推定無罪放免

血尿が出ていると言われてしまった。

昨年末にやった健康診断の結果が1月の末にきて、血尿(正式には尿潜血陽性)が出たので再検査と書かれてしまったのだ。

年齢的にも「完全無欠のボディ」というわけにはいかないだろうと思っていたものの、胃がどうの、とか肺がどうのではなくてまさかの血尿。
予想していなかったことと、下半身しかも“急所”の再検査ということで正直焦った。
その通知を見た日は仕事が手につかず、病院のやっている時間帯で早退した(ビビリ)。で、その日の検査では「陰性」だったが、悪性のものがないか、採った尿を精密検査に回してもらって、その結果が今日出たのだった。

で、結果的には精密検査でも異常はなかったので良かった。
それからこういうときでもないと泌尿器科に行かないから、この際エコーまでやってもらって、一応、今回は大丈夫ということになり、ようやく心のつかえがひとつとれた。
エコーやってる時に「前立腺に石灰化がある」と言われてやや焦ったが経過観察でいいらしい。理由としては加齢みたいです(加齢か…)。

早めに受診が終わったので、池袋のジュンク堂書店に行った。すごい久しぶりに上階から1階ずつ見てまわった。
今自宅にある本で読んでない分を全部読み切って(あるいはいらないの処分して)から新しい本を買おう思うが、気になる本の書名をチェックしておいた。
今自分が読みたい本の分野で、自分の興味を再確認できるというのが、大型書店をだらだら歩く楽しさのひとつだと改めて思う。それで今の気持ちに気づくことも多い。

あとは昨日サボったジムへ寄る。
せっかく落とした体重がやや上昇傾向を示してきたので、ここが肝心だろう。
運動もそうだけど、食べすぎないように夜はチャルメラのとんこつラーメンオンリーで済ませてみた(体に悪い)。
あと、一応、今日で健康体と判明したので(事実誤認)、シーバスリーガルも飲んだ(なお体に悪い)。

そんで実は、晩御飯と晩酌の前に、心待ちにしていた配信番組があって楽しんだのだけど、この話はまだまとまってないのと、どこまで書いていいのかわかんないので改めてどこかで書くことにする。

振り返ると1日の間で色々あったな。
心配事もひとつ減ったから、明日から少しやりたいことを始めましょう。

2021初ツイキャス

「ザンクとルーペの読書感想文」第5回、無事終了しました。

メイン課題図書は、2019年本屋大賞受賞作、瀬尾まいこ著『そして、バトンは渡された』。
なんとなく抑えめなトーンで進めていましたが、「オススメ度」のところからざわつく展開に!
ツイートでも書いたけれど、僕は進行表と。自分の言いたいことの要点はまとめているものの、お互いどういう話をするのかは全く打ち合わせしておらず、発表する順番もその場の雰囲気で決めている。
だから、そういう点で「綺麗な」オチにつながったことはミラクルなんだよねー。
現時点で本屋で平積みされている小説なので、読もうかどうしようか気になっている方は聴いてみてくださいませ。

アフタートークは、今月は「ナンスマンス」(語呂がいいやら悪いやら)なはずだった無念の意味も込めて、フォトブック『夏川椎菜、なんとなく、くだらなく。』からお互いのベストエッセイ&ベストショットを3つずつ挙げて語っています。
ファン同士の放課後トーク的なノリをお楽しみください!(中身どっちもおっさんだけどな)

ひとつのテーマで、友達と語り合うのは楽しい。
そんなことを改めて感じた配信だった。
一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

不惑を目指す1年

誕生日。

幾度目かの39歳を迎えたわけだが、段々とそのセリフが“通用しない”年齢になってきてしまうのも否めない。
来年はちゃんと“不惑”を迎えられるように、今年しっかり成長しないといかんな。

で、「ドラクエウォーク」やりながらウォーキングがてら、予約していた「TrySail GO FOR A SAIL -STUSIO LIVE-」 のBlu-rayをアニメイトでフラゲしに行く。
ついでにブックオフ寄って本を数冊買った。

マックで遅い昼食を取りながら、「読書感想文」の課題図書『そして、バトンは渡された』を読了。
配信のために要点をメモ書きしたものの、文庫版の解説を書いている上白石萌音さんよりも気の利いたことを言える自信がない。

