ね。よくできてるんだ、これが。

それと、きぐるみに入ると、人はちゃんと「演じる」ということもよくわかる。きぐるみも立派なペルソナのひとつなのだなーと思った。

じゃあ、自分が入りたいかと言うと、そうでもない。
いや、あれは大変ですよ。

全国のきぐるみストをリスペクトします。

アジアカップ決勝 VS カタール

まあ負けたのはしょうがないかな、と思う。

逆に優勝してしまって、課題が全部ないがしろにされるよりもずっと良かったと思っている。日本のスポーツ界はそれでなくとも「勝てば官軍」な雰囲気があるから。

1点目は仕方ないといった感じ。もちろんふわっとした入り方をしていた時間帯だから起きたことだろうけど、曲芸みたいなバイシクルシュートだったので、あれは決めた相手選手を褒めるべきだ。
2点目は余計だった。誰が誰にどうプレッシャーをかけにいくかが曖昧な状況でフリーにしてしまった。
もっとも、1点取って余裕があったから、あの位置から打ってきたのかもしれないけれど。

それでも、日本代表のサッカーは僕がみたその前の2試合と同じように、攻撃の緩急がなかったし、もっといえば約束事が感じられなかった。だから得点の予感がないのだ。

たとえば、前線の3人のユニットにしても、大迫を起点にして南野と原口がサイドにあがるのか、あるいは中央に攻め込むのか。
もしくは2列目(1.5列目?)の二人で溜めをつくって大迫にスルーパスを出すのか。
3人で時間を作り、中盤があがって数的有利を作るのか。

そういう攻撃の約束事が全く見えなかった。
ボール持ったら、あとは前線でなんとかしましょう、というふうにしか見えなかった。ひらめきにまかせる感じ。
それは僕が「かつて見ていた」日本代表と同じだ。

ボールをもらってから前を向くスピードが、昔よりはあがったと思う。ただ、その後にどうゴールに迫るのか、というところの判断が1テンポ遅く感じた。だからシュートを打つ前に、パスを出す前に、相手に寄せられ手詰まりになるシーンが多かった。

今回の試合で、日本はまだ個人の能力ではゴールを奪えない、ということがよくわかったと思う。
だから攻撃の約束事を作るべきだし、「これが日本の攻撃パターンだ」というものをまずはひとつ作ってほしい。

もちろん守備にも課題はあるだろう。
でも、やっぱり得点を取れなければ勝てないスポーツなのだから、攻撃の形を作って、それがダメならまた別の方法を、というふうに発展させてほしい。

でも本当に、ここで負けておいて良かったんじゃないか、と思っている。
現時点での、日本代表の現実的かつ達成すべき目標は、ワールドカップでベスト8に進出することだろう。
そのために何が必要か。この敗戦で修正するチャンスを得たのだ。

だから僕は次に期待したい。
次の試合で、「あ、日本代表、ちょっと変わったな」という姿を見られれば、この負けは、優勝以上に何倍もの価値を持つ。
だから、この悔しさを必ず次につなげてほしい。

頑張れ、日本代表。

おフランス

食パンがブームらしい。

それも2斤1000円近くする高級食パンが流行っていると聞いた。実際、僕の地元にも食パン専門店がある。
パン好きはやっぱり、食パンが基本なんだろうか。

そんな世相に逆らって、僕のお気に入りのパンはフランスパンなのだ。
これは多分、幼少期に横浜のポンパドウルでフランスパンを買って食べた思い出が、強く関係しているのだと思う。
大人になってからも、ポンパドウルでソーセージ入りのフランスパンを買って、港の見える丘公園で食べたのだが、その時も幼少期と変わらず美味しかった。

で、最近、週に2回ぐらいワインを飲むので(一人で!)、そのおつまみとしてバゲット(もしくはバタール)に明太子ペーストやコンビーフを乗せたものを食べているのだけれど、これがまた超美味い。
で、どこのフランスパンが一番美味しいかを探すようにもなってきた。
今のところ「ル・ビアン」のバゲットが断トツで美味しい。
もっとも、まだ地元と職場近くのパン屋でしか比べていていないのだけれど。

