宮城日帰り旅行記 塩竈編

さて仙台(宮城)旅行。
物心ついて、どころか人生初の仙台だったはず。
旅行の理由は母親が、テレビで仙台の牛たんを見て「あれを食べてみたい!」となったからで、目的は美味しい牛たんを食べることであった。

メンバーは母、兄、僕の3人だが、兄も僕もなかなか休みが合わないので、とりあえず日帰りで良さそうな旅行プランを兄が申し込んできた。それが今回のびゅう「みやぎ寿司海道」という往復の新幹線と寿司で有名な塩竈市で食べられる寿司のバウチャーがついたもの。朝の8時30分に大宮から新幹線に乗り、19時には仙台を出る結構な強行軍。
観光は(母の体力のこともあり)極力コンパクトにして、とにかく寿司と牛たんを楽しむことを優先して行程を組んだ。

まず、お昼に塩竈に行って、寿司を食べることにする。

仙台から仙石線(震災で名前だけは聞いたことがあった)に乗り換えて30分ほどかかるのだけど、来た列車が石ノ森章太郎仕様でちょっとラッキーな感じ(宮城県出身だそうです)。

塩竈には「塩竈神社」というパワースポットがあるので、観光場所に決めておいたが、本殿に行くのには250段の石段を登らなければいけないことを事前に調べていて、母親を置いて兄と二人で家族分お参りしようと考えていた。ところが、観光案内所で聞いたら、タクシーなら上まで乗せてくれるとのこと。長い石段をヒーコラ上がってこそご利益もあるようなもので、少しチートのようにも思うが、素直にタクシーで楽々本殿へ。苦労するありがたみは味わえないが、拝めないよりは全然良い。ご年配の方や脚の弱い方はぜひタクシーをご活用ください(急に旅行会社のように言ってみる)。

高いところからの眺めもなかなか良かったです。

で、お参り後におみくじを引いたら、大吉だった(しかも良いことだらけのレア大吉!)ので満足。

さて、お参りも済んだので、お楽しみパート1であるお寿司を食べに移動。ついてくるバウチャーでは、塩竈にある寿司屋12軒から好きなところが選べるのだが、ガイドブックでも有名な「すし哲」に行くことにした。

人気店らしく普段は昼時なら並ばないと入れないとのことだったが、運良く5分待ち程度で入ることができた。バウチャーで食べられるのは上寿司レベルのもの、といった感じ。握り9カンと卵、あとお吸い物がついた(僕と母は別途カニ汁とあら汁を頼んだのでお吸い物がなかった)。

人気の店だからか、どの握りも上品で美味しい。朝ご飯として新幹線の中でお弁当を食べてしまったので、この量でも結構お腹いっぱいになってしまったが、アジを追加して食べたかったなー、とも思う。
でもとにかく満足。オススメ。

で、食べたら食べたで早速仙台に戻る。
昼にビールを飲んでしまって睡魔に襲われる車中。昼のアルコールはやっぱり酔いがまわる。朝も早かったしなー、とうとうとしながら仙台へ戻る。

そして仙台で待ち受けていたものとは!?
次回、仙台編!