花粉じゃない

結局、風邪みたいです。

花粉症の薬飲んでも、もう全然鼻水止まらないの。
なので、もうこれは風邪だと断定して、市販薬で最強の風邪薬、ハリーエースプレミアムを飲んだ(個人の感想です)。
それでも、まだ鼻水出るけど、勢いは止まったっぽい。

今年に入って、というか昨冬に入ってから一番具合悪くなった感じはする(ブログを見返せばもっと悪い日もあったかもしれないが)。
冬はやり過ごしたのに、春に入ってから風邪を引くというのはいったいどういうことか。まあ3月末から若干“飛ばしすぎた”感もある。
ひと休みしろ、ということかもしれない。

それでも体調が悪いと、やる気がでない。
今日のブログは「モノを書くということ」についてちょっとメランコリックな文章を書こうと思っていたのに、このザマだ。
まあ、そういう日もある。
365日、そればかりではダメだろうけど、まあそれも生きている証だと思っておこう(また大きくでたな)。

そんなわけで、みなさんもお身体には気をつけて。
明日は元気になっていますように。

ダブルパンチ

春なのに冬の寒さが復活して、それでも花粉の勢いはあいかわらずで、風邪なのか花粉なのかわからないけれど、とにかく鼻水が落ちてしょうがない状態。

アレルギーの薬を飲んでも鼻水が止まらない日は前もあったし、それはブログにも書いたと思うが、4月も半ばにさしかかってこの「風邪なのか花粉なのか」わからない状態になるとは。そのくらいここ3日ほど寒い。

昨日の朝起きたらちょっと調子悪かったので、風邪薬と、時間をずらしてアレルギー薬を飲んでみたのだが、さほど効果は見られず。
というか風邪薬がほとんど効かないので結局花粉症なのだろう。ただアレルギーの薬を飲んでも鼻水はとまらない。つらい。
昨夜は特にひどくて鼻づまりでろくに眠れなかったりしたのだ。

そんな中、今日は仕事後に英会話と、月末に歌うためのピアノ合わせがあったので、とにかくそこだけは乗り切った。
そのあとはまっすぐ帰宅して、汁物が食べたかったのでカレーうどんを食べた(刺激物は危険だけどね)。ワインも1杯半飲んだ(それも危険)。
カレーうどんにはいまいち合わなかったのが残念。

そして今に至る。
夕方に薬を飲んだのに鼻水は止まらないんだよなー。やっぱり風邪薬を飲むべきだろうか。悩む。

とにかく明日は少しマシになることを願って。
おやすみなさい。

ブラックホール

ブラックホールの撮影に初めて成功したというニュース

僕は文系だったし、全然宇宙に詳しくないので、これがどのくらいすごいことなのかはわからないが、「一般相対性理論を裏付ける結果になった」というところに、おおっとなった。
海外ドラマ『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』を見て、アインシュタインに興味を持ったので、特殊相対性理論についてちょっと勉強したからだ(ただし漫画で)。
そこで特殊相対性理論の「時間と空間は同じもの」(厳密には「同じ」というか「切り離せない」ということみたいです)という理論に衝撃を受けて以来、時間と宇宙に興味を持っている。全然僕の頭ではまだまだ理解できないことばかりだけどね。

100年前に「時間は一定ではない」ということが証明されているのに、僕も含めて多くの人が今でも「時間は誰にでも平等」という考えで動いているのは、おそらく、この理論が恐ろしく厄介で、それまでの常識を覆すには理解できなさすぎるからなんだろう。
特殊相対性理論ですらそうなのだから、一般相対性理論はどのくらいの人が理解できるのだろうか。

で、今回、ブラックホールの撮影ができたことで、相対性理論の解明が進み、僕のような人間でも簡単に理屈がわかるような説明がでてくればいいな、と思う。
全理系人間から「そういうことじゃない」とツッコミを入れられそうだが、このニュースを聞いた上での僕の希望はそういうところだ。

