読書月間

「このままじゃ自分はダメなまんまだなー」

というか「“惜しい人”で一生を終わるなー」と思ったのが2014年の夏。
それでどうしたか、というと、とにかく本を読もうと思ったのだ。

そうして1年で150冊ほどの本を読んだ。
読書家からしたら大したことはない量だろうけれど、もともと年10冊~15冊ぐらいしか本を読まなかった自分としては10倍以上の数だし、それまで読んでいなかった「自己啓発本」や「人生論」、「ビジネス書」を、休みの日にブックオフで買い漁ってはひたすら読むのはとても楽しかった。
最初の1年のペースには追いつかないが、それから5年で400冊以上の本を読んで、今ではブックオフ通いが趣味のひとつにもなっている。

果たして“惜しい人”から脱出できたかどうかはわからないが、あの時よりも自信は持てていると思うし、本を読んでいたことで共通の話題ができて、人との交流もより深くできるようになったこともある。

で、最近の自分には、なんとなく“突き抜けられない感”があって、これを払拭するにはどうしようか、と考えてみて、じゃあまた読書してみようか、と思ったのだ。
初心に戻ってみるのだ。

積ん読してある本からしばらく読まない本を軒並み処分し、自分の読むべき本だけ手元に残して、これを端から順番に読んでいこうと決めた。
今回は5年前のジャンルよりも「実用書」的な本が多く、読むペースは落ちるはずなので、無理せず今月は6日で1冊、つまり6冊読むことにする。
9月にもしかすると連休がとれるので、まずは今月、本を読み進める感覚を思い出すリハビリに充てて、来月と合わせて15冊読破する目標とする。
面白い本があれば、ブログネタにもなるので、それも良いだろう。

そんなわけで、候補から外れた本をブックオフで処分してきたら2100円になったけれど、代わりに2200円分の本を買ってきてしまって、また本が増えてしまうというヘボさ加減(もちろん売った量のほうが多いから実質は減ってるけれど)。
そんな“積ん読症候群”気味の僕ですが、果たして読むペースが買うペースを上回れるのでしょうか。

まあ、まずは1冊読み切るところから始めてみよう。