フランスズ

気がつけば個人的には三連休。

ヴァイオリニストの安藤梨乃さんのトーク&ライブを聴きに赤坂まで出かけた。
昨年11月に予定していた公演が振替で今日になったものだ。

全てフランスにちなんだ曲目で、クラシック音楽を中心にした前半と、シャンソンとフレンチポップスでまとめた後半という2部構成。
クラシックの丁寧で繊細、そして超絶技巧を含んだ曲も素晴らしかったし、ポップス系の曲はより一層感情がこもっていて、こちらの気持ちも跳ねるような素敵な演奏だった。シャンソンについては、ご本人がMCで「シャンソンは歌うだけでなく語る部分がある」とおっしゃっていたように、特に『バラ色の人生』はちゃんと“物語る”演奏で、自分も人生考えてしまった(結果、とても凡庸だと再確認)。
万代ヒロトさんとのトークの、そして鈴木結花さんのピアノとの「掛け合い」も楽しく、時間があっというまに過ぎた。とても良い演奏会だった。
あと、アンコールのあの曲はもう「ご自身の曲」になっていて、それもまたすごいなー(語彙)と思った。

仕事柄、そして交友関係柄、生演奏を聴く機会が普通の人よりは多めだと思うのだけれど、演奏を生で聴くということは贅沢なことで、こういう機会に恵まれているのはありがたいとしみじみ思ったりもした。

終演後は、一緒に聴きに行った仲間うちでライブ鑑賞の「反省会」をして(15時前から!)、僕は5日ぶりにアルコール飲んだ。
今日はチートデー。明日からまた飲み会があるまではノンアル日。

この(個人的)三連休、全部予定が入っていたし、毎日外出した。そう書くとすごく充実しているみたいだが、自発的になにかこう「成し遂げた感」はないから、そういうところを意識して明日からまた頑張りましょう。

Butterfly

土曜も労働(言い方)。

気持ちは前向きだったのだけれど、どうにも仕事は進まなかったよ(それが能力というやつでは?)。明日までに仕上げなければならない資料が5つほどあるが、まだ1.6ぐらいしか終わってない。どうなることやらー(もっと危機感持てよ)。

仕事の後に、仕事関係の縁があって、ひとりで芝居を観に行く。
主役は存じ上げない人だったけれど、著名な俳優さんが数人出ていて、けっこう見応えがあった。
主役の人はやっぱり「主役だなー」と思わせる存在感があったし、テレビでは脇役でしか見たことのない人だけど、ベテランの方は上手かった。生の舞台はそういうのが見れるのが面白いところだ。あと声の良さって大切だなーとも思った。正直(仕事の付き合いなので)気乗りはしなかったのだけれど、楽しかった(身バレするから演目は言わない)。

窮屈な日々だけれど、よくよく考えれば、自分は自由が多い人生。それをちゃんと生き切ってから、一歩踏み出せる気がする。だから、好きなようにやって、自由闊達に頑張りましょう(急にどうした?)。

じゃあこれからご飯食べて(この時間に?)寝るよ!

とぶ

全く記憶がない。

昨日は江戸川台ルーペが職場近くまで来るというので、待ち合わせて飲んだ。
約束の予定時間を大幅に遅れてしまう、というところからケチのつき始めだったのだろうが、ビール2杯の後に日本酒を3杯目飲んだところから記憶がない。
それまで、映画『首』と加瀬亮について熱弁をふるったのは克明に覚えているのに(『首』観てないし、加瀬亮の演技もさほど知らないけどな)。
会計をした記憶も(お金を払ったのかすら)、どこで別れたかも、どうやって帰ってきたのかも一切が抜け落ちている。

ルーペさんに勧められて渋々トリキのアプリを入れて、それは会計前に二人のアプリを連携させると会計合計額のポイントを得られるのだが、今日見たらちゃんとポイント入ってるので、その作業はしたのだろう。でも覚えがない。

それでもブログを必死で書いたことだけは覚えている。ワードプレスを立ち上げたことも。
もうブログ更新のために生きてるのかもしれない(そのわりにはしょーもないブログだな)。何を書いたかはさっき読んで確認したが、内容覚えてなかった(っていうほど中身のあるブログじゃないけどな)。

ちなみに電車の中で書いたらしいメモに、ブログの下書きが残っていて

江戸川台ルーペと飲んだ。
なんというか、予定調和なく飲んだ感じなので、特筆すべきこともないし、かといって記載すべきこともない。
友人と飲む、ということはそういうことなのかもしれない。