なので、しばらくはフランスパンをマイブームとしようと思う。
太る一方だな、これは。

Back to the roots Part1

実をいうと今年は「いかに自分らしく生きるか」というテーマを持っている。

「いかに自分らしく」というのは、結局「いかに楽しく生きるか」という根源的な、それでもずいぶんとぜいたくかつQOLを意識したテーマではあるが、「それなりに幸せではあるがいまいち楽しめていない人生」を、「幸せかつ楽しめる人生」に変えることが目標。それはできそうでできない、難しい命題である。
「自分らしさとはなにか」と考えたときに、自分の過去を振り返ってみようと思うのは至極当然のことのように思える。

そんなわけで休みを利用して、秋葉原へ行ってきた。

秋葉原は、今でも年に3~4回は行くが、高校生のときは月1回はあたりまえ、2週に1回もめずらしくないほど足繁く通った町だ。
昔の秋葉原をひとことで表せばサイバー、もしくはジャンクだったが、ある時を潮目に萌えに変わった感がある。
その変化は、メイドカフェの乱立から始まったのだろうが、僕が思うには家庭用ゲーム機が衰退し(ゲーム世代が大人になって卒業し)、またPCと家電が秋葉原以外で簡単に安く買えるようになったからだ。

僕(と友人たち)にとって秋葉原に行く目的は、いかに安いお宝ゲームソフトを見つけるか(ファミコンの「トップライダー」が980円で売っていたことがある)と、身近で買えないものを買うか(それはハイスペックPCだったり、輸入ソフトだったり)だったのだ。お金に余裕があったわけではなかったが、買うまでに至らなくてもウィンドウショッピングが楽しかった。
時代を経て、まず大型ディスカウント家電店で買えるようになり、ゲームソフトは大量に生産しなくなったせいか価格が暴落することがなくなったり(それはメーカーにはよいことだろう)、海外のめずらしいものもネットで買えるようになった。

今、秋葉原で一番目立つのは、メイドカフェ(を筆頭とした萌えビジネス)と、レトロゲーム屋と、フィギュアやUFOキャッチャーのプライズを売る店。トレーディングカードショップに、それから少々のアダルトショップ。もちろんメイン通りを一本後ろにいけば昔ながらのジャンクパーツ屋はあるけれど、大通りは上記のもので占められている。

僕が通いだした四半世紀ほど前から少しずつ街の様相が変わり、僕の好きだった秋葉原からはすっかりと変わってしまっている。
それでも、レトロゲーム屋を覗いたり、プライズショップの景品を見たりするのはわくわくするので、根本的に、僕はこういうゲームやキャラクターものが好きなんだろう。

秋葉原に降りた僕は、まず東京レジャーランドへ行った。ここは僕がもう大人になってからできたゲーセンなので、青春の思い出はないが、そこそこ空いていて遊びやすいのだ。で、WCCF(というトレーディングカードを使ったサッカーゲーム)を8クレジット分やる。となりがダーツスペースになっていて、けっこうな数の若者がダーツに興じていた(僕もダーツを“ちゃんと”やりたい)。
WCCFも最後にやったものからバージョンがあがり、ゲーム進行が昔と違ってちょっと焦った。このゲームの初代が出た16年前はゲーセン通いしたほどハマった。なので、プレイをすると自然とその頃の感覚を思い出す。

それからレトロゲームの聖地ともいえるタイトーHey(というゲーセン)にも行く。でも、レトロゲームって「上手くないとやるのが恥ずかしい」ものだ。僕は正直、どのゲームも上手いというほどの腕前がないので、上手い人のプレーを見るだけだ。「極上パロディウス」が稼働していて、これもまた4面程度しか進めないけれど、大好きなゲームなのでやりたかった(上手い人がやっていた)。それで、レトロゲームコーナーを出て、これまたかつてハマったjubeat(音ゲー)を1プレイした。
WCCFも変わっていたが、jubeatもただ、ボタンを叩いていれば良かったのが、「ボタンをホールドする」という行為が増えていたので驚いた。考えてみれば、いかにバージョンが更新されようが、10年前に出たゲームだから、なにかしら新要素が入っていないと続かない、ということだろう。
ただ、一方で新しいゲームがウケないということなのかもしれないが。

