30年越しのバットマン

マイケル・キートンが主演した『バットマン』を観た。

この映画、実に1989年の作品で、今から30年前の映画だ。
思い起こせば、当時、中学の友人のTくんと、プリンスが歌うテーマ曲について話してた記憶がある。

で、僕はマーベルコミックの作品(スパイダーマンとかX-MENとかね)は好きだが、DCコミックの作品(バットマンやスーパーマンだ)にはさほど興味がないので、この「古典」とも言えるティム・バートン監督の『バットマン』は未見だったのだ(っていうか、ティム・バートンの映画は『スリーピー・ホロウ』しか観てない。しかもDVDで)。

それでもって、今さらの感想は、序列がバットマン役のマイケル・キートンより、ジョーカー役のジャック・ニコルソンの方が上だったのが発見だったり、マイケル・キートンは典型的な二枚目じゃないけど、カッコいいなーと思ったり、やっぱり30年前の映画だから、特撮のちゃさいところや、展開のまどろっこしさは気になるけど、先日観た『バットマンVSスーパーマン』より面白いと思ったのは、映画として良くできているからなんだろう。
バットマンって、ダークヒーローの代表だと思うが、この映画で、よりその傾向が強くなったのかなーとも思う。

それでも僕はやっぱりマーベルヒーローのほうが好きだけどね。
ただ、30年の月日がたっても楽しめるというのは、監督、役者の実力なんじゃないかなーと思った。

なんだかんだヒーロー物が好きなのかもね。