って書いてあるんだが(22:53に書いたらしい)、これこそまさに自動書記で、自分が怖い。

それにしても、記憶をなくすというのは危険だ。
よく無事に家に帰ってきたと思う。帰巣本能ってすごい。あと、帰宅の間、よく犯罪的なものを回避できたとも思う(いや、後からなんか訴えられるかもしれないけどさ)。
ルーペさんにどんな失態をしたのかは覚えてないが、音信不通になってないので、さほどの粗相はなかったか、あるいは彼の懐の深さだろう(前者であることを願う)。

これに懲りてもう二度と酒は飲まない。
と言いたいところだが、きっと飲んでしまうので(端から諦める)日本酒を飲まないことにする。でも、それも無理っぽいから、安い日本酒(トリキに失礼)は飲まないことにしよう(激甘な結論)。

起きてから胃がムカムカするわ、頭痛いわという完全に二日酔いのコンディションだったが、手塚貴子さんが参加しているPas de Chatonという3人組ユニットのライブを聴きに出かける。
シャンソン、カンツォーネ、日本の大衆曲といった幅広い選曲の第1部と、珍しい曲がそろったクリスマスソングの第2部といった構成で、歌い手さん三者三様の個性があって、バラエティ感が強い楽しいライブだった。

曲を聴きながら、自分も色々やりたいなー、やんなきゃなー、と思ったりもした。それは音楽もそうだし、それ以外のこともね。
先週から、なんとなく自分のダメっぷりを感じるエピソードが多い気がするが(昨日とかな)、ダメだからといって落ち込んでる場合ではないのだ。自分の人生だから、やりたいことやろうね(ひとに迷惑かけない程度にね)。

そんなわけで今日はノンアルコールと胃に優しいうどんを食べた。
明日も労働(言い方)だし、ちょっと神経使う案件だし、頑張ってのりきろう。

課題、ライブ、野球

個人的4連休の3日目。

午前中に課題やる。

先月もやったやつの続きで、前回は惜しい感じの結果だったので、今回は気合い入れたのだが、やっぱり手応えは前回並みにない(っていうか気合いでどうにかしようとするな)。

改めて、一般知識(社会状況)ほとんどないな俺、という結果だった。

でも、まあ、めげずに続けます。

で、午後は、昨日西谷国登さんのリサイタルに5弦ヴィオラで客演したルドルフ・ハケンさんと、同じく弦楽隊で演奏した手塚貴子さんによる「SUPER ELECTRIC VIOLA DUO RECITAL IN TOKYO」の鑑賞に行く。

今日はハケンさんが6弦エレクトリックヴィオラ、手塚さんがヴィオラ(普通の、って言い方もなんだが)と5弦エレクトリックヴィオラを演奏。単体の楽器としてだって珍しいのに、そのデュオだなんて、ものすごいレアな演奏会だった。

個人的には二人で弾いた「スレンナタリア」が特に良かった。昨日の西谷さんのリサイタルでも演奏されたが、今日のはエフェクターガンガンかかって、いかにもエレクトリック。お祭り感があって迫力増してた。

「Misty」では手塚さんの歌とヴィオラどちらも楽しめた。声と楽器という二つの表現だったが、曲の世界観が統一されていて引き込まれた。

1時間濃密な演奏を楽しんで、次の予定のためそそくさと海浜幕張に向かう。プロ野球のロッテ対ソフトバンク戦を観にいったのだ。

お腹の調子を考えたら、チケット代もったいないけどキャンセルしちゃおうかな、とも思ったのだが、佐々木朗希が予告先発だったので、絶対行くしかなかったのだ。

向かう途中に発熱で佐々木が登板回避して、ブルペンデーになったが、今年もう野球観る機会ないし、観たい選手はたくさんいるのでやっぱり行く。25年ぶりのマリンスタジアムはボールパーク感あってワクワクした。

試合は、初回に5点取られて完敗ムードだったが、和田のビックリホームラン(プロ2号)などで1点差に迫って、逆転の場面で推しの安田が代打で出たりと熱い展開で超楽しかった。

