お試し

夕飯にカップラーメンを食べた。

字面だけ見ると、侘しい独身生活を想像させるかもしれないが(それはある面で事実ではあるが)、今日遅番勤務のためコンビニで売っているもので済ませたからだ。

ふだんはあまりカップラーメンは食べない。やっぱり体に良くないイメージがあるし(特に塩分が危険)、コンビニで買う場合はチルド麺の方に手が伸びる。
今日はチルド麺や弁当のラインナップが乏しかったし、比較的カロリーを抑えたかったので、カップラーメンに手を出したのだ。

最近のカップラーメンは、人気ラーメン店とコラボした商品が多くあって魅力的ではある。
今日買ってみたのは、友人のツイートにたまに出てくる煮干豚骨系の店のコラボカップ麺。僕は本物を食べたことがないけれど、カップ麺でどんな味かお試しになるかと思ったのだ。

で、感想。

うーん、カップラーメンはやはりカップラーメンですね。

スープはそこそこ「(人気店)っぽい」味が出ているけど、麺がイマイチ。あと、具材にメンマが多めなのだけど、これが麺とからまって、まるでメンマ麺。
麺にメンマがちょっとジャマ。実際、この店のラーメンのメイン具材はメンマではないと思うけれど、メンマの印象が強いのだ。
まるでメンマ麺(語呂が良いからもう一回言ってみた)。

こういうコラボは、ラーメン店にとっては宣伝なのかどうか。中途半端なコラボだと、かえって店の印象が悪くなるような気もする。
今回食べたラーメン屋は、一度行ってみたいとは思ったけれど。
実際がメンマ麺が知りたい(クドい)。

実物より「ちょい落ちる」というくらいの味にしとくのがいいのかもしれない。

連休明け

特別、出勤の足取りが重い、ということはなかった。

でも会社に足を踏み入れたときに、会社の匂い(会社ごとに、その“匂い”ありますよね?)を嗅いだ途端、「ああ、今日から仕事なのだ」という義務感というか、決してポジティブじゃない感情を感じたのは事実。
2連休でこれなんだからGWずっと休んでた人はどうなんだろうかね。

4月の中盤から後半は、何してたか覚えてないくらいあっというまに過ぎてしまった。GWもそんな感じ。

さて5月。ここらへんでギアを上げないと、時の流れについていけないだろう。
色々と攻めに転じる月にしたい(決意だけで終わらないようにしないとね)。

連休

大型連休とは縁がなかったけれど、最後の土日に休みがとれて、久しぶりの2連休になった。

サービス業ゆえ、週休二日でもとびとびの休日なので「休みの次の日もまた休み」という感覚は久しぶりだ。昨日はでかけたので、今日がのんびりできるのは嬉しい限り。毎週、こういう感覚もいいなーと思う。でも、2日休んで5日働くのもつらいな、と思う(ワガママ)。
やっぱり週休3日というのが、世の中にとって幸せなんじゃなかろうか(サラリーマンとしては、の話だけど。その分、日々の生産性を上げてね)。

4月は忙しかったのか(はたまた充実していたのか)、家でのんびりした休みがほとんどなく、部屋がまた雑然としてきている。例によって原因は本なのだが、これ、本当に一旦、思い切って処分するしかないなーと思う(まだ覚悟まで行っていない)。

で、今日は掃除、洗濯をし、DVDみながら読んだ本をまとめたりして、牛歩ながらも自分の生活空間を理想にアジャストするための(言いたいだけ)行動をとりつつ、休息をとる。
振り返ると、1日出かけて1日家で休む、という休日がバランスがいいし、仕事にも良い影響を与えるように思えてならない。

やっぱり週休3日というのが、世の中にとって幸せなんじゃなかろうか。

「西谷 国登 第7回 ヴァイオリンリサイタル」

西谷国登さんのヴァイオリンリサイタルへ行ってきた。

2年ぶり7回目となるソロリサイタルは、5回、6回と同様、浜離宮朝日ホールで行われた。ピアニストは前回と同じ新納洋介さん。
今回はブラームスのヴァイオリン・ソナタを中心とした内容だ。

1曲目はそのブラームスが作曲したF.A.Eソナタより「スケルツォ」ハ短調。
プログラムに掲載された解説によれば、アンコールとして演奏されることの多い曲だそうだが、あえてコンサートの1曲目にもってきたとのこと。
力強さと明るさを備えた出だしから、ゆったりと心地よさを奏でる中盤といい、これから始まる音楽の世界に誘うにはピッタリで、この曲からスタートする試みは成功したように思う。