それからウォークアウトしにジムに行ったのだが、うっかりジム用のマスクを忘れてしまう。普段は不織布マスク派だけど、ワークアウト中、特にウォーク&ランする時には不織布マスクだと苦しいし、汗でべショベショになってしまうので、洗濯できるマスクを使っているのだ。
ちゃんと出かける前にペニンシュラでもらったマスクケース(後生大事にしている)に入れたのに、ケースごと忘れてしまった模様。
そういうとこ、直してかないとね。

仕方ないので、マシントレーニングだけして帰ってきた。お風呂に入るという目的もあってジムに行っているから、まあ良いのだけれど。

帰宅して、今度は『夏川椎菜、なんとなく、くだらなく。』を読了。
半分読んでいたものの、残りが2000文字のエッセイを25本だったので、一気に5万字ぐらい読んだ計算になる。すいすい読めたので良かった。

そんな2冊について語る「ザンクとルーペの読書感想文」は明後日1月21日午後2時1分スタートです。
お暇ならぜひに(アーカイブもします)。

夜は、誕生日だし「Mサイズのピザを独りで食べる」という豪勢な荒行を実施しようとも思っていたが、朝がピザパン、昼がマック、とパン系が続いたので、スーパーでいつもより良いステーキ肉(アンガス黒牛サーロイン)を買ってきて、黒瀬のスパイスで焼いて食べた。
食事前に自分で自分のために「Happy Birthday」を歌った。
なんだろうね、ちょっと寂しくなるのは(うるせえ)。
あと、いつもよりちょっとだけ高いワイン買って飲んだら、たかだか100円程度しか違わないのに(侘しい)、段違いに美味しく感じる。
でもC級のほうがグイグイ飲める気するんだよなー(それは舌がアレってことか?)。

食べながら、前述の「GO FOR A SAIL」発売記念動画を観る。
アーカイブがないと思っていたのでリアタイしたが、アーカイブあるらしいね。慌てることはなかった。
でも!3月にライブやる&先行販売告知があったので、早速抽選に応募した。
状況は厳しいが、未来に予定があるといろいろと頑張れるものだ。

そんな感じの2021年誕生日だった。

あ、プレイステーション5の抽選は外れました。
誕生日だから当たるかなーとか思ったけど、そういうスピリチュアルな展開にはならなかった。まだ僕には早い代物ということだろう。

今日は酔いどれて終わるが、明日からは三十代最後らしく、軸をつくるために生きる。
と言いつつ、なんか結局、来年もループしそうだわな。

爆睡からの

昨晩は23時前に寝た。

そして今朝9時起き。睡眠時間実に10時間。
やろうと思っていた片付けも、見始めた『シークレットマン』が面白かったので、斜め見できずに断念した。その分ちゃんと映画観たよ。
『大統領の陰謀』を観ていたので、ウォーターゲート事件についてはそれなりに知っていたけれど、いまひとつ事件の奥深さがわからない。大統領による盗聴事件揉み消し、という単純な構造でいいんだよね。
FBIも色々と大変そうという感想(しっかり観てそれかよ)。
して『J・エドガー』も観たくなった。

夏川椎菜のシングル『クラクトリトルプライド』が今日発売ということをすっかり忘れていて、慌ててアニメイトに行ってCDを買う(初回限定盤)。
ミューレにしては特典のブロマイドの出来が良いのでビックリした。
今月は14日に朗読劇、24日に単独ライブ、と夏川椎菜推しの月なのに、今ひとつ身が入らないのは、まあ世相ですよ、世相。
そんな気分を吹き飛ばす意味でも、ライブまでに見ていない417Pチャンネルの動画をまとめて見たり、『なんとなく、くだらなく』を読了しておこう。

緊急事態宣言が発令される段になって、改めて思うのは、新型コロナの影響で、他人のことを思いやれる人なのか、自分のポジショニングしか考えてない人なのかがはっきりわかるようになったなあ、ということ。得てして権力持ってる人に後者が多いというのは、何かしらこの社会がねじ曲がってるような気もする。
自分は前者でいるつもりだけど、気がつかないうちに後者になってしまう可能性だってあるのだから気をつけよう。誰しも簡単にダークサイドに堕ちてしまうのだ。

