オフィシャルブログ

ツシマはじめました

そんなわけで「ゴーストオブツシマ」を1時間のつもりが、キリのいいとこまで2時間ぐらいプレイしてみた。

とにかく映像が綺麗。
オープニングシーンの蒙古軍団を相手に突撃する演出からして胸熱な感じ。

ビジュアル面では伊集院光が言っていたように、主役の顔は橋○徹元府知事似だし(でも時々浅野忠信っぽくも見える)、それ以上にヒロインがあき○城、角度によっては勝○和代にしか見えずに、なんとも言えない感情にはなる(ヒロイン、多分10代ぐらいの設定だろうに)。
ただ、これはゲームといえど、人の価値はルッキズムに縛られない、そんな旧時代の思考から脱却せよということなのかもしれない(深読み)。
まあ実際のところは、海外制作なので日本人はこんな風に見えてるのか、現地日系の人の顔をモデリングしていて、他意はないのだろう。
でも日本人とモンゴル人との描き分けはできてる感じはするんだよね。モンゴル人は朝○龍っぽいんだもの。そこは見分けついてるのかな。

で、肝心のゲーム内容の方は、序盤の操作方法を覚えるチュートリアルミッションで、「しゃがめ!」と言われてもしゃがめずに(ボタン1コ押すだけなのに)2度もゲームオーバーになったり、最初の敵にタコ殴り(というよりはメッタ斬り)で殺されまくったりと、自分のヘタレっぷりに笑ってしまうが、操作に慣れてきたらなんとか先に進めるよういなった。

オープンワールド(どこ行ってもいい世界)の中で、どこへ行って何をすればいいのかがわかる仕組みになっていて、広いマップにストレスは感じない。馬もすぐに手に入り疾走できるしな(そのせいか、夢で現代の街中を馬で走る夢見たよ!没頭しすぎ!)。
システムまわりが僕が大好きな「アサシンクリード」っぽいし、これはなんとかクリアまでしたい。

そんなわけで今日も1ミッションだけ進めて寝ることにする(クリアはいつだ)。

半歩進んで1キロ減って

奥歯に物が挟まったような心配事があって気分はあまり晴れないのだけれど、それを言い訳にして何もしないとダメになってしまいそうなので、とりあえず前に進められることは進めることにする。

読み終えた本をブックオフで処分し、全然着ていなかったり、何年前に買ったんだよ、っていう洋服を捨てるために仕分けした。
5年ぐらい前に買ったけど1回も着ていないTシャツが出てきたりして、それは迷ったけどとっておくことにする。
ちょっとタイトなので、これがピチピチにならなければ痩せた、という証のために置いておくのだ(一生着れない気もする)。

とはいえ、実は1キロ体重減った(体重計壊れてなかった!)。
だから一旦アルコール解禁して良い日なのだけど、あんまり飲む気にならなかったので、今日もノンアルコールにした。
雑誌を立ち読みしたら4月に泡がシュワシュワ出続ける缶ビール(語彙)が出るそうで、それを想像したら、家で缶ビールを飲む気がしなくなってしまったというのもある。まあ、飲みたい時に飲めば良いのだ。

カレーのルーが若干残っているものの、さすがに1週間で6日カレーだったので、飽きてしまっている。
痩せたお祝いにピザでもとろうかと一瞬考えたが、多分それはアレなので、なにか自炊することにする。
先日カレーの具材として買った玉ねぎがひとつ余っていて、思いつく料理としては酢豚(しかも「玉ねぎを加えるだけ」って奴)しかなく、それを作って食べた。
玉ねぎの「乱切り」の仕方を覚えて、ひとつ賢くなった(単純)。「ドラクエ」で新しい呪文覚えた感じがして嬉しい(ゲーム脳)。
半分出来あいではあるが、自分で仕上げるとなんか手をかけた分、買ってきた惣菜よりは体によさそうな気がする。具材の豚肉に“謎肉”感あったけど、まあまあ美味しかった(レシピ通りだと、玉ねぎ多すぎる気がするけどな)。

そんな感じで一日おしまい。
これから1時間だけ『ゴーストオブツシマ』をやってみて寝る。
俺がサムライになれるか、乞うご期待。

プチストレス、プチアングリー

体重が減りゃあしねえ。

間食も減らしてるし(してないし、じゃないんだ)、食べる量も意識してセーブしているから、今日こそは減っていると勇んで体重計に乗るも、現状維持。
体重計が壊れてるんだよ、きっと(現実逃避)。