アインシュタインがすごい人、それからホーキング博士もすごい人。それはわかるが、その功績の「中身」が広く理解されることが、僕らが宇宙について深く知ることになる一歩になるのではないかと思うのだ。
この出来事が、「宇宙すごい」のその「すごさ」が、もう一段階深い「すごい」になるきっかけになってほしい。

C級ワインレビュー『サンタ メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン』

前回に引き続きチリワイン。
ただ単独のぶどう品種を使用したものではなく、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドもの。正式名称は「サンタ バイ サンタ カロリーナ メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン」(長い)。

チリのような「新世界」という地域(新興のワイン国だと思ってください)のワインは単一品種のものが多いが、ブレンドもあるのだ。チリワインのブレンドは飲んだことが(記憶の限りでは)なかったので、試しに購入してみた。
チリワインは日本での輸入量が第1位とのこと。だからこういうブレンドものも輸入されてくるんだと思う。

飲んだ第一印象はコショウのようなスパイシーさ。
甘さはほとんど感じない。酸味が少なくスッキリしているが、遠くのほうで、前回も書いたようにC級ワインにありがちな“混ぜものアルコール感”はする。
「チリのメルローは甘くないが酸味もほとんどない」と『ワイン一年生』にも書いてあったのでブレンドとはいえ、メルローの特徴が多く出ているのだろう。メルロー単一ワインよりも飲みやすい。

食事とのマリアージュ(改めて書くと、この言い方恥ずかしいな)としては、ポテト(おなじみマックフライポテト)と合う。しかもケチャップ付きのポテトに抜群に合う。
他にも、味の濃いめのものとあう結果に。ナゲットならそのままの味よりもマスタードソースをつけたほうが合うし、当然ながらチーズバーガーとも抜群に合う(前回と同じ物食べてるのはご愛嬌)。

前回のワインメーカーズチョイス(WMC)のメルローと同格で、チュカロのカベルネ・ソーヴィニヨンには負け、といった感想だが、WMCとの違いは食事時以外でも、ただの「飲み物」として飲みやすいという点。
とくに甘さがないところがグングン飲める(危険)。ジン系の甘みのないカクテルのような飲み口で、ラベルにも「ブラックチェリーやプラムのリキュールを思わせる」とラベルにも書いてあるように、ワインが苦手でも美味しく飲める気がする。

そんなわけで、食事時以外にも楽しめるし、単一品種のワインに飽きたころにローテーションに入れると良いワインかもしれない。

DATA:
サンタ バイ サンタ カロリーナ
メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン
チリ産ワイン
購入場所 サミット
価格 498円(税抜)

頑張れタカハシ

例和という新元号が発表になった翌週に、新紙幣の発行が発表になった。

一応4月1日に告示があるとわかっていた元号よりも衝撃。
このタイミングで、ですか?というのが一番の感想だけれど、前回も前々回も20年で新紙幣を発行しているのでまあ規定路線なのかもしれない(発行は2024年)。

定着するには2~3年かかるだろうから、新しい紙幣は今の中学生とか高校生にとって一番馴染みのある紙幣になるんだろうな。僕は聖徳太子も覚えているが、1万円札については自分で稼ぐようになってから見かけるようになったもんだから、やっぱり諭吉世代なのだ。

新紙幣がメインになったころはもっとおっさん感が強くなるんだろうなー。
諭吉さんが馴染み深いのは40年変わらなかったからなんだね。

と、新紙幣について調べながらネットサーフィンしていたら、そんなことより気になるニュースとして「高橋由美子芸能界復帰」がでていた。

そういえば高橋由美子、スキャンダルで活動自粛していたんだっけ。それがいわゆる男女のドロドロによるもので、「20世紀最後の正統派アイドル」と呼ばれた頃を思うと隔世の感がある。

だが、なぜ、このニュースが目に止まったかというと、高橋由美子は大応援していきたい存在だからだ。
なぜならばメガドライバー(古参のセガ信者の意味)にとっての女神(ミューズ)だったから。