続いて前半の山場ともいえるヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調 作品78。
「雨の歌」というように雨粒を感じさせるピアノ、それと雨の情景が浮かぶようなヴァイオリンの響きが、ひとつの物語を浮かばせるような演奏となり惹き込まれる。二人がお互いの呼吸を確認しあって奏で合う様子が伺え、コンビネーションの良さも光った曲。

前半最後はツィゴイネルワイゼン。
本来ならリサイタルはヴァイオリン・ソナタだけで構成するつもりのようだが、今回はヴァイオリンの曲の中でも超メジャーなこの曲をラインナップに入れたそうだ。
今回のCD(内容はヴァイオリン小品集になっている)に入っているから、ということもあるだろうし、聞き馴染みのある曲を入れることで観客を飽きさせない意味もあったと思う。
ただ、この曲の演奏を聴いて、僕は「これはご自身の生徒、それだけでなく客席にいる全てのヴァイオリン演奏家に手本を見せるため」なのではないかと思った。
弓を端から端まで使う奏法、左手の使い方、時には全身を使っての曲表現、緩急のつけ方、などその一挙手一投足が生きた手本となり、見るだけで相当の練習になる。ヴァイオリンを弾けない僕でも、学べる部分がたくさん見つかるのだから(とはいえ「凄い!」と感動することしかできないけれど)、ヴァイオリン奏者ならかなりのことを吸収できたはずだ。
以前、キャロル・シンデル氏との演奏でも「指導者の顔」を感じたが、今回はソロ・リサイタルなので、より伝える気持ちが強かったように思う。
そしてそれだけのことをしておいて演奏も圧巻なのだから恐れ入る。

休憩を挟んで、箏奏者 岡部梢さんとの、箏とヴァイオリンによる「瀬音」。
和の曲を挟むことで、王道の中に変化球を混ぜる感じもあるが、それでもリサイタル全体のイメージを崩さずにフィットさせるところに西谷さんと岡部さんの懐の深さを感じる。

最後は、ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108。
楽章ごとに異なる個性をきちんと聴かせつつ、全体の統一感を持たせることが求められる曲展開だったが、このソナタのもつ宇宙観というかドラマティックさをしっかり表現していて、リサイタルを締めくくるのにふさわしいベストアクトだったと思う。

2年に1度の集大成、ということもあってか序盤は少し入れ込みが強く感じた部分もあったが、曲目が進むにつれ、西谷さんのそれぞれの楽曲に対する解釈と世界観を存分に感じさせる演奏会だった。それを支えた新納さんのピアノも素晴らしかった。
なにより、どの曲からも「演奏することは楽しい」というシンプルなメッセージが感じられ、このリサイタルが幅広い様々な世代の観客に、幸せな、心地よい時間を与えられたのではないかと思う。

そして、これだけの演奏を聴きながらも、まだ西谷国登の演奏にはさらなる高みがあるのではないかと期待させられる。
それは演奏者である西谷さんの円熟によるものなのか、一聴衆である僕の円熟によるものなのか(果たしてその両方なのか)。
その世界にこれからもついていけるように、彼の演奏は今後も聴き逃せない。

チェンジ

5月4日って昔は「国民の休日」って呼ばれてた気がする。

気がする、っていうか調べたら事実なんだけれど、僕が子供の頃は「休みと休みに挟まれた日は休み!」という結構乱暴な、というかオセロみたいな理由で5/4は休日だった(休みが増えてありがたいけどね)。

で、もっと言うと、今5/4を「みどりの日」と呼んでいるけど、2006年までは4/29がみどりの日だったのだ!

僕はこのことをすっかり忘れていたが、みんなそうじゃないか?忘れてた人は「いいね」ボタンを押してね!(「いいね」ボタンがあるか知らないが)

4/29が(昭和)「天皇誕生日」だったことは覚えていて、そのまますんなり「昭和の日」になったものと思っていたのだが、ほんの12年前に変わっていた事実に軽くショックを受ける。

考えてみれば、ハッピーマンデーで日にちを移動させられたり、「海の日」「山の日」が新設されたり、休日って、結構おおざっぱなさじ加減でできてるのかもしれない。

10年後くらいに日本のカレンダーはどうなってるのか。ちょっと楽しみでもあり怖くもある。

見えない経験値

3月後半に舞台で歌って以来、1ヵ月以上まともに歌ってなかったので、久々に一人カラオケに行った。

今日のテーマは、新しい曲の練習と、自分にあったキーを探すこと。
僕は基本的に“原キー至上主義”ではあるが、先日の舞台であえて半音下げて歌ったほうが、時には自分の表現したいものを出しやすい、と思ったので、今日は途中上げ下げしながら聴き栄えのよいキーを探してみた。