そんなプチストレスの日々なのに、身の回りに、話のわからないというか、筋の通らない人が多くてイライラしてしまった。
宮台真司言うところの「法の奴隷」「損得マシーン」「言葉の自動機械」な輩(古風な言い方)が、最近とくに多い気がする。ようするに、責任を回避することだけしか考えていない人たち。そういう人を相手にすると、自分の価値観というか“軸”みたいなものが揺らぐけれども、そこで踏みとどまらないと、僕も同じ穴に落ちてしまうと思っているので、深呼吸してやりすごした。
本当に、優しくない世の中になってきた。

と、ここまで愚痴。

その怒りのせい、というわけではないが、大評判のゲーム『ゴーストオブツシマ』をついに買ってしまった。職場の友人から、侍の世界を描ききっていて感動した、という感想を聞いて、これは買うしかないかなーと。

ただ、ゲームを実況しないでプレイすることに、ややもったいない気もしていて、なかなか電源を入れられない思いもある。
そんなら、途中で投げ出してる『バイオハザードRE:2』の実況クリアしろよ、って話なんだけどね(怖いんだよね)。
とはいえ、まずは序盤だけでもプレイしてみようと思ってます。積みゲーも大概にしないとどうしようもないからさ。

気持ちが上がらず、疲れだけが溜まって始まった今週だが、週末までには色々取り戻したい。頑張ろう。

麒麟キター!

『麒麟がくる』の最終回を見た。

斎藤道三が死んで、「第一部完」みたいになったあたりまでは見ていたのだけど、明智光秀が次々と歴史の中心人物と出会って交流していくのに、どうも馴染めなくて、離脱してしまっていた。
この「戦国版フォレスト・ガンプ」的な展開になるのは、大河ドラマあるあるなんでしょうかね?
とはいえ、最後は(本能寺の変の結末がわかっていても)気になったので、先週と今週を見た。
なんというか、曖昧におわらせた感じのラストだが、「覚悟」についてのグッとくるセリフとか、信長と光秀の友情というか絆が感じられる演出が良かった。

ちなみに僕がリアルタイムで完走できた大河ドラマは『軍師官兵衛』だけ。
『新選組!』はだいぶ後になってレンタルで一気見した。
どうも大河ドラマと連続テレビ小説は完走できないんだよなー。

あとは、昨日作ったカレーが、一晩たったら超美味しくなってて、誰かに自慢したいんだけどできないのが歯がゆい。でも、いざ誰かに「食べさせて!」と言われたらなんだかんだスルーする程度の自信ですがね!自分の口に合うってだけだ。

そんな日曜だった。
微妙な疲れが芯の方にあるので、今日は早く寝る。

リベンジクッキング カレー編

おとといの(ドライブの)疲れが今日になって出た。
なんていうかね、もう、一日一日を大切に生きなきゃいけない気がしてくる(年齢的に)。

で、帰宅したのが19時半過ぎだったのだけれど、改めて気合を入れるためにカレーを作ることにした。火曜日に作ったのがイマイチだったのが悔しかったのだ。

理想のカレーをつくるために前回の反省点を洗い出して、改善した。
まず、玉ねぎの量が多すぎた気がするので、減らした上に、いつも細切りにしてしまっていたので、半分をみじん切りして、半分をくし切りにした。
それから、実家のカレーはコンソメとにんにくが入っていたので、コンソメとフライドガーリックを適量入れた。
あと前回は甘すぎた気がしたので、ルーを中辛から辛口にした。

みじん切りした玉ねぎを最初に15分ぐらい炒めて、そこからはレシピ(っていうか箱の裏の説明書き)通りに作っただけなのだが、抜群に美味しいカレーができた!
っていうか、まあ実家の味に近くなったということだけれど、個人的には目指している味に近づいたから良しとする。
そして、カレーを作ること6回目(7回目かも)にしてようやく「カレー得意ですよ」と言えるようになった気がする。
現時点で、得意と言えるのはカレーのみではあるが、とりあえず0を1にできたわけだ。1を100にするのは、これより簡単だろう(イチローもそう言ってた)。