道中、ソフマップのMacだのDTMが置いてある店に入る。
昔秋葉原には、LAOXの楽器館があって、僕はそこでいろいろと物色して、DTMやMIDIに興味をもっていった。この店はもう、セミプロの方々が、決まった目的のものを買うためだけにあるようで、僕には敷居が高い。まずはどの機材が何の目的で存在していて、どうつなぐのか、そういうところから勉強し直そう。
あと、Macbook Airを売って、Proを買おうかと思っている。中古のMacbookでも良いのだろうかね。

帰りがけに、書泉ブックタワーに寄った。
かつては8階がゲーム系書籍、7階がマンガ、コミックという扱いだったと思うが、今は7階は女性向けコミック、6階が男性向けコミックというフロア分けがされていて、訪れる女性の数が増えたのだなーと思った。
サイバーな頃の秋葉原には女性はほとんどいなかった(いたら、その女性は間違いなくモテていたはずだ)。オタク文化が男性だけのものではなく、今や女性のものもすっかり定着したのだな、と書泉のフロア分けで実感したりする。

他にもガンダムカフェのガンダム焼きがなくなっていたり、僕が気に入っていた(と言っても1回しか行ったことがない)メイドバーは別の店になっていた。続くものは続くが、淘汰されるものはされてしまう。商売の原理ではあるのだろうが、なんとなくセンチメンタルにもなる。

午後いちからブラブラしているうちにすっかり夜の時間になったので、思い出の飲み屋「天狗」でひとり飲みでもしようかと思いつつ(僕はこの飲み屋のエピソードから曲を作ったのだ!)、それはまた次回のためにとっておくことにしよう。

今回、自分のオタクっぽい性質に改めて向き合えた気がする。何が好きで何が好きでないか、がわかってきた。
それを自分の今後の人生にどう活かすか。
とにかく自分の過去を見つめ直す旅はこうして始まった。(つづく)

『エクス・マキナ』

ケーブルテレビで放送された『エクス・マキナ』を観た。

この映画は観たいような、でも自分の苦手なタイプのようなで、録画していたものをしばらく放置していたのだけれど、気になったままだと心身に良くないので意を決して観た(それほどのものじゃないか)。
で、予想は半分当たり、半分ハズレ。苦手とまではいかないが、好きなタイプではなかった。
ひとことで言えば「マッドサイエンティスト VS 人工知能」で、さあアナタはどちらにつくか?という展開。

オチは観てください。

とにかくAI役のアリシア・ヴィキャンデルが可愛くて、そりゃあ惚れるだろうと。美人で知的で純粋で無垢。
惚れる要素満載で作られているのだから、主人公だけでなく、映画を観てる男性が彼女(といっていいのかね)を「好ましく思う」のは当たり前だし、それはズルい。
映画の中で、なぜAIが女性型アンドロイドでなければいけないのか、というエクスキューズは一応あるが、作品としては「そうでないと話が進まないから」ということだ。

二次元キャラへの恋愛の警鐘なのかなーと思ったりもするが、それは特に語られない。
というか、AI含め、遺伝子操作などの人類の、神の真似事への警鐘が、この映画の根底にはあるのだろうと思う。ちょっと危ぶみすぎな気もするけれどね。

でも、この映画を見終わって思うのだ。
たとえばSNSで個人として存在しているアカウントは本当に個人なのか。
もっと言えば、教えてもらったLINEのやりとりは本当に“その本人”がやっているのか。本当はSiriがやっているんじゃないのか。
僕らは毎日、そうやってチューリングテストをさせられているんじゃないだろうか。

