自粛感

最近、「スピード感」という言葉を政治家が使うのだけれど、僕はこの言葉にとても違和感がある。

「スピーディ」の意味で使い始めたんだろうけど、だんだんと単なる枕詞になってしまって、「スピード感」という言葉に速度の速遅を感じないのだ。
「スピード感を持って」とか言われても、その速さを掴めないから、これは、後々「遅いじゃん!」と言われても「スピード感であってスピーディではない」という言い訳のためじゃないかと勘繰ってしまう。
「出来るだけ早いスピードで」や、当初の意味で言えば「出来るだけスピーディに」で良いはずだ。

僕が言葉に拘りすぎてるのかもしれないが、大なり小なり物書きをしている人には、このあたりのニュアンスをわかってもらえると思う。これを政府だけでなくて、野党議員も使っていて、ますます違和感が強まっている。政治家は言葉の使い方上手いはずなんだけどな。
「スピード感ではなく、スピーディに言い換えましょう!」と早めにそういう政治家が出てきて欲しい。

さて、自粛が長引いて、やることが定型化し、ついに暇オブザ暇になってきた今日この頃。みんな自粛でなにが流行ってんのかなーと、ふと思い立って「自粛 トレンド」で検索かけたら、中国で、だけどベスト6が出てた。

1. スマホを見る
2. ゲームをする
3. 仕事をする
4. SNSを見る
5. 動画を見る
6. 映画を見る

全部もうやってることじゃん!結局、みんなやること一緒なんだよなー。
3以外全部すでにやってるわ(ダメじゃん)。

1位スマホを見る、ってここでも「スマホ最悪」だな。4位のSNS見ると合わせたらダントツじゃん。怖い怖い。

そんな中で引き籠り運動のお供として「ビリーズブートキャンプ」が再びヒットしているらしいし、今が、いつの時代なのかわかんなくなってきたりもする。

自粛期間はまだしばらく続くけど、僕がこれまでやってることと変わんない、ということなので、これを続けるしかないんですかね。
明日以降もこういう感じでいくしかないか(3以外ね)。