今日はそんな日。
カレーづくりに時間を使ってしまったが、しばらくは夕飯を考えずに済むし、そうやって時間を取り戻せると思えばまあ良いだろう。

次は作ったことないけどグラタン作りたい(口だけ)。

CPUが追いつかない

情報量のやたら多かった日。
ただ、概ね良いことが多かった気もする。

まず、参加していた抽選に当選した。
そもそも当選確率は低いので、どうせ外れてんだろう、と何の気なく通知を見たら、「当選されました!!おめでとうございます!」と書いてあったので逆に焦った。
いや、本当は超嬉しいんだけど、頭がなかなか追いつかない感じ。今になってじんわり嬉しさはある(ヨカッタ)。
これについてまだ詳細は書けないが、そのうちにご報告します。

それから、交渉(?)の末、趣味のような感じの仕事がひとつ先に進んだこと。これもまあ途中経過ではあるが、色よいお返事をもらえたので、思い切って進めてみて良かった。あとはきちんと着地まで頑張る。
仕事関係では、一年ぶりに連絡をくれた人から嬉しい申し出もあり、それも良いことだった。

逆に、身近な知り合いが、手に入れたPS5を転売してホクホクしてるという話を聞いて、身近なところににっくき“転売ヤー”がいたことに結構ショックを受ける。
当人がもともとゲーム好きな人だっただけに、なんというか「嫌な世の中だな」としみじみ思った。昨日『鬼滅の刃』を見たばかりだからか、「鬼になりやがって」とか思ったりもする。
もっとも人づてに聞いた話なので「たまたま手に入れたけれど、いらないものだから転売したら高値で売れた」という状況かもしれないから、怒りやモヤモヤは半分くらいではある。

あと健康診断で引っかかった部分があって、再検査していた結果が出たのだが、これはなんというか「中の下」ぐらいで、微妙な感じ。
異常はないのだけれど、なんというか、これまでよりも体調管理気をつけなきゃなあと思ったりしている(深刻な問題があるわけではないのでご心配なく。あくまでも個人的にね)。

その結果とは関係なく、痩せようと思ってアルコールを数日やめているのに一向に体重が減らない。
昨日は食事量も“気持ち”節制したから、ちょっと減ってるかと期待して今朝体重計乗ったらほとんど変わってなくて、「なんじゃ、それ!」って独り言ちたよ。
痩せへの道のりは長いし、しんどい。

そんな日。
気疲れの一番の原因は、いろいろな人とそれぞれ違ったコミュニケーションをとったからだな、とも思う。どの人ともちゃんとコミュニケーション取れた気がするから、概ね良しとしよう。

頭をフル回転した感じなので、今日はもう電源オフします。
明日は痩せてますように。

ロンリードライブ

車を現在の自宅に持ってきたものの、運転する機会があまりない。
前にも書いたけど、目的なくドライブするのが苦手なのだ。

緊急事態宣言が再び発令してしまっている中、なかなか実家に帰る回数も減っていて、車を動かすのが月1ぐらいになっているので、何か目的をつくって無理やりドライブすることにした。

で、埼玉県越谷市にある、イオンレイクタウンに行ってきた。
理由は「ドラクエウォーク」のお土産ゲットポイントであるからだ。

レイクタウンは一度だけ「良い枕」を買うために8年ぐらい前にいったことがあるが、どういうところだったか全く覚えていない。
でも片道約30キロで行けてドライブには良い距離だし、おしゃれな郊外型ショッピングモールに出かけることもあまりないから、後学のために(何の?)行ってみることにした。

それと、「ドラクエウォーク」目的だけで行くのは何だからと、モール内にある映画館で『鬼滅の刃 劇場版』を観ることにした。
そのために昨晩アニメの19話から26話まで見て、しっかり下準備をしたりした(「神回」と言われる19話は確かに良かった!)。

で、グーグルマップだと50分ぐらいでつくと知って、充分余裕を持って出発したのに、道路がやや混んでいて&1回曲がるところ間違えて、90分以上かかってしまい、レイクタウンに着いたのが上映17分前。
それでも、そのぐらいの時間があれば大丈夫だと思ってモール内に入ったのに、今度は映画館の場所がわからず(案内板が少ないのよ)。
レイクタウンは「MORI」と「KAZE」という2つのモールがくっついて成立しているのだが、「映画館のあるのはMORIだ!」と思い込みでMORIまで遠征したら、映画館があるのは、車を駐めたKAZEにあると気付いて逆戻り。無駄な時間を浪費してしまった。
で、ネット予約したチケットを受け取ったのが上映4分前。
昼ご飯代わりにしようと思ってたドリンクもフードも買えずに、上映ギリギリでスクリーンに駆け込んだ。
まあ、思い込みは良くない、と悟ったのと、軽く走ったので「痩せチャンス」引いたと思うことにする(あと、本編始まるのはどうせ10分後なのに、上映時間守っちゃうのは、結局性格だよね)。