以前、友人に「原曲のキーでないと、その曲の良さ(雰囲気)が変わってしまう」という説を聞いて、それもなるほど、と思う。
良いなと思った曲も、調が変わるとなんだかつまらない曲になるのも事実ある。
ただ、逆に凡庸だと感じた曲も、キーを変えることで違った良さがでるのではないかとも思うので、こればっかりは“好み”に委ねられるのかもしれない。
とはいえ、カラオケは(とくにひとりカラオケは)自分が気持ち良く歌えれば良いと思っているので、自分が気持ちよく歌えるキーを探してみた。

で、前回カラオケに行ったときに、全体的に半音や1音低くしたほうが歌えると感じたので、今日は下げ気味にしたのだが、逆に原キーのほうが歌いやすかったりもした。
というか、前は原キーだと最高音が出なかった曲が、今日は原キーですんなり出たりした。

この期に及んで、声が高くなってるのだろうか。

昔から、電話ごしだと女性に間違えられるくらいは高い声(アルトは余裕で出る)なのが、おっさんになるにつれ高音が無理なく出るようになってるってどういうことだ。
多分、体調とかそういうので左右される、という結論だろうけどね。
あとはやっぱり舞台で人前で歌って、見えない経験値が溜まってるんだろう。
来月に歌う機会をもらいながら、準備ができそうもなく断ろうかと思っていたけれど、やっておいたほうがレベルはあがるなーと悩みはじめた(ぜいたくな悩みですが)。

ともあれ、課題をもって歌うのは楽しい。
ちゃんとこれを活かせるようにしなければ、と思う。

VSスパム

ブログを去年末から毎日更新している。

それもまあ気まぐれに徒然なるままに更新しているだけなのだが、それまでは気が向いた時にしか書いてないので、投稿数も、当然閲覧数も少ない。
けれども、友人の演奏会のことを書くと、友人経由で関係する方々が読んでくださるので、そこだけ一気に閲覧数があがったりするのだ。
で、閲覧数が一気に上がったせいか、その記事にスパムコメントがついてしまっていた。

スパムはスパムを呼ぶらしく(訪問販売に引っかかった家には別の訪問販売者がやってくるような)、ある時ブログ作成サイトを久々に見たときには1000を超えるスパムコメントが承認待ちになっていた。

「あー、スパムだ。今削除するのも面倒だから時間があるときに消そう」
と思っていて、昨年、定期的に更新するようになってみたときには15000を超えてきていた。
さすがにここでどうにかすればよかったのだけど、また面倒の虫が湧いたので、まあ普通にコメントつける人もいるまい、とまた放置していたら、今年の3月末についに84687件(ちゃんと覚えてませんがそのくらい)のコメントが承認待ちに(全部スパムです)。

さすがにこれは対策を打たねば、とスパム対策のプラグインを入れようとしたら、なんか英語で「対策するなら有料で〇〇ドルだよ」みたいな表示が出てきて、あてにならない。

じゃあ、もう手動で消そう、と決意をしたのが4月初め。
そこからとにかくコメントに「スパム認定」のボタンをクリックする日々が始まった。
82687l回「スパム」というところをクリックすればいいわけだ。

スパムに狙われたが最後、コメントは自動で投稿される仕組みが入っているらしく、だいたい2分に1個ぐらいのペースでコメントが増える。
1日に700〜800が増殖していくのだ。
なので、それを上回るペースで消して(正確にはスパム認定して)いけば、いずれ全スパムコメントを削除できるのだけれど、これがまた苦難に道ではある。

ちまちまと消していく中で、一度に100コメントぐらいをスパム認定できる機能を発見。しかしながら100件スパム認定するのに2分ぐらいかかるので、その間に1〜2件は新たなスパムが発生する。
それでもめげずに毎日スパム退治をしていった。