そんな、ゲシュタルト崩壊をちょっと起こす作品。
まあ、基本、信じていきましょう。

ちなみにこのブログは100%本人が書いています。
(AIのほうがもっとカッコいい文章書けるはずだ)

アジアカップ準決勝 VS イラン

イランは強かったよね。

とはいえ、僕が観たのはベトナム戦だけだから、「ベトナムに比べて」の印象でしかないけれど。
前半、当たり負けしていたシーンが多かったし、イランのほうが得点の匂いがしていた。それをしのぎきってから、20番のFWに繋ぐという相手のパターンを封じたことが勝因だろう。富安っていいDFですね。

一方、スコアほどの完勝とは思えない。
1-0のときはまだ試合になっていたが、2-0になった後は、リードされている側の焦りから、相手のプレーが雑だったので助かった。
かつて、日本が逆にそういう状況になったのを何度も見ているから、今や、対戦相手が日本戦でそうなる、ということに時の流れと日本の強化を感じる。
もっとも、そうなってしまうのは、イランもまだ「アジアレベル」ということなんだろう。

それと、日本はDFとキーパーがベトナム戦に続いて危ういミスをしていたが、ああいうシーンで得点されないラッキーが、長い目で見て本当にラッキーなことなのか疑問だ。
どこかで一度得点されて、痛い目にあっておいたほうが、将来的には良いような気もする(だってしょっちゅう見るんだもん)。

とにかく、色々不安要素はあるが決勝に進んだ。
結果が出てしまうと、反省点がぼやけてしまうのは問題だけれど、やっぱりなんだかんだで優勝してほしい。

ニュー・ヘアー

意を決して新しい美容室へ行ってみた。

HotPepperで検索して色々悩んだ結果、こじんまりとしていて、店内の写真がトラディショナルな(あまり洒落すぎてない)ところを選んでみた。
それから以前行っていたところより少し値段が高いところにしてみた。友人にどのくらいの値段のところへ行っているか聞いたら、僕のよりずっと高額だったので、今まで納得いく出来にならなかったのをコストの問題と考えてみたのだ。
とはいえ、超高いわけでもなくプラス1000円ぐらいだけれど。

会社帰りに行ったのだが、緊張のせいかお腹が痛くなったり、万全な体調ではなかった。
でも、ここで気づいたのだ。
僕も緊張しているけれど、店員さんのほうがよほど緊張しているはずなのだ。だって、僕はお客様。店の方は、ここで僕に気に入ってもらえてリピーターになってもらわなければ一人見込み客を失うわけだ。だって、次に来ないお客さんはよっぽどのことがなければ二度とその店を使わないだろうから。
そう考えたら、少し気が収まって(お腹痛も)時間どおりに無事、目的の美容室に到着。

で、新規のお客さんなので、カット前にカウンセリングをしてくれた。髪質や気になるところなどを聞き取って、ヘアカタログも参照しながら、どんな髪型にするかの希望を聞いてくれるのだ。多分実質5分くらいなんだろうけど、緊張して15分ぐらいに感じた。
それをもとに手際よく切ってくれて、切るか切るまいか迷ったときはこちらに意見を聞いてくれ、とても感じがよかった。
おまけに眉ぞりもついていたし、途中にお茶のサービスもあった。

そういう、昔ならついてなかったサービスを受けると、美容師さんって大変だなーとしみじみ思う。だって競合他社はたくさんあるし、ちょっと気に入らなくなったり、他に良い店ができたら、そのお客さんはもう来なくなっちゃうわけだ。多分すごい気を使ってるんだろうと思った。

そんなわけで、カウンセリングを経た髪型は、すっきりしていながら「おっさん感」が低く、店員さんの感じも含めて、僕の中で合格点だったので、もう一回そこに行こうと思っている。
男っぷりもきっとあがっただろう。

と思って、今日、同僚にその話をしたら「あんまり前と変わらない」とのこと。

これはなんでしょうね。僕の資質の問題?