かつて任天堂やNECにしてやられていた頃、セガのゲームギアやテラドライブ(メガドライブ内蔵PC)の宣伝にでていて、セガのキャンペーンガール的役割だった気がする(調べたら実際はそこまでではなさそう)。
その頃、セガの味方をしてくれる(ただ単にCMに出ているだけだが)アイドルはみんな「味方」だと思っていた。ちょっとコアな俺らの思いを共有してくれるミューズだったのだ。
だからそれ以来(別に追いかけてるわけではないけれど)高橋由美子が話題になると「俺はもっと前から高橋由美子の魅力に気づいていたもんね」という「ワシ(ら)が育てた感」でもって嬉しく思っていた。
しばらくたって『ショムニ』で注目されたときも良かったなーと思った。
一度セガの味方してくれた人は一生応援する、というか「したくなる」という心理が僕にはある。
多くのメガドライバーもそうではなかろうか。

そういう意味ではVサターンのCMに出ていた菅野美穂もミューズだったよ。
菅野美穂にとっては『慶應遊撃隊』の蘭未ちゃんの声をやっていたのは黒歴史なんだろうか(と言いつつ掘り出す系)。
それをいったら仲間由紀恵にとっての『トゥルー・ラブストーリー』も黒歴史なのか。しかし『ときめきメモリアル』の映画版の藤崎詩織だった吹石一恵がいまや天下の“フクヤマ”の奥さんだからなー。それは誇るべきだろう。

話がずれた(こういう話になるとずっと書いていられる)。
そう、高橋由美子だ。

高橋由美子はゲームギアのCMももちろんだが、僕は『ゆみみみっくす』というメガCDのゲームのエンディングテーマ「元気!元気!元気!」という曲がとても好きだった。
検索したらYoutubeにPVがあって(オフィシャルじゃないので貼りません)、今聴いても名曲だし、高橋由美子がとにかくかわいい。今も美形だけれど、当時は本当に可愛い。この時17歳だしなー(ここにも隔世の感)。
で、この曲は本当にアイドル歌謡曲としてよくできてるなーと思って作曲家みたらなんと筒美京平先生の作品ではないか!
王道アイドル歌謡曲としての完成度の高さに納得(作詞については嫌いな人なのであえてふれない)。

高橋由美子は当時から歌が上手い印象なので、今回の復帰がミュージカルの舞台というのはご本人にとっても良い方向だろう。
元アイドルというのはなにかと足かせになる部分もあるだろうが(今回のスキャンダルもね)、ぜひ今後とも芸能界で活躍してほしい。

メガドライバーのはしくれとしていつまでも応援しています!
頑張れタカハシ!

電動シェーバー使ってみた

カミソリ負けをしてしまう。

髭を剃る習慣ができてから、ずっとT字カミソリを使っているのだが、肌をよく切って血がでてしまうことがザラだ。

僕は髭は薄いほうで、大学生の頃までは毎日剃らなくても問題なかった。
というか、床屋で剃ってもらう以外に自分で剃ることはなかった。それでも全然伸びなかったのだ。
25歳ぐらいで、3日ほど剃らずにいて、ようやく後輩に「剃り残しがありますよ」と言われるぐらい髭薄だった(いや、そもそも3日剃ってないから)。
でも、今ではちゃんと毎日剃らないと人前には出られない感じ生えてくるようになった(健全)。

で、「カミソリ負けしない」という話を聞いたので、去年末に電動シェーバーを買った。
あまり激安だと、電動がダメなのか、買った商品がダメなのかはっきりしないので、そこそこ良いものを買おうと調べた結果、ブラウンのシリーズ7という奴を購入。
ハイエンドモデルのシリーズ9を買うか悩んだが、ネットで「7で十分」という話を見たので、まあこれでも良いかと買ってみた。