そしてついに4月末に全コメントをスパム認定して、現在に至る。

全コメントをスパム認定したおかげか、今はスパムコメントが1件も増えないようになった。やっぱり根っこから断てば増殖はしないものなのだろうか。

そんなわけで、このブログにも平和が戻った。
コメントを残してくださる方は、存分にコメントしていただきたいのだけれど、未だコメントは0件。

それはそれで問題があるのだけれど。

中身次第

今日は12時間勤務だった。

決してブラック企業ではありません(多分)。
好き好んで働いているのです(洗脳っぽい言い回しだな)。

ゴールデンウィークなので、午前中から音楽イベントが詰まっていて、その手伝いをしたのだ。もはや自分は音楽に関わるセクションにいないのだが、お世話になっているミュージシャンたちが出るので志願してお手伝い。
予定になかった呼び込みMCを結局5回、全演奏グループにしたのだが、10年そんなことをしてきた経験のおかげか、けっこうこなせた。

とあるミュージシャンの方に「いい声のMCだったので演奏で本気だせた!」とか言われて自惚れたので、それ以降は自分なりの「イケボイス」を意識してMCしてみた。マイクの使い方(というかリバーブの加減)を今さらながら学んだ気がする。
あと語り口調も。

で、やっぱり音楽関連の仕事は好きだし、慣れているのもあって全然疲れない。
いや、確かに体力的には疲れがないわけじゃないが、心地よい疲れだし、明日もう一回やってもいいかなー、と思う。

好きなことは疲労はしても疲弊はしない。
ということなんじゃないか。

色々と思うことが増えた。これもまた経験。

参加された方々に感謝しつつ、自分のやりたいことを見つめ直してみよう。

効果覿面

きちんと7時間睡眠取ったのに、午前中ずっと睡魔に襲われていた。

昼休憩で仮眠して午後はだいぶ良くなるかと思いきや、あいかわらず眠くてほぼ仕事にならず。
ゴールデンウィークの日の閑散さも仕事に身が入らない一因だろうけど、風邪薬も飲んでないし、睡眠不足でもない、一体原因はなんだろう?昨日の休日出勤&ワークアウトの疲れか?ただの五月病?

と色々考えた結果、どうやら「朝、コーヒーを飲んでいないから」という結論に至った。

独り暮らしを始めてから、ほぼ毎朝コーヒーを入れて飲んでいたのだが、ここ2週間は飲まない日が増えた。
コーヒーと一緒に紅茶もしくはお茶も入れて、朝は2杯の飲み物を用意しているのだけれど、結局どちらも飲みきれないことが少しもったいない感じがしたからだ。どちらか片方だけにするなら、口の中をさっぱりしたいのでお茶系を残すわけで、コーヒーはよっぽど「飲みたい!」と思わないかぎり(特に朝出る時間が決まっている出勤日は)コーヒーを入れなくなったのだ。

思い返してみたら今日だけじゃなく、コーヒー飲まなかった日はそういえば眠かった。
カフェインの効果絶大じゃん!

あと、最近、毎日のように食べていたチョコレートを食べなくなったので、血糖値が下がっている、というのも原因かもしれない。そう思って、夕方にコーヒーとチョコレートとったら途端に目が覚めた。勤務終了まであと30分の時だった。
プラシーボかもしれないけれど、自分の身体(というより脳なのか?)の単純さに呆れたりもする。

そんなわけで、明日の朝はちゃんとコーヒー入れて、チョコをちょこっと食べてみようと思う。それでも眠気が取れなかったら、なんなんでしょうね。
成長期?

収支

毎日の摂取カロリーを記録しはじめて1週間がたった。

カロリー終始は毎日マイナス、つまり消費カロリーのほうが上なのに、体重は計測初日から+300グラム。いったいどういう仕組みなのだ、人間の身体は!

このアプリをつけ始めて、役に立つというか面白いのは、自分の食べてるもののカロリーがどのくらいなのか。今まで自分が何の目安もなく過ごしていたのだな、と気がついたことだ。
揚げ物は高カロリー、ラーメンは危険、サラダはセーフ、みたいにざっくりとは考えていたものの、意外なものが意外なカロリーであることを知る。
ビールも350の缶で150kcalあるし、ご飯もしっかり250kcalあって、ご飯は少なめのほうがいい説が正しいと納得。
今日は、朝と昼のカロリー摂取量が少なかったので、少し多めに取ろうと、マックフライポテトのLを食べたら、それだけで571kcalって、イモあなどれない。揚げたイモあなどれない、っていうかモーストデンジャラス(食べるけどね、好きだから)。
これにチーズバーガー(370kcal)と500mlのビール(235kcal)で軽く1000kcalオーバー。でも、まあ今日はジムでワークアウトしたから、その分、まあいいやーという感じでいる。

ともかく、この1週間で知識はついた。でも美味いものは基本カロリーが高い気がする。その分、ワークアウトを頑張って相殺するしかないのだろうか。

ちっとも痩せる気がしない。