恒例行事

昨日は実家で「からあげパーティー」だった。

なので、ひとりぼっちのクリスマスではなかったのだけれど、世間で言う「クリぼっち」なるものは、「クリスマスに恋人と一緒に過ごせない人」のことではなく「クリスマスに一緒に過ごせる恋人がいない人」のことを指すのだとすれば、僕もご多分に漏れず、今年もクリぼっちなわけだ。

「クリぼっち」とか言って、独りのクリスマスの過ごし方を提案されるあたりは電○のしわざだな(陰謀脳)と思うが、そうではなく、普通に過ごさせてよ、とつねづね思う。

そんなわけで、僕は今日、ホームセンターに棚ダボを買いに行き、母と安楽亭で昼ごはんを食べ、ちょっと『ドラクエ6』を進めて、実家の自分の部屋を少し片づけ(ここでも片づけなのだ)、自分の家に帰りがてら書店で(土屋太鳳が表紙だったので)雑誌「東京カレンダー」を買って、西友でワイルドターキー(しかも8年しかなかったので8年!)を買って帰宅し、ここ数年、毎年クリスマス恒例行事の、ワイルドターキーを飲みながらYes mama ok?のクリスマスソング「Wild Turkey」を歌って現在に至る。

「Wild Turkey」は「クリスマスの日に好きな女の子と過ごせないことに寂しさと苛立ちを感じながらワイルドターキーを(ワイルドに)飲む。そんなクリスマスにクレームをつけたい」という歌だけれど、僕の場合は、今年は「好きな女の子すらいない」。そして、この歌をクリスマス(もしくはイブ)に歌い始めた年には、歌詞の通り、思い浮かべる女性がいたっけなー、と若干の感傷に浸ったりもした。
この歌を来年は、好きな誰かと一緒に歌えればいいなと思う。

メリークリスマス!

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