で、今年はじめから使ってみての感想。

まあ、楽ですね。あとカミソリ負け皆無。
電動シェーバーって、僕には「芝刈り機で芝を刈る」イメージがあって、肌がバリバリ痛むんじゃないかと思ったのだが、実際は、肌に刃が直接当たらない仕組みになっていて、髭を立たせて、それを切っていくようだ(刃がむき出しじゃないんだから、原理考えたらそのとおりだよね)。
なのでカミソリ負けするわけがない。でも、根元から切るわけじゃないから深剃りはできない。なんか、電動のほうがバリバリ剃れて、肌痛むと思っていたらそうじゃないのだ。
T字なら上手い人は深剃りできるのかもしれないが、僕は深剃りする前に肌を痛めて結局剃れないので、手軽さで言ったら電動のほうが良い。
それから、僕には剃り残しの髭を手で抜こうとする、あまり良いとはいえないクセがあった(無意識で手がいってしまっていた)のだけれど、電動にしてからそのクセが全くなくなったので、その点から言っても電動に変えたのは良かった。

洗浄液やら充電やら維持費&メンテナンス費用がちょっとかかるけど、T字も替刃交換があるから、初期投資してしまえばコストは同じぐらいなんじゃないかなーと思う。

電動シェーバーって髭の濃い人が常に持ち歩いて、移動先でちょくちょく剃るという感じもあるが、朝使うだけでもT字と同じぐらいは剃れる。
使い始めは自動洗浄機の使い方がわからなかったり(スタートボタン押してないで1週間ぐらい洗浄できてなかった)、肌が乾燥しているうちに(つまりお風呂に入る前に)剃るという習慣が身につかなかったけれど、今では電動のほうが重宝している。
そんなわけで、どのシェーバーがいいか、まではわからないけど、シリーズ7はとりあえず僕の期待には応えてくれたので、僕同様にカミソリ負けで悩んでいる人にはオススメしたい(オチはない)。

雑記オブ雑記

やたら外出の多かった怒涛の2週間を終え、さすがに今日は仕事を終えてまっすぐ帰ってきた。

とはいえ、自宅でやれることもたくさんあるはずだ。
そういうわけで、とりあえずブログネタがいくつかたまったので、ザラッといくつか書き溜めることにする(といいつつ、このブログを書いているうちはまだ書き溜めていないのだが)。

基本、書き溜めて後日更新というのはあまり好きではないのだ。なんというか、それは「ブログ更新ありき」で動いている気がするから。
たとえば自分が不慮のなにかで更新ができなくなっているのに、自動で更新されてるって、ホラーじゃない?(考え過ぎ)。
ネタが賞味期限切れしてるのも嫌だし、そういうわけで書き溜めたとしても、更新は手動。それと、ネタが新しいうちに更新するようにしている(だから、昨日みたいな付け焼き刃なブログがでてくるのもご愛嬌)。

それでも最近は書いてすぐアップではなく、朝ブログを書き、それを更新前に見直して加筆・修正の上アップする、という流れができているのだが、昨日はそれもままならなかった。朝がバタバタだったのと、書く気力が単純になかったのだ。
こんなブログでも「気力」が必要なのか、と思われるだろうが、必要なのだ。なにごとも、やっているのを見る分には簡単にできそうだけれど、やってみると意外とできないものだ(もちろんできちゃう器用な人もいるだろうけど、その人のほうが例外)。
それは、こんなインターネッツの片隅のブログでも同じ。それはひとつ発見ではある。書くべきネタが見つかったときに、こうやってどんなにテキトーでも日々文章を書いていると、すんなりと筆が進むという利点はある。
毎日面白おかしいことを書いていければそれはそれで天才なんだけどね(僕はそうじゃないみたいです)。

先週は天気予報に騙されることが多かった。
というか、テレビを見なくなって、一番思うことは、実は天気予報がわからないということだったりする。

天気が気になる時は、iPhoneの天気予報を見るんだけれど、これがまあ、あまりアテにならない。
初めは友人に「iPhoneの天気はあたらない」と聞いて、iPhone擁護派だった僕は「そんなことないわい」と思ったけど、今では擁護不可能なぐらいアテにならない(統計とったわけじゃないけどね)。
とにかく、雨マークないよなーと思って洗濯して出かけたら、夜にけっこうな雨が降ってきて、え?雨の予報あったっけ?とiPhone天気を見直すと、しっかり雨マークがついていたりして「うそー、これ朝はなかったよね」と思ってしまう。
いや、刻一刻と変わるのが天気予報で、最新の情報に更新されているのは正しいのだろうけど、ちょっと納得いかない。
「晴れるなんて言ってませんでしたけど」とシレっとした顔で言われている気がする。

