レトロゲームが大好き。
という人は多いし、自分もそうだなーと思っていたんだが、見方を変えてみると、自分が子供の頃楽しいと思っていたゲームが、今でこそ「レトロゲーム」という枠組に入ってしまっただけで、僕は「古いゲームならなんでも好き」というわけではないのだ。
だから、自分の世代より古いゲーム(たとえば「インベーダー」)に思い入れもなければ、買ってプレイしようとも思わない。
ただレジェンドゲームとしてリスペクトするだけだ。
で、そんな僕にとっての「レトロゲーム」、つまり80年代後半から90年代にかけてのアーケードゲームが、この2020年になって次々と「アーケードアーカイブス」(PS4とSwitch対応)にラインナップされてきて嬉しい。
『フェアリーランドストーリー』や『ミズバク大冒険』さらには、当時遊びまくった(でも下手だった)『功里金団』といった往年のタイトー作品や、『64番街』、『ロッドランド』のジャレコ作品をはじめ、とにかく自分がゲームセンター通いしていた頃の作品がたくさん発表されているのだ(他にもタイトル色々あるが、あげるとキリがないので省略)。
最新のゲーム機で、古いゲームができる、というのは未来に遺産を残すという意味で、その取組は素晴らしいと思っている。
でも初めに書いたように、自分の世代のゲームでなかったりすると、自分でプレイしたいというより、ちゃんと公式に記録が残って良かったな、と図書館に蔵書があるような安心感を持つだけだったのが、こう自分にとってストライクなゲームが連発されると、購入して自分の家をゲーセン化する計画をきちんと進めなくてはと思ってしまう。予算は限られているが、ある程度振り分けていかねばなるまい。
『サンセットライダーズ』が発表されたぐらいから、「ついに自分世代のアーカイブついにキタコレ!」な気になっていたが、今後のラインナップが楽しみな反面、自分の財布の具合が心配でもある(ところでグラディウスシリーズ網羅したなら、次は『極上パロディウス』を出してくれないかなー。あれは超遊んだよ)。
レトロゲーム蒐集を使命感でやる人がいるけど、僕の場合は単純に、自分の通っていたゲーセンを自宅に再現できればいいのだ。
レトロゲームといえば、何回かブログで触れた「アストロシティミニ」だけど、懸念だったアーケードスティックが2台繋げられるかどうか問題は、どうやら「繋げる」ということで解決した(ファミ通の記事で2台繋いでた)。
勢いで2台買ってしまった身としては助かったし、それ以上に2台繋げられないとしたら製作者のやる気を疑う案件だったので、セガの本気が正しくて嬉しい。セガが久々にちゃんと“本業”で仕事した気がする。
ピンクのバージョン出したり、ゲーセンスタイルにするアタッチメントを出すのを好むセガファンもいるのはわかっているけど、ちゃんと真っ当な仕事してくれたので、正直感動してますよ、ええ。
というわけできっちり趣味を活かすためにも掃除、片付けをしないといけないのだ(結局そこに戻る)。
年末までに自宅ゲーセン化計画。それまであと3か月しかないわけだけど、どこまでできるかな。
あと、一緒に遊んでくれる友達を探さなきゃな(これが一番の難問だ)。