『エクス・マキナ』

ケーブルテレビで放送された『エクス・マキナ』を観た。

この映画は観たいような、でも自分の苦手なタイプのようなで、録画していたものをしばらく放置していたのだけれど、気になったままだと心身に良くないので意を決して観た(それほどのものじゃないか)。
で、予想は半分当たり、半分ハズレ。苦手とまではいかないが、好きなタイプではなかった。
ひとことで言えば「マッドサイエンティスト VS 人工知能」で、さあアナタはどちらにつくか?という展開。

オチは観てください。

とにかくAI役のアリシア・ヴィキャンデルが可愛くて、そりゃあ惚れるだろうと。美人で知的で純粋で無垢。
惚れる要素満載で作られているのだから、主人公だけでなく、映画を観てる男性が彼女(といっていいのかね)を「好ましく思う」のは当たり前だし、それはズルい。
映画の中で、なぜAIが女性型アンドロイドでなければいけないのか、というエクスキューズは一応あるが、作品としては「そうでないと話が進まないから」ということだ。

二次元キャラへの恋愛の警鐘なのかなーと思ったりもするが、それは特に語られない。
というか、AI含め、遺伝子操作などの人類の、神の真似事への警鐘が、この映画の根底にはあるのだろうと思う。ちょっと危ぶみすぎな気もするけれどね。

でも、この映画を見終わって思うのだ。
たとえばSNSで個人として存在しているアカウントは本当に個人なのか。
もっと言えば、教えてもらったLINEのやりとりは本当に“その本人”がやっているのか。本当はSiriがやっているんじゃないのか。
僕らは毎日、そうやってチューリングテストをさせられているんじゃないだろうか。

そんな、ゲシュタルト崩壊をちょっと起こす作品。
まあ、基本、信じていきましょう。

ちなみにこのブログは100%本人が書いています。
(AIのほうがもっとカッコいい文章書けるはずだ)