結局負けたけどね。しかも試合時間4時間。

電車は大混雑だし、そんなわけでこのブログは帰宅途中に書いてアップしてます。

野球観ながら、やっぱり楽しいと思うことや、やりたいと思ったことはできるうちに早くやっておくべきだ、としみじみ思ったよ。それは年齢を重ねてきたからかもしれないし、体調が万全じゃないからかもしれない。でも、なんか逡巡してる場合じゃねえな、とは最近ことあるごとに思うのだ。

日々、ドタバタだったとしても、やれることがしょぼかったとしても、一生懸命いきましょう。

Bravissimi

土曜日、祝日、休日。

休日なのに、打ち合わせのために職場に出向く(完全ホワイト企業)。
ちゃんと誰かに任せるということを、いい加減、僕はするべきなのだろう。

で、時間ピッタリに打ち合わせを終えて、浜離宮朝日ホール 音楽ホールで行われた「第11回 西谷国登ヴァイオリンリサイタル」を鑑賞しに行った。
リサイタル11回目、浜離宮での開催は5回目というのに、現代曲である湯山昭作曲『ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」や、ルドルフ・ハケン作曲『ヴァイオリンとヴィオラのための「スレンナタリア」』(しかもハケンさんご本人と共演)といった、守りに入らない、新たな挑戦を感じる選曲と、趣向を凝らした演出で観客を楽しませてくれた(現代曲って聴きやすいなーと個人的には思った)。
1曲目のラヴェル作曲『ヴァイオリンソナタ第2楽章』や、最後のメンデルスゾーン作曲『ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64』弦楽合奏版といったクラシック曲も演奏し、特に『ヴァイオリン協奏曲』はソリストの魅力と室内楽編成による弦楽合奏の迫力が楽しめた。

公演まで色々とご苦労も多かっただろうけれど、“2023年版の”西谷国登さんらしいリサイタルだった(関係者のみなさま、お疲れ様でした)。

打ち上げにはちょこっと参加。
雰囲気はとても楽しかったけれど、飲めない状態での酒席って本当に辛いですね(自業自得)。腹痛も地味にあったし、明日は午前中、とある課題をやっつけて、午後から夜まで出ずっぱりということもあり、早めに帰宅させてもらって、体を休めてイマココ。

個人的4連休も、もう半分過ぎてしまったよ。時が経つのはなんて早いのだろう。
やりたいことやって、言いたいこと言って。そういうふうに生き方をシフトしていきたいなー、なんてことを思っている(思っているだけ)。

終わり、はじまり

ライブ明けの休日。

今日、休みにしておいて良かった。そのぐらいの脱力感と、飲み過ぎ(もしくは冷え?)のせいでお腹急降下だった。その分、明日から木曜までノンストップ労働(言い方)だけどさ。

それにしても、本当に楽しかった。
自分の出番はもちろんだけれど、仲間の演奏を聴くのも楽しかった。そしてほんのちょっとだけのご縁のある方がわざわざ聴きにきてくださったのもありがたかったし、嬉しかった。人生の大先輩だし、ちゃんと「歌う」人なので、そんな人に聴いてもらうのは恥ずかしくもあるが、本当に感謝。

そして自分の思い描いた出来が良かっただけに、録音を聴くのが怖かったけれど、意を決して聴いてみた。
全然、ダメだったなと思うところが(自分の思ってたよりも)多かったのは素直にショック&反省。ただ、ここは出来てる、というところもあったので、今の実力を客観的に捉えて次回頑張ろう。歌い方として「モノマネ」ではなくて「自分の歌い方」になっていたので、それだけでも良かった(ラップも。だからラップ?)。
あと、本番では聴く余裕がなかったが、ピアノがすごかった。こんな音まで出してたんだ!っていう気づきがあった。伴奏してくださったお二人に大感謝したい。次回はちゃんとピアノを聴く余裕を持ちましょうね。

で、今日の休みは溜まっていた洗濯を2回転し、先日のバッテリーあがりの解消を少しでもしようと午後から片道50分ぐらいのところにある某モールへ行った。目的はシナボンを買うこと。日曜だから混んでいたけれど、目的を持ってのドライブと、ダラダラした買い物はそれなりに楽しかったし、気分転換になった(シナボンも美味かった)。

夜は超久々にカレーを作った(お腹壊しているのに?)。辛口ルーに加えて、チキンカレーだし、ガラムマサラ足したから超辛口な感じになったが、そこそこ美味しくできた(明日以降は多分もうちょい美味しくなってるはず)。今週はカレーで乗り切るよ。

