見えない経験値

3月後半に舞台で歌って以来、1ヵ月以上まともに歌ってなかったので、久々に一人カラオケに行った。

今日のテーマは、新しい曲の練習と、自分にあったキーを探すこと。
僕は基本的に“原キー至上主義”ではあるが、先日の舞台であえて半音下げて歌ったほうが、時には自分の表現したいものを出しやすい、と思ったので、今日は途中上げ下げしながら聴き栄えのよいキーを探してみた。

以前、友人に「原曲のキーでないと、その曲の良さ(雰囲気)が変わってしまう」という説を聞いて、それもなるほど、と思う。
良いなと思った曲も、調が変わるとなんだかつまらない曲になるのも事実ある。
ただ、逆に凡庸だと感じた曲も、キーを変えることで違った良さがでるのではないかとも思うので、こればっかりは“好み”に委ねられるのかもしれない。
とはいえ、カラオケは(とくにひとりカラオケは)自分が気持ち良く歌えれば良いと思っているので、自分が気持ちよく歌えるキーを探してみた。

で、前回カラオケに行ったときに、全体的に半音や1音低くしたほうが歌えると感じたので、今日は下げ気味にしたのだが、逆に原キーのほうが歌いやすかったりもした。
というか、前は原キーだと最高音が出なかった曲が、今日は原キーですんなり出たりした。

この期に及んで、声が高くなってるのだろうか。

昔から、電話ごしだと女性に間違えられるくらいは高い声(アルトは余裕で出る)なのが、おっさんになるにつれ高音が無理なく出るようになってるってどういうことだ。
多分、体調とかそういうので左右される、という結論だろうけどね。
あとはやっぱり舞台で人前で歌って、見えない経験値が溜まってるんだろう。
来月に歌う機会をもらいながら、準備ができそうもなく断ろうかと思っていたけれど、やっておいたほうがレベルはあがるなーと悩みはじめた(ぜいたくな悩みですが)。

ともあれ、課題をもって歌うのは楽しい。
ちゃんとこれを活かせるようにしなければ、と思う。

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