よく寝たせいか饒舌なブログになった。
今日もよく寝て、また明日頑張る。

「Agapanthus」追体験

昨日書いたように、麻倉もものライブ「Agapanthus」の配信がされたのでアーカイブで観た。

これ、24時間観てたいぐらいの出来なので、円盤化を切に願う。

自分が参加した、まさにその日のライブが映像化されるのは初めてなので、つい自分を探してしまった。
で、ちゃんと映っていたよ!(江戸川台ルーペに報告してしまった)
しかも大好きな「Good Job!」の曲中で映っていたので、嬉しさひとしお(時間差で5回目の死を迎えました)。

「スマッシュドロップ」は、曲の途中でセンターステージに行ってしまった記憶だったのに、ずっと前で歌ってたんだね。記憶は曖昧だ。
あと、これはセンターステージで歌っていたので、映像で初めてしっかり見られた「トキメキシンパシー」の振り付けが、超可愛くて悶絶した。
両手で作る“可愛い”ハートの形考えつくの、振付師ってホントすげえな。hiromi先生マジリスペクトする。

「花に赤い糸」は典型的なスローバラードで、あまり好きな曲ではなかったのだけれど(アルバムだと飛ばしてしまう)このライブで聴いたらすごい良い曲だなーと思った。今回改めて聴いてもやっぱり良い曲。

「秘密のアフレイド」から「Fanfare!!」までのアップテンポ曲の連続は、当日も楽しかったけど、配信で追体験してもテンション上がった。
あと「妄想メルヘンガール」のコールは、声の出せない当日のライブのために、ファン有志が事前に自分の声で録音したものをリミックスした音源が使われたのだが、このコールでは、ルーペさんの声がはっきり聴こえるんだよなー。
あの「良い重低音」の主は彼の声だと確信している(「読書感想文」の声まんまだもの)。

オマケ(?)の配信限定アフタートークも本音っぽい発言が多くて楽しかった。
“迷曲”「シュークリーム」についてのコメントしていたけれど、この曲に出てくる男が嫌いということがわかって、ますますファンになった。
指摘されて気づいたけど、ライブと同名のアルバムから唯一削られた曲なんだよな。いつかライブで聴いてみたいが、絶対、ネタとして聴いてしまってニヤつくパターン。
あと「うどん」とか「知らん」の一言回答も清々しかった。
この人のファンでよかったと心から思う。

で、結局、自分が参加したライブの映像化ってすごい良いわ。没入感が桁違いだった。
その貴重な気付きが最推しである、もちょのライブだったのは必然だったのかもしれない。

最後にもう一度書くけど、円盤化を切に願う。
多分エンドレスで流せてられるよ。

リベンジショッピング

「夏川椎菜、なんとなく、くだらなく」を買った。

昨日アニメイトに行ったけれど見当たらなくて(そしてあまりの人=特に女子の多さに引き下がって)帰ったのだけれど、諦めきれずにもう一度探しに行った。
昨日は確認できなかった7階からローラー作戦で探していったら、昨日ちゃんと確認した2階の新刊のところに置いてあった。
昨日、不自然に空いていたところに置いてあったので、ちょうど店頭から在庫がなかったのだろう。そう考えてみると見つからなかった理由は単純だったな。
店員さんに訊けばよかったんだろうが「な、なつかわしいなの、な、なんとなく、くだらなくはありますかぁ?!」と訊くことはできないお年頃(つまりおっさん)だから仕方ない。

で、僕はこの本がフォトエッセイだと聞いていて、サイズはせいぜいが四六版とばかり思っていたのにA4版だったので「思ったよりデカイ!」が第一印象。
そして値段を見て「3,200円もするの?!」が第二印象。
良い紙だし、写真が多いので、読んでみるとそれ相応の値段ではあるけれど、「エッセイ」だとばかり思っていたからせいぜいが1,800円ぐらいと踏んでいたので、手にとってから買うまでやや逡巡した(だって、もちょの“神”写真集「ただいま、おかえり」が3,000円だよ!30,000円でもいいのに←病気)。
でも、せっかく探し求めたものだし(江戸川台ルーペは新年の「読書感想文」のアフタートークのネタにするとツイートしてるし=個人的に連絡なし)覚悟を決めて(?)買った。
※後日談。ツイートじゃなくてLINEでしてた。超個人的連絡で、だった!ゴメンルーペさん!