週末が楽しすぎたので、明日からちょっと気が重いけれど、できる範囲のことをちゃんとやらないとね。
いろんなことを再スタートさせましょう。

感化、商談、敬虔

あいかわらず起きてからダラダラしてしまう。

良くない習慣だと思っていてもなかなか抜け出せないんだよね(言い訳)。

どうしたわけか、YouTubeのリコメンドの中に、聞いたことのないような謎の起業家(パリピっぽい)の、「時間を無駄にしないための方法」みたいな動画があったので、歩きながら音声だけ聴いてみる。正直、感じの悪い喋り方だし、ぜったい仲良くなれそうにないけれど、言ってることは正しいんだよなーと思う。そういうことにうんうんとうなずいてしまうのは、自分が今、物事に対してあまり上手くいってないのかもしれないな(でも元気だよ)。

休みのはずが、どうしても会うタイミングが今日しかないということで、取引先の方に会うために職場に行く。予想以上に物腰柔らかく、話し上手な人だったのでお会いできてよかったなとは思った。
なにせ、やる気に満ち溢れてる若い人と会うと、こちらも元気になるよね。だから自分も元気で明るくを心がけよう。でも、その前に、自分もやる気に満ち溢れるような環境に身を置きたいよね(願望)。

それから、お世話になっている方が舞台に上がるというので、YMCAオラトリオ・ソサエティの定期演奏会を鑑賞するために紀尾井ホールへ。
レクイエム2曲という、個人的には重めの選曲ではあったが、いかにも宗教曲っぽいフォーレと、現代曲っぽさが出るラターの、同じモチーフでの違い、みたいなものも体験できて、良い演奏会だった。厳かな気持ちになりました(急に敬語)。お誘いいただかなければ、きっと足を運ばなかっただろうから、貴重な経験ができてありがたいし、なにごとも興味があったら行くべきだなーとも思った。

そしてここしばらくの疲れを癒やすために、もう晩酌して、今日はおひらきにするよ。時間の使い方、ホントに考えなきゃね(影響されやすい奴)。
明日には忘れるだろうけど。

暑い、寒いで体調管理が難しいが、なんとかフツーに頑張りましょうかね。

ゴールデンウィークだん

世間はGWの最終日だが、自分は至って普通に労働(言い方)。

ただちょっとだけ早上がりして、石神井インターナショナルオーケストラの定期演奏会に行った。
音楽監督の西谷国登さんをはじめ、手塚貴子さん他、友達だったりお世話になっている人がわんさか出演する演奏会なので、なにがなんでも聴きにいかねばならないし、義理とかでなくて、ずっと応援しているオケなので、毎年演奏を楽しみにしているのだ。

今回は、西谷さんがヴァイオリンソリストとしてオケと共演するし、手塚さんは指揮を振るしで、見どころ聞きどころ満載のステージだった。
今年で10周年を迎えるだけあって、演奏は安定感があるし、ちゃんと聴かせどころも抑えてある楽しい演奏だった。時間があっというまに経った。

ちゃんと目標をもって演奏している人たちはすごいな、と思う。さて、自分はどうしようかね。まあどうもしないんだけどね(しないのかよ)。
とにかく刺激になりました。日々、頑張らねば。

そんな感じでGW終わったよ。
連休だった人よりは“耐性”あるんだろうけど、それでも明日労働したくねえなー(言い方)。したくない労働ってなんなんでしょうかね(急に自己啓発本のイントロみたいなこと言ってみる)。まあ、それはそれで頑張りましょう(思考停止)。

今週、色々ピーク。でもそこさえ乗り切れば一息つける(はず)。
やれるだけのことやりましょう。

14386歩

お出かけダブルヘッダー。

まず午後に、芝公園近辺を散策するツアーに参加した。
大門からスタートして芝大神宮、芝東照宮、増上寺をまわって愛宕神社までのコース。普段一人では行かないところだし、行ったとしても歴史の知識がまるでないから、素通りしちゃいそうなのを、ガイドの方の案内で楽しく、教養深く巡れた。

一番面白かったのは徳川将軍家の墓地。そこで眠るその一人一人のエピソードを聞くと、なんとなく人柄に思いを馳せられて楽しい。結局、自分は“人物”に興味があるんだなーと気づく。事件自体よりも、そこで誰がどういう振る舞いをしたか、そういうところを知ることにワクワクする。ちょっと将軍家について、なにか本読もうと思う。
あと、昔ここにこんなのがあった、というのと、道と道が頭の中でつながるのも楽しい。東京、いろいろと歩いてみたいな。