今日の場合も昨夜見たときは一日晴れだったはずなのに、ところによりくもりになっているし、深夜から雨降る予想になっている。まあ、テレビの天気予報も時間が近くなるにつれ修正が入るわけだから、一概にiPhone天気がヘボなわけではなかろうが、なんかこう「予報変わっちゃったよ、テヘッ」的な可愛げが感じられるといいのに、損してるなと思う(だからといって萌えキャラに言わせればいい、というもんじゃないが)。

さて、こうやって他愛のない話をインターネッツに書き残しているわけだが、前々から書いているように、こういうのがポンペイの落書きのように、2000年後ぐらいに発見されて、当時の(この平成31年の)日本という国の“いち一般ピープル”の日常として扱われればそれはそれでいい、と思っていたのだが、友人から「サーバーがなくなったら、それ以前にサーバーと契約切れたら全部消えます」と言われて戦慄みたいなのが走る。
えー、ショック(地味に)。
だって、このブログは未来の人類への手紙だと思って書いているから。

いや、それは嘘、おおげさ、紛らわしいが、少なくとも、こうやって書いたことが「残る」ということが書く原動力でもあるのだ(何度も言うが、こんなブログでもね!)。
それがサーバーがなくなるという理由はおろか、契約が切れる、つまり僕がお金を払わなくなったら「はーい、契約終了ー、今まで書いた文も全部ナシね!」と言われて「はい、それまでヨ」的なオチになるというのはなんというかしょっぱい。
しょっぱくて悲しい。
iPhone天気同様、デジタルの世界ってこういうところが容赦がなくて、手心を加えないという点ではいいのだけど、やっぱりドライすぎると感じてしまうのは私が人間だからだろうか(急にヒューマニズムになってみた)。

でも、まあじゃあ、もっと2000年後とかじゃなくて、3年後ぐらいまでの人に伝わるように書いていくしかないじゃん!と進路変更してみる。
進路変更しても何も変わらないんだけどね、テヘッ。

明日からまた頑張ります。

8分休符

3月末から密度の濃い日々を送ってきていて、2週間ぐらいたった今、ちょっと身体がついてこなくなった。

今日も仕事終わりでただ帰るのがもったいないので、ジムでワークアウトしてきた。まあ、これは痩せなきゃいけないという自分への課題があるから、という理由もあるが、当たり前にヘロヘロになった。
帰宅したのが22時近くで、そこから遅い夕食をとって今に至る。

密度の濃い日々は、それなりに充実しているけど、ただ単に予定を詰め込んでいるだけ感もあり、こなせばいいってもんじゃないだろうという心の声もある。少し軌道修正が必要なのかもしれない。
でも、一度歩みを止めてしまうと以前のようにダラダラとした日々を続けてしまいそうなので、何が良いかわからないまま動いてるほうがいいような気もしてしまうのだ。
もっともどんなことでも糧にはなるけれどね。

明日は仕事終わった後、とくに予定を入れていないので、むりくり何かを入れてしまうか、それとも一息つく日にしようか。
「ただ帰ってくるのではもったいない」と思う気持ちは良い傾向なのだろうか。かといって「ひとりトリキ」すればいいという答えでもないはずだ。

明日のことは明日考えるとして、今日はお疲れ様。
とにかく疲れを癒やしてまたがんばりましょう。

韓国映画『LUCK-KEY』

韓国のコメディ映画だけど、原案は邦画の『鍵泥棒のメソッド』らしい。

僕は『鍵泥棒のメソッド』のほうを観たいと思いつつも未見だったので、リメイク版である今作(厳密には原案だけらしいが)を先に観てしまった。
リメイクだと知ったのは観た後なので、事前にそれを知っていたら多分後回しにしたと思う。ただ良質のコメディだったので、観て良かった。