映画はとても面白かった。
『鬼滅の刃』について、僕は断然「原作派」だけれど、この「無限列車編」は映画版のほうが良かった。
コミックでも重要かつ印象的なエピソードだが、映画版のほうがグッとくる演出が多かった。炭治郎が叫んだシーンからずっと泣いてた。
けっこう血が多いし、エピソードとしても酷なシーン多いからかPG-12だけれど、それでも親御さんと一緒に、お子様も見てほしいなとも思う。
そして、僕のような大人としては、自分がちゃんと人であるのか、“鬼”になっていないかと常に問いかけていかないと、とも思った。
人はダークサイドに簡単に落ちる。

で、映画が終わった後、例の「お土産」をゲットして、ちょろっとモール内を散策してみたが、結論としては「モールは一人で来るとこじゃないな」ということ。
恋人、家族、友達と来たら楽しいんじゃないかな(他人事感)。
結局、買い物したのマックだけだしな(またチキンタツタ食べてしまった)。

そんな感じで、とりあえずドライブできたし、ひとつ行動範囲を広げられたので良かった。
次はどうだろう、入間のコストコあたりにでも行ってみるか(そこもひとりで行くとこじゃないよ)。

推し小説と取材未遂

久しぶりに小説投稿サイト「カクヨム」を覗いてみた。

「ザンクとルーペの読書感想文」でもおなじみ、盟友 江戸川台ルーペがカクヨムで新作長編を公開したからだ。

タイトルは『新しい日』。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054954466702

幼少時代を引きこもって過ごした青年が主人公のロードムービー的小説だそうだ。
ルーペファンからすると、登場人物の名前が漢字(しかもフルネーム!)、視点が三人称、といった今までの違いに目が行くが、コメディな会話が続くのもなんだか新しい。
もともとコメディタッチな部分を作品に忍ばせる作風であるものの、「それわかる人少ないよー!」と言いたくなるマニアックなネタが多かった気がするが(でも、そこが僕にはストライクだったりする)、今回は登場人物たちの感覚のズレで楽しませる会話が多く、これはいよいよ本気で賞取りにきた奴ですかね。と思ったりする。

そう、この小説はカクヨム内で一番大きい賞である「カクヨムWEB小説コンテスト」応募作なのだ。
2月7日まで読者選考期間で、この間に読まれたり星がついたりすると中間審査を突破する可能性が高くなる(ような気がする)ので(厳密にそのあたりが明文化されてないんだよね)、ご興味のある方はぜひお読みいただきたい。

といいつつ、僕は12話までしか読めてない。
今のところ、主人公は爽やかな空気に包まれているけれど、今後のサブタイトルやらすでに読まれた方のレビューを読むと、どこかで“ルーペワールド”が発動するようなので、より一層楽しみにしている。
それと本人が「未成年の方は保護者の方と一緒に読んでください。」と書いているので、PG15ぐらいなのかもしれない(ややアダルト要素ありそう)。

いずれにせよ、高野ザンクとしてはオススメ度“強”です!

カクヨムといえば、新宿の高野フルーツバーが閉店してしまうニュースがショックだった。
僕が連載中の(ほぼ休載中だが)『亀を投げる』で、新宿のタカノに行くシーンを書くために取材に行かなければと思っていたからだ。もっとも出てくるのは「タカノフルーツパーラー」で、そこは残るらしいんだけれど。
新型コロナがなければ、去年のうちに行けるはずだったので、悔しい思いがあり、と同時に、行けるところは早く行っておくこと、やれることは早くやっておくこと、を心掛けねばと決意を新たにしたりもした(3日で忘れがち)。