愛宕神社でおみくじを引いたら「小吉」だったけれど、なんか「座して待て」みたいな奴で、わりと“強め”の小吉だったので、これからいいことたくさん起こると思う(希望的観測)。
ただ、出世の階段と言われる石段を、上りはエレベーターで回避したのに、下ってしまったので、ちょっとダメかもしんない。改めてお参りにいきますかね。

そして、その後、豊島園まで行って(自宅の位置を考えると「戻ってきて」)、お世話になっているテルミン奏者の濱田佳奈子さんが、アコーディオンの広沢純子さんとのユニット「アンテナ」として開催した「森の音楽会」という演奏会を鑑賞。
けやきの森の季楽堂という、古民家を改装したイベントスペースで、タイトルどおり森に包まれ、小鳥のさえずりも聞こえる場所での演奏会だった。
演奏は言わずもがな、演出がまたユニークで夕暮れの楽しい時間を過ごせた。

で、そんなこんなでよく歩いた日。
芝公園散策もそうだが、愛宕神社から赤羽橋駅まで20分ぐらい、豊島園駅から季楽堂まで10分ぐらい、そして帰りは練馬駅まで17分ぐらいも歩いて、iPhone的に歩数はタイトルの通り。
体感としてはこの倍は歩いた感じがする(マジ30000歩ぐらい歩いたでしょ?って思ってる)。その結果、足腰はもちろん、バッグをかけていた右肩も疲労がひどくて、(先日も書いたけど)自信のあった「歩くこと」にやや陰りがでてきてしまった。体重が増えたからかな。
痩せよう(いつもの奴)。

そして、人生やりたいことどんどんやらなきゃな、とも思った日。不完全でもいいから、とにかく前に進もう。動かないよりマシだろう。
そんな思いを持ちながらも今日はおひらき。おひらきにしても、やれることはやる。そう思えることが進歩(目標のハードルが低い)。

しかし現実問題としては、湯船に浸かって湿布貼って寝よう。

ロマンティック探し

昨日は、赤坂のクラシックライブカフェ「カーサクラシカ」で行われた、「tacacoの私的音楽会Vol.1 」に行ってきた。

友人でもあり、大変お世話になっているヴィオリストの手塚貴子さんが自身で企画した音楽会。
メインテーマを「Romanticをさがして」と題し、ロシアロマン派の作曲家の曲をヴィオラとピアノで演奏。
ロシア音楽のどことなくどんよりした感じが、中低音が魅力のヴィオラの音色と良くあって、彼の地に想いを馳せる。

戦時中である今のロシアとウクライナ出身の音楽家とのエピソードを交えて、音楽ができることを語る手塚さんの想いのこもった素晴らしい演奏だった。
特に、ラフマニノフのチェロ・ソナタ ト短調 作品19(ヴィオラ版)は、哀愁をおびた、でもどこかに楽観的な印象もあり、聴き応えがあった。

今回は演奏の合間の語り(楽曲の背景や歴史の説明)にも時間をかけていたのだけれど、言葉をひとつひとつ確かめながら解説する手塚さんから、音楽に対する誠実で真摯な姿勢が感じられてとても良かった。
近年「わかりやすいこと」がもてはやされる風潮があるが、そう簡単に「わかりやすいこと」ばかりではない。音楽だってもちろんのこと。
「わかりにくい」ことを「わかりにくい」と受け止めながら、手がかりを提示し、ひとつの解釈を演奏で示す。手塚さんのお人柄で柔らかく暖かな雰囲気を出しながら、音楽家の矜持としての哲学的な面も見えた素敵な演奏会だった。そして文字通り“Romanticをさがす”演奏会でもあった。次回も楽しみにしたい。

で、その後は一緒に鑑賞した方々とカラオケで飲んだのだが、ここで飲みすぎたというか、ペースを間違えたのか、今日は全然調子出なかった上に、うっかりミスでけっこうな失敗をしてしまって、周りに迷惑をかけてしまった。リカバリーはできる感じではあるが、このところ心身ともに調子が低めだったので、ここらで取り戻さないとね。

明日もお出かけだし、そのリカバリーのためにやらねばならないこともある。
でも、まあ取り戻せる以上は、めげずにいきましょう。