検索と読書

ネットを見すぎだなーと思う。

体感的にはわかっていたものの、昨日、iPhoneの「スクリーンタイム」という機能を初めて知り(遅いよ)、きちんと数字で提示された時間の長さに戦慄みたいなのが走る。
休みの日だとSafariを3時間立ち上げたりしてんだなー(あ、これはYoutube視聴が40分ぐらい入っているけど)。Twitterも50分ぐらいは平均で見てる。
これを半分ずつにできたらなーと、漠然と思った。
テレビもすっかり見なくなったので、こういうのは習慣で変えられるのではなかろうか。

さて前月に引き続き、9月も6冊読書を目標として達成した(ヤッタネ)。
読んだのは

『今昔百鬼拾遺 鬼』京極夏彦
『砕け散るところを見せてあげる』竹宮ゆゆこ
『宇宙探偵ノーグレイ』田中啓文
『堕落論』坂口安吾(集英社文庫版)
『河童・或阿呆の一生』芥川龍之介(新潮文庫版)
『笑うな』筒井康隆

と、8月と打って変わって小説ばかり。自己啓発本も途中まで読んでいるのが2冊あるが、それは10月読了にまわす。

つくづく、小説って最初の10ページぐらいが大事だなと思った。
『鬼』は最初からスッと入れたので良かった。
『砕け散るところ〜』は、ずっと前に買っておいて、5ページぐらい読んで放置してしまっていた。主人公がヒロインと会って、物語が動くあたりからグッと面白くなるので、これから読む方は40ページぐらいまで読んでみて判断してください。

『笑うな』は、学生時代に絶対読んでいるのだが(当時出ていた新潮文庫の筒井康隆作品は全部読んだので)、どの作品の内容も忘れていた(老人力?)。
自分が思っていたよりも風刺が“わかりやすいもの”が多かったが、自分の“面白いもの”の原点だなーと改めて感じた。
あと、安吾や芥川の小説、というかこの時代の小説家って、本当に魂の削り方が尋常でない。そうやれ、って言われても無理なぐらい俗人な僕ではあるが、色々と思うところはある。

今月も6冊読もうと思っているが、趣味の本だけでなく、ちゃんと自分の将来につながる本を読まないとね。バランスをとっていこう。

10月になっても暑い。
秋はまだか。

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