特典としてクリアファイルとイベント応募券をもらったよ!

アニメイトのイベントには落ち続けているが、早速応募した。
今回はイケる気がする!(気がするだけな!)

「なんとなく、くだらなく」はまだパラパラめくっただけだが、ナンちゃんの印象的なホクロをちゃんと写しているのが良い。
声優雑誌のグラビアだと修正かけているものが多く、僕がナンスのホクロに気づいたのはライブBlu-rayが初めてだけど、ホクロがあるからこそナンちゃんのチャーミングさが増す、と強く主張しておきたい。
(それにしてもこれ、ほんとにアフタートークで話しますか?文字量多いんですけど……)

あと、昨日録画しておいた「鬼滅の刃」の「柱合会議&蝶屋敷編」を観た。
ネトフリではまだ12話までしか見てないが、柱が集まるシーンは見たかったので先に観る。
アニメはアニメの良さがあるが、やっぱり僕は漫画派だなー。漫画で読まなければ、さほどハマらなかったと思う(あと地上波にしては血の量けっこうすごいよな)。
蝶屋敷編ではだいぶギャグ場面が面白かったけれど、アニメでシリアスとギャグの落差をつけるのは難しい。
それがこの作品の肝であり、面白さだと個人的には思うので、それが効果的なのは漫画の表現のほうが勝っている。
などと、評論家ぶってしまったけれど、アニメも面白く見てるよ!(フォロー)

さて、明日はちゃんと「アストロシティミニ」を開封する。
あと色々詰まっていることを進めたい。まずは早起きからだ!(できるのか?)

僅かな発見と確かな僥倖

相変わらずの日曜出勤。とりあえずまっすぐ帰宅したよ。

昨日は久しぶりにTrySail断ち(TrySailの楽曲を聴いたり、番組をみたりしないこと)をした。
その代わり(?)に、今日は「TrySailのMusicRainbow」というネット特番を観た。初めはスルーするつもりだったけれど、江戸川台ルーペの感想ツイート見たら観るしかないと思ってアーカイブ購入したのだった。

で、3人で食べ物を買い出しに行った店が美味しそうなとこばかりでどこだろうなーと思って見ていたら、なんと先月ゴールドジムに行くために降りた代々木公園駅の近くじゃん!ってわかった(プリン屋で気づいた)。
自分の行動範囲と推しの行動範囲が重なると「同じ世界線で生きてるんだなー」とちょっと感動する。それからゴールドジム行っておいたからこその感情なので、なにごとも経験しておくことで感動できることがあるのだと思った(そしてジムに誘ってくれたtacacoさんに感謝)。
あ、内容も面白かったです(とってつけみたいな感想になったけど堪能したよ!)。

まだ本調子ではないけれど、昨日よりは元気。睡眠ちゃんととったからかもなー。
でも、まだまだ気分上々とはいかない。それは自分でどうにかしないといけないのだろう。

まあ、とにかくまた明日。日々頑張るのだ。

気がつけば囚われる

普通に仕事して、普通にジム寄って帰宅。

麻倉ももが2曲歌ってるって言うんで「声優たちが歌う松田聖子ソング」というトリビュートCDを買う(Female Edition)。
職場近くの山○楽器には売っていなくて、アニメイトまで出張った。
松田聖子という超大物アーティストモチーフのアルバムだというのに「声優」という掛け算をすると、ニッチな作品という扱いになってしまうのだろうかと軽くショックを受ける(たまたまだろうけどな)。
アニメイトでもDVD付きの初回限定盤が残り1枚だったので、まあ手に入れられて良かった。
曲はまだ聞いていない。ちなみに松田聖子の曲では「赤いスイートピー」が一番好き(カラオケでも歌う)。

昨日開けたワインはC級ワインではないものの、どうやら1000円未満のワインらしい。名称が未だにわからないが(読めないのだ)、フランス産の赤ワイン。
それでも普段のワインよりもちゃんとした「ワインの味」がする感じでガブガブ飲んじゃいけない味わい(“ちゃんと”って何だよ。しかも値段、倍もしないじゃん)なので2日に分けて飲んだ(いつも1日で飲み切るのも問題だが)。