主人公がイカツイおっさんの殺し屋で記憶喪失になって、手にしていた身分証明書などから、自分を売れない役者(しかもだいぶ年若)だと思い込む。
ただ素性が殺し屋なので、包丁を扱えば器用にカリナリーアートみたいなことはできるし、アクション(喧嘩)はお手の物だし、そのあたりの「本当は凄腕なだけに無意識でできちゃう」という点を楽しめるコメディ。
基本的に登場人物がみんなどこか抜けている“いい人”たちなので(悪役まで憎めない感じ)安心して見れるし、基本ハッピーエンドな感じが良い。
こういう「あからさまなコメディ」にはやっぱりハッピーエンドが似合う。

主役を演じるユ ヘジンは脇役として活躍している俳優さんらしく、イケメンではないし普通のおっさん然としているのだが、どことなく愛嬌があり役にぴったりハマっている。
記憶喪失をしたからといって、人間、ピュアになるわけではないだろうが、看護師との不器用な恋愛や、その家族との微笑ましいつながりも、途中から全てにおいて本当に応援したくなる感じ。

漫画的なコメディとして明るい気分になれる作品だった。
次は『鍵泥棒のメソッド』も観てみたい。

タケノコと謎CDと失敗の話

夜中にタケノコを煮た。

すごく詩的な表現だが(そうでもない)別に文学青年を気取っているわけでもなく、本当に昨夜夜遅くに実際にタケノコを煮たのだ。自宅で。
立派なタケノコをいただいたのが週末。料理する機会がなく、このままではダメにしてしまう。さあどうしようと思って、とりあえず煮てみるか、ということになったのだ。

液体だしは絶対に使いきれず、毎度買ったもののちょっと使っては大半捨てているので、実家から粉末の「ほんだし」をもらってきていて、それをベースに煮てみる。
幸い「ほんだし」のパッケージに「野菜の煮物のレシピ」が載っていたので、これをもとにしようと思ったら、今度はウチに計量スプーンがないことに気づく(いかに自炊をしてないかバレる)。ということで、味見しながら目分量で足していくことにする。
途中で日本酒や砂糖を加えるというひらめきを得て(←物は言いよう)、最後に醤油で味を整えたら、結構美味しくしかも狙った味になった。「さ・し・す・せ・そ」の順に味付けするというのを聞きかじっていたのが役にたったようだ。多分二度と同じ味は出せないが、ベースはわかった気がする。

本音を言えば、失敗したらどうしようと思って、タケノコを処分してしまおうとも思ったのだが(夜遅くに帰ってきて、タケノコ煮に失敗したらどんな思いで眠ればいいのだ?)、失敗もまた経験だと割り切ってやってみて、一応それなりの結果を得たので良かった。失敗耐性をつけるためにも色々チャレンジしなければ、と今更思う(春だから?)。

同じ日、カラオケのレパートリーを増やしたいな、というのと、タケノコ煮てる間のBGMにしたいと、最新のJ-POPのヒット曲をコンピレーションしたアルバムを借りてきたら、本人が歌ってないという昔のカラオケテープみたいな仕様はおろか、フルコーラス入ってないという出来で完全に騙されたのだけれど、その失敗もまた勉強なのだ。
カバーでもフルで入ってれば、それはそれでカラオケ練習用として使い道はあるのにね。これが作られたコンセプトって、完全に僕のようなうっかりさん狙いじゃないのか?(わかる人教えて)
なので、JCOMの音楽チャンネルのカラオケヒットみたいな番組を片っ端から予約しといた(こういう時ケーブルテレビは有能)。タケノコが上手くいったのでこの失敗はさほどショックでもなかった。イラッとはしたけどね(CDがそんなで、さらにタケノコ煮に失敗していたら、どんな思いで眠ればいいのか?)。

失敗から学ぶことは(この歳になっても)まだある。