というわけで『推し、燃ゆ』も昨日読み終わったし(優秀!)、しばらくはカクヨムで色々読んでみたいと思う。

節分とアニバーサリー

今日は2月2日なのに節分だと言う。

理由としては「うるう年」みたいなもののようだ(ざっくりすぎる)。
豆まきは幼少時に結構やったけれど、恵方巻には基本的に興味がない(太巻が苦手だから)。

なので、今日はカレーを作った(接続詞おかしい)。
前回の緊急事態宣言中はよく作ったのに、それ以降作っていなかったので、なんとなくマイカレーが恋しくなったのだ。
切ったり、炒めたり、煮込んだり、苦労して作ったわりには今ひとつ好みの味にならなくて残念。
甘みがちょっと足りないんだよな。人参を半分じゃなくて1本入れたほうがよかったのかもしれない(備忘録)。

そしてTwitterに登録して10年経ったという(そういうお知らせが通知でくるのだ)。
僕のTwitter初期の記憶は血液型を調べに行ったことと、東日本大震災に結びついていて、このTwitter記念日通知の度に、有楽町の献血ルームや、震災の日に職場の同僚の自宅に泊めてもらったことを思い出す(あと、お世話になっていた人との“精神的”分かれも)。だから、つぶやき始めは、なんとなくメランコリックな記憶が強いんだよな。そして、あれから“もう”10年というよりは“まだ”10年という感覚。

でも、ひとつのアプリというかSNSを10年続けてるって、けっこう衝撃的なことだし、わりと性に合っているんだろう。

そんな2月2日だった。
ジムの筋トレのせいか、玉ねぎを念入りに炒めたせいか肩甲骨が痛い(多分後者)。
湿布貼って寝よう。

家より外にあってほしい

家をゲーセンにするする言ってるものの、今ひとつ本気モードに入れていない。

もっとも「筋金入り」の人っていうのはどこにでもいるわけで、それに近づこうとか、ましてや勝とうとかはちっとも思っておらず、ただ自分の青春時代(幼少時代も入れて)に遊んだゲームを自宅でできれば良いだけなんだけどね。

そんな中、自分の青春時代にズドンと入っている、すごいゲーム機っていうか、もはや筐体だろってもんが売ってるのに気づいた。

その名は「MVSX HOME ARCADE クラシック レトロアーケード」。

僕が高校生の時に対戦格闘ブームに乗っかって、大躍進したMVS(NEOGEO)のゲームが50本はいったゲーム機だ。
ゲーセンに比べて家庭用ゲーム機の性能がとてもしょぼかった時代に、ゲーセン筐体と互換性を持たせたゲームハードを開発して、ゲーセンのゲームをそのまま持って帰れる。それがNEOGEOだった。
もちろん当時からしてハードが6万、ソフト1本3万というかなり高額なゲーム機だったけれど。

で、今回出た「MVSX HOME ARCADE クラシック レトロアーケード」は、17インチのモニターと、ゲーセン使用のレバー・ボタンが2プレイヤー分並んでついていて、もうそのまんまゲーム筐体になっている。
とくにフォルムは当時のゲームソフト屋さんや駄菓子屋さんの入口に置いてあった筐体をイメージしていて、コレクターズアイテムとしても価値が高い。
値段は54,780円と、おいそれとは買えない金額だが。筐体一つとゲーム30本、つまり当時NEOGEOを買って、しかもディスプレイを導入することから考えたら破格の値段。家庭ゲーセン化を狙うならマストバイだろう。

でも僕は買わない。

なぜかといえば、SwitchやPS4で同じ内容のソフトが1本900円程度で買えるからだ。
しかもNEOGEOは「NEOGEOミニ」という同じようなハードを何種類も出したりして、「また同じソフトで稼ぐ気かよ」という思いもある。
出るのが10年遅かったね。

個人的にはこのハードは地方の駄菓子屋(今もあるのかな)の人が買って、お菓子買ったこどもに1プレイさせる、みたいな使い方されると良いなと思う。
そんでワイワイ遊んだら家に帰る、という流れにあってほしいハードだ。自分もそんな感じで触れ合っていたのがNEOGEOのゲームだから(すでに高校生だったけどね)。

Amazonでは売り切れていて、そのわりにプレミアがついていないところを見ると、欲しい人にはちゃんと定価で届くようなのでその点は良かった。
あと転売ヤーの人に言いたいけど、このハードはマニアックすぎて投機目的には向かないと思うから手をださないほうが良いよ(っていうか手をださないでね)。

などと、買う気もないゲーム機についても、これだけ語れてしまう(本当はもっと語りたいぐらい)のは、結局、自分もゲームマニアなんだよなー(今さら)。
僕はとりあえず自分の好きなゲームタイトルをちまちまと揃えることにしよう。