昨日はケンタと合わせて、今日は雨宮天がラジオでオススメしていた「黒瀬のスパイス」を使ったステーキを焼いて食べた。
「黒瀬のスパイスを使えば、たいてい大丈夫」と言っていた通り、安い肉でもたしかに美味しくなった。けっこうな量かけたけど、むしろまだかけてもいいぐらい。
どんな肉にも使えるようなので、積極的にかけて、肉を焼いていきたい。

朝、江戸川台ルーペから「夏川椎菜が朗読劇に出るけど、ザンクさんは行かないんすか?」というLINEが入る。
完全にノーマークだったのだが、ルーペさんはすでに申し込んだというので、自分もノリで申し込んでみた。抽選だから外れる可能性もあるが、「朗読劇」って行ったことないから楽しみにしておく。

で、ルーペさんとの「読書感想文」ですが、12月16日水曜、11時からツイキャスでやります。今回もリモート。
課題図書はキタハラ作『京都東山「お悩み相談」人力車』。
昨年文フリでお会いしたキタハラさんだけど“忖度なし”で感想を言い合います(ハードルあげ)。
例によってYouTubeにアーカイブは載せるので、リアルでなくても是非に。アフタートークのお題は現在考え中。

と、気がつけばTrySailの3人に囚われたブログになってしまった!
まあ、そういう日もあるよね。推しのある生活は良い生活だと思おう(自己暗示)。

世知辛い世の中だけど明日もまた頑張るー。

縁つなぎDecember

実家に帰る。

頼み事があったのと、クリーニングに出していたコートを取りに行ったのだ。
それにこれから先は県またぎが難しくなりそうだしね(車だから電車よりはリスクないはずだけど)。帰れるうちに帰っておいたのだ。

で、実家のスカパーのリモコンが調子悪くて、ボタンがほとんど効かずに(むしろこの状態でよくチャンネル選択できるなというぐらい)イラッとしたので、その場でAmazonで同じ型番のリモコンを探して買うことにした。
そしたら「あとで買う」みたいなリストに入っていたSwitchの「リングフィットアドベンチャー」が定価で表示されていることに気づく。
「火曜の10時にAmazonで定価売り開始するよーというので、10時直後にトライしたら、買い物カゴに入れようとするたびにエラーになる、ということを繰り返し、その転売ヤーとの戦いに疲れて放置していた話」は以前ブログで書いただろうか。
それからというものの、自分はジム通いを本格化したし、ゲームでフィットネスをするというのはやはりSwitchの「Fit Boxing」を1週間足らずで挫折したことを踏まえて、買うことを諦めていたのだ(やや「すっぱい葡萄」的な心持ちもあるが)。
そんな中、ここで定価売りを見つけたのはきっとなにかの縁。しかもあっさりと買い物カゴに入り、難なく買えてしまった。

リモコンが使えないというイライラから、欲しかったものが見つかる。災い転じて福となす、というか、人間万事塞翁が馬というか(いいこと言ったふう)。
とにかくジム通いに加えて「リングフィットアドベンチャー」まで手に入れてしまったのだから、これで我がダイエットに死角なし(勝つる!)

帰りにさいたま新都心に立ち寄って「ドラクエウォーク」のお土産をゲットする。
ついでに買い物する用事もあったので、コクーン新都心で何の気なしに本屋を覗いたら、麻倉ももが表紙で、かつ40ページ特集という見出しの「VOICE BRODY」という雑誌が売っているのを発見。
立ち読みできないように封がしてあり、中身が不明なので、買うのをちょっと迷ったのだが、これもなにかの縁だと思い購入。
そしたら全ディスクレビューや、先日参戦した「Agapanthusライブ」リポートが載っていて、数時間前の自分に「迷わず買えよ!」って言いたいぐらいマストバイな一品だった(まだまだファンとしてのレベルが低い)。

とにかく、小さいことの積み重ねとはいえ、そんな“セレンディピティ”な12月スタート日。
この感じで今月、そして今年を乗り切りたい。

愛し愛されて生きるのさ

TrySailのメンバー、麻倉もものソロライブ「Agapanthus」DAY2に行ってきた。

5月にツアーとして予定されていたライブがコロナ影響で、今月、幕張2DAYSとして公演することになったのだ。
TrySailファンであり、なかでも“もちょ”推しの僕としてはこれは何がなんでも是が非でも参加したいライブだった。