なら1000円カットでいいじゃん(いや、まだ美容院でねばりますよ!)。

ニセトリキ

僕の友達はひとりで鳥貴族へ行くらしい。

ツイッターで、オススメメニューを披露していてそれを見たら、僕もひとり鳥貴族をしたくなってきた。

僕はひとり居酒屋というのを1回だけしたことがあるが、そんなに楽しめなかった。手持ち無沙汰感が強いからだと思う。ひとり呑みをするんだったら家だよなーと思う。
今日は「ひとり鳥貴族」をするチャンスだったし(日曜は比較的飲み屋は空いていそうだから)、気分的には外呑みをしたかったけれど、結局いまひとつ決意を持てず、でも焼き鳥が食べたくなったので、クイーンズ伊勢丹で焼き鳥を買ってきて家呑みをした。トリキっぽいメニューだ。

クイーンズ伊勢丹の焼き鳥はけっこう美味しかった。さすが「高級スーパー」(でいいんだよね?)だなーと思う。
で、塩1本、タレ6本で晩酌をして、けっこう満足してしまった。

でも、近いうちにひとり鳥貴族はやっておこうと思ったりもする。
なんとなく、そこにロマンを感じるからだ。

それは、ひとつおっさんになった、ということなのだろうか。

全豪オープン決勝を観た

大坂なおみが全豪オープン優勝。
その瞬間をテレビで観ていた。

いろいろと感慨深いものがあるが、単純に“日本人が世界ナンバーワン”ということじゃなくて、一人の人間のこれまでの成果が、ひとつ結実した瞬間というのはやはり胸を打つ。
さほどテニスに詳しくない(というかほとんどニワカな)僕でも、本当に感動した。

世界で一番になる、ということはどんな気分なんだろうか。

それから、大坂選手も、決勝の相手だったクビトバ選手も、お互いに敬意を払っている姿がとても素敵だな、と思う。
同じテニスという競技で、しのぎを削る相手に対する思いが素直に伝わってきて心地よい。

スポーツを観戦する上で、安易に「感動をもらった」とか言いたくない質ではあるが(あまのじゃく)、今回は素直に感動をもらった。

そして、テニスゲームが無償にしたくなった。
「マリオテニス」も良いけれど、実名選手(大坂なおみや錦織とか)が出てる奴がすごくやりたい。
検索したけど、それはないみたいだ。昔はヒンギスとかシャラポワとかが出てるテニスゲームがあったと思うけれど。
コナミあたりが頑張って出してください。

とにかく大坂選手、おめでとうございます!

アジアカップ VS ベトナム

久しぶりにサッカー日本代表の試合を“ちゃんと”観た。

ベトナムにはU-23の世代で去年負けているそうだが、間違いなく格下なんだろう。実力的には1-0という結果以上の差があったと思う。
ただ、それでもカウンターからのワンチャンスを狙える状況が何度かあったし、10番の選手が上手かったのはわかった。
それと、1本のロングスルーパスでカウンターを狙うスタイルが、かつての日本代表を見ているようで好感が持てた。

僕が“ちゃんと”観ていた頃(だいたい2010年くらいまで)に比べて、トラップの技術と、前へボールをつなぐ意識が高くなっていて、日本はきちんと強くなっているんだなーと納得(それは「海外で活躍する選手が多くなった」という字面だけでは伝わらない情報だったりする)。

変わってないなーと思ったのは、緩急のつけ方が甘いところ。ペースが単調で、相手に攻撃を読まれてしまっていた。
解説の松木さんが、聞き飽きるほど「ドリブル、ドリブル」と言っていたように(ドリブルすればいいというわけではないが)、攻撃のリズムを変える動きが最後までなかった気がする(選手交代をしても、だ)。

それでも勝ててしまったことが、不安材料でもある。

とはいえ、観戦は楽しめたし、松木節も今回は(今回は?)的を射ていたので気にならなかったし(まあ、あれは副音声だと思って楽しむものなんだろうな)、次の試合は月曜23時からなので、これも観る。
ぜひ決勝まで勝ち上がってほしい。