ノーベル賞受賞

ノーベル医学・生理学賞を日本人の本庶佑 京大教授が受賞した。

ノーベル賞受賞の研究はレベルが高すぎて、僕には研究自体やその成果がどれだけすごいのかイマイチわからないものが多い中、ガンの新しい治療法を作った(ざっくり言ってますから、厳密には違ってたらゴメン)というのが、僕でもわかりやすくていい。
現にこのオプジーボでガンが完治した人もいるそうなので、なおさらわかりやすい。

本当は、ネットでひとり歩きしている発言の「教科書に書いてあることはたいてい嘘」とまでは言ってなかったり(実際は「教科書に書いてあることを信じないこと。、常に疑いを持って『本当はどうなっているのだろう』と。」とおっしゃって探究心の大切さを語っている)、ジェームズ・アリソン テキサス大教授(この人は「ヤーボイ」という抗ガン剤を生み出す研究をした方らしい)と同時受賞だったりするのが語られない報道姿勢にいささか異議を申し立てたくなるが(逆に「報道をそのまま信じないこと」という皮肉になっているな)、本庶教授の偉大さは変わらない。

ガンもいずれは結核同様、不治の病ではなくなるのだろうか。
世の中は色々変わっていくのだ。