TrySailのファンになって1年半。
ユニットとしての活動が一番好きなのは間違いないのだけれど、それでも「最推し」のもちょの存在は自分が思っているより大きいみたいだ。
なぜならTrySailファンの「センパイ。」であり“天ちゃん”推しの江戸川台ルーペが、TrySailライブの仙台と、1月の雨宮天ソロライブでの放心状態とは打って変わって涼しい顔をしているのに対し、僕の方が始まる前から上の空だったから。

ファン先行チケットに当選していたので良い席だろうとは期待していたが、席についてみると実質2列目。
座席は左右1個あけなので、見る角度によってはステージのもちょと自分の間に誰も入らないという予想以上の良席で、もうその時点で失神しかけた。
これまでの2回のライブでは、座る位置の関係もあって、ライブ中も一緒に参加するルーペさんの様子を確認したりしていたのだが、今回は正直、彼の存在を完全に放置して、ライブに没頭することにした。もう「僕は僕で浸りますので」と。

1曲目の「Agapanthus」で、プロジェクションマッピングのカーテン越しに歌うオープニングは、MVをライブでやっている感じで幻想的で良かった。
2列目とはいえ、客席中央までの長い花道が用意されていて、そちらをメインで歌う曲もあるので、常にかぶりつきで楽しめたわけではないが、「スマッシュドロップ」や「カラフル」のダンスが目の前で見られたのは幸せな時間だった。

「妄想メルヘンガール」の掛け声は事前にファンが各自録音して送ったものをミックスして流してくれたのだが、男声が多くて野太い感じのコールになっているのがちょっと面白かった。あと、もちょが言及した「良い重低音」はルーペさんの声なんじゃないかと思う(嫉妬)。

トークでは”妖刀アサクラ“と呼ばれるその毒舌も披露されたが、狙った毒舌というより、思ったことをそのまま口にしてしまうからこそなんだろう。
でも逆にそれは天然でドSってことか?(煽られる「雑草チーム」が羨ましかったりした)

個人的にセトリは一分の隙もない完璧なものだった。
アルバム「Agapanthus」収録曲を中心に歌うのは、ライブタイトルからしてわかっていたが、収録外の曲で絶対に聴きたかった「Good Job!」(グッジョブポーズしたよ!)、「Fanfare!!」(MO MOやったよ!)はもちろんのこと、良い曲だなーと常々思っていた「星空に想えば」が聴けたり、コロナ禍に聴いてより歌詞が沁みた「No Distance」を同じ意味を込めて歌ってもらえたことが、より特別感のあるライブだった(欲を言えば全曲聴きたいけど、それは贅沢すぎるというものだ)。
ただひとつ、ポッドキャストでクサした分析した「シュークリーム」を生で聴いて、どう思うか知りたかった感はある(ドM)。

テンションが上りすぎて、ライブ途中で現実感が時々吹っ飛んだ。
映画「インセプション」で夢の世界と現実世界を見分けるためにディカプリオがコマを回すシーンがあるが、きっと今コマを回したら永遠に回り続けるだろうなとも考えた。
そのくらい夢とうつつの境目がわからなくなる感覚に陥ったのだ(いや、全部「現実」なはずなんだけどね)。

「愛し愛されて生きるのさ」
とは、小沢健二の曲のタイトルで、僕はこの曲に思い入れはおろか、そらで聴いたことぐらいしかないけれど、ライブの最中にそんなフレーズが頭に浮かんだ。

アーティストはファンに愛され、そしてアーティストはファンを愛する。その関係が続く限り、どんなアーティストだって(そしてファンだって)生き続けることができる。

その意味で、このライブは麻倉ももとファンによる完璧な愛し愛される空間だった。
批評的に見れば粗がないわけではないステージではあったが、それを問うのはもはや意味がない。

夢と言われたらそれはそれで納得してしまうような、現実感が吹っ飛ぶライブに身を委ねながら、これまでの人生が何度か走馬燈として見えた。
だから昨日ツイートした「4回死んで生き返った」という表現は決して比喩ではない。

どんなに言葉を紡いでもこの感覚を表現するのは虚しいから、シンプルに「超絶楽しかった!」と書くことが正解な気もするが、こんなすごい体験をする機会が世の中にあるのだ、ということがわかったことを、ここに記しておきたい。備忘録として。

さて、僕は今日からどう生きようか。