時間指定

宅配便を待っている。

時間指定というサービスはありがたいけれど、「8時〜12時」というのはずいぶんと“余し”がある気がする。
ようは「午前中は家にいますよ」(逆に言えば「いてくださいね」)ということなのだろうが、4時間の間、シャワーを浴びたり、トイレに行くのもはばかられてしまうのは、僕が小心者のせいだろうか(あるいは「ひとりぐらしあるある」か)。
ほんの5分、10分の話だけれど、そのときにピンポイントでピンポンが鳴らないとは限らない。
確率的には低いとはいえ、家にいるのに荷物を受け取れないで再配達、になってしまうと、僕もそうだけど、宅配業者さんにも申し訳ないと思うのだ。
っていうか「お前、時間指定しておいて、いないってどういうことだよ!」と思われるのが嫌なのだな。
宅配業者の過酷な状況をなんとなく漏れ聞いているので、再配達もできるだけ避けたい思いもある。

そんなわけで、8時から自分の家にいながらソワソワして、何をやるにも中途半端な状態が続いている。

現在10時57分。
だから3時間ソワソワしていたのは「賭けに負けた」ような気分ではある。
「実は荷物届くの明日だっけ?」とカレンダーと配達日を見比べたりもした。

とりあえず12時40分には家をでなくてはいけないので、朝食兼昼食を作り始めてみた。それと、12時ギリギリに荷物が来た場合の、そのあとの行動(具体的にはシャワー、歯磨き、トイレなどの身支度だ)を逆算して考えている。

11時10分。
昼食食べ終わる(ボンゴレスパゲッティ。あえるだけの奴)。
シャワーを浴びていないので、着替えはできない。ソワソワにややイライラ要素が追加される。いや、宅配業者さんは何も悪くないんだけれどね。どちらかというと、意を決して用を足せなかった自分に対しての気持ちが強い。

そうして台所で洗い物をしていた11時19分、ようやく荷物が届いた。
さっきまでのシミュレーションでは、12時着だったので40分ほど余裕ができた感がある(錯覚)。

で、そうして届いたのが「伊達メガネ」なんですよ。
今後は“メガネキャラ”として自分をキャラ付けしていこうと思って、アンダーリムのお洒落そうな(できる若手経営者っぽいの)メガネをAmazonで買ったのだ。
だけど、これが絶望的に似合わない。
値段が安いからかモノ自体が予想よりしょぼいのもあるが、僕自身にこのタイプのデザインは似合わないのかもしれない。
さんざん待って、このオチ(でもこれは誰のせいでもない。強いて言うなら俺のせいだ)。

まあ、失敗も経験のうち。次回のメガネはちゃんとお店で試着して買うよ!

そしてこれから急ピッチで支度をする。

みなさんも良い一日を!(とってつけ)

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