今日は健康診断だった。
同じことを考える人はたくさんいるだろうが、僕は、ひと月前ぐらいからこの日に合わせてダイエットをしたり、節制をしたりする。
今年も例年同様、先月からジムへ通ったり、カロリーチェックアプリを入れたりしていたのだが、ふと10日ぐらい前にダイエットをする気持ちが落っこちてしまった。ようするにダイエットに飽きたのだ。
そうなると自己弁護のため、「逆にありのままの自分で検診受けたほうが良いのだ」という逆張り思考が湧き上がった。
そう思うと今度は気持ちまでリバウンドするもので、普段どおりというよりも、この1週間で5日フライドポテトを食べたり(マック、マック、居酒屋、ロッテリア、ケンタ)、水曜に独りでワイン1本あけたり、と普段以上に体に負担をかけた生活のまま、今日を迎えたわけである。
とはいえ、不摂生をしたからといってあからさまに「ダメ」認定がでるわけでもなく、体重については、バリウムと血液検査があるため、朝食を抜いているので普段測るよりは少し減っていた。
予期せぬ発見があったのは、採血の注射器が良くなっていたこと。
去年まではいわゆる注射器で一旦指して、そこにカートリッジのようにプラスティックの採血瓶を入れて3本ほど取るのだが(調べたら本体を「シリンジ」、採血瓶「スピッツ」というようなので以下それで。)、そのスピッツを抜き差しするときの振動が針まで響いて痛かったのだ。
上手い看護師さんだと大丈夫なのだが、いつも「今日は痛くないか?」と緊張しながら採血されていた。
ところが、今日の注射器は点滴みたいに針から長い管が出ていて、その先にシリンジがついているので、スピッツを抜き差ししても振動が全くこない。
なんて画期的なんだ!と関心してしまった。と、同時に「やっぱり、あの振動痛いよね?」とみんな同じこと考えていたのかと思うと、ちょっと嬉しかった。
で、最後は恒例の「胃部レントゲン」。
昔ブログかツイッターに書いたが、最初に胃部レントゲンを受けた時は、撮影台の上であまりにも回転したり(機械自体も動くが自力回転のほうが多い)、逆さになって息止めたりするので「一種のアトラクションだ」と思ったものだ。
さすがにもう5回目なので、何が起こるかはわかる。わかるけど、やっぱり発泡剤を飲んでからゲップをしてはいけないルールと、技師さんの指示にしたがって、グルグル・ゴロゴロと検査台をまわる姿は想像するとシュールだ。
そんなこんなで年に一度のイベントが終わったわけだが、結果が出るのは少し後。
果たして無事、大きな異常のない結果がでるのだろうか。
節制しなかった分、いつもよりちょっと不安が大きかったりする。