ぺい

なんちゃらペイというものを使ったことはないし、当分使おうとは思わないが、それにしても7payの問題は結構な衝撃ではあった。

脆弱性がどんなもので、どういう攻撃を受けたのかはわからないが、パスワード再設定の方法が穴で、メールアドレスと電話番号さえわかれば、第三者が簡単に乗っ取れてしまう仕様になっているというのは杜撰すぎる失態だろう。
PayPayのときの「何億キャッシュバック」みたいな(ってあったよね?)、派手なことやってユーザーを囲い込もうとする方法に対して、7payはせいぜい「おにぎりプレゼント」ぐらいで静かなスタートと思ったけど、それすら捨てアカで無限におにぎりがもらえてしまうという悪用もできるらしく、ホント、大グループなのにセキュリティどうなってんの?と不安になったりする。

そもそも「利便性」とか言うけれど、僕にとっては今セブンイレブンで主流の“nanaco”で十分だし、もっといえば現金で不便だと思ったことない。
ペイ系が増えてきて、使い分けている人は、かつての“財布がポイントカードでぱんぱん”状態になっている人もいるんじゃないか。
物理的にぱんぱんにならないのは良いかもしれないけれどね。その都度、使い分けるってけっこう面倒だと思うのですよ。

こういうスマホ決済は、先行者利益が命のビジネスで、よほど利用にメリットがあるものでないと、後発がシェアをとるのは難しいだろうなと、ITジャーナリストじゃない僕だってわかるわけだ。

こういう系は、一度クレジットカードを登録すると、あとは特に認証も必要なくチャージできる、というのがそもそもセキュリティが甘いと思う。
いちいちチャージの際にカード番号入力するのは確かに面倒だし、そのワンクッションを省くことで、使い勝手を良くしてるんだろうけど、せめてクレジットカードからチャージする際に、IDパスとは違うパスワードを求めたり、セキュリティコードを求める仕様は必要だと思う。
IDの乗っ取りって、昔よりも簡単にできるようになってしまったので、その点、安全性を第一に考えるべきだろう。

といいつつ、どれだけセキュリティがあがっても、最初に書いたように、ぼくは一部のデポジットカードは使うけど、当面スマホ決済ものはいいや、と改めて思う。
ただでさえAmazonで買い物するのがクレカだから「実質無料」とポチる回数が増えてしまっているのだ。普段の買い物までそういう状態だったら、ホント、破産しますわ(いや、それ以前にたくさん買い物するほど余裕はないんだけれどね)。

カードの明細が来て青ざめる日々にならないよう、なにごとも節制が大切です。

本業

最近、ブログ頑張ってますね。

と1年ぐらい前に言われたことある。
毎日更新して半年以上がたっていて、毎日更新するっていうのは、まあ「頑張っている」ように“見える”のだろう。

でも、例えばこれが企業のブログで売上や販促につながるとか、著名人のブログで知名度アップに貢献するならば「頑張っている」と言えるかもしれないが、どちらでもない僕にとっては、このブログにかける労力が、そういう目的につながるわけではない。
だから「頑張っている」と言われると、嬉しいけれど、虚しい想いもしたりする。

なんというか「そこまでして何やってんの感」がある。
もちろん、僕の人となりをわかってもらうには良いアウトプットだけれど、逆に「高野さんってこういう人だったんですねー」と言われるリスクもあるわけで。

で、結局何が言いたいのかというと、本業を頑張れってことだ。
それは今、自分の飯のタネになっている仕事もしかり、自分のやりたいこともしかり、だ。
それができてこそ、このブログが生きてくるんだろうなーと思う。

このブログは前にも言ったが、何千年後かにインターネッツの奥底から発掘されて、2020年近辺の、いちおっさんの生態として重宝されればいいと思って書いている。ポンペイの壁画みたいな感じで(世界遺産と比べてみた)。
でも、今、現時点、2019年に生きる“僕”としては「ブログしかないおっさん」と看做されるのは嫌だなーという思いがある。
ちゃんと本業をしっかりやって、こんなブログも書いてます、というのが望む形なのだ。

仕事はまあまあちゃんとやってると思うが、しばらく疎かにしている「やりたいこと」を進めなくてはならない。
このブログを始めて1年半経って、ようやくそのことに気づいたりした。

遅せーよ。
ただ、ずっと気づかずにいるより良いだろう(ポジティブ脳)。

ブログを更新しつつ、ちゃんとやることやる人になるぞ。
それが後半の目標です。

浅いなー(でも何千年後かには重宝されてるはずだ)。

やめるのやめた

ブログタイトルを変更する、と言ってみたものの、一旦取りやめました。

なぜかっていうと、一応、念のため、同じタイトルを使っている人がいるかなーと思ってググってみたら、案の定、1件ヒットしてしまったから。
しかも、音楽活動している人のブログみたいで、それとかぶってしまうのはのちのち困りそうだし、実はこの新タイトルって“苦肉の策”で考えついたものなので「絶対これ!」という思い入れがない。だから、今、そのタイトルを使っている人のほうがタイトルに対する熱意があるのだろう。
なので、今回はその人に譲ることにする(偉そう)。

で、じゃあどうしようかな、と考えついたタイトルがもうひとつあって、それはきっとブログとしては誰も使ってないだろうし、かぶらないだろうと思っていたら、それはそれで、海外のネットショップの店名になっていて、使おうかどうしようか悩む。
世界は広いな。そして世界的にみたら、全く新しいタイトル、ってもう考えつかないんじゃなかろうか。

そんなわけで、しばらくブログタイトル変更は保留する。
ペンネームのときもなかなか決められなかったが、こればっかりは一度つけたら、すぐ変えるわけにはいかないからなー(いろいろ悩むわけです)。

とはいえ、このブログは「今日も誰かに会いに行く(仮)」といいながら、結局、たいして「誰か」に「会い」に行ってないのも事実。
もう少し、このグダグダな日常の切り取り、っぽい感じのタイトルを早めに決めます。

で、今日はポッドキャストの収録をして、そのあと『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をとしまえんのユナイテッド・シネマに観に行ったのだが、練馬から電車を乗り間違えて、中村橋に行ってしまうという失態をおかしてしまう。
時間に余裕があったので間に合いましたが、自分のぼんやりさ加減に焦る。練馬の乗り換えはなかなかわかりにくいけれど、そういう間違え初だった(だいたい歩いて行っちゃうのでね←言い訳)。
それだけじゃなくて、IMAX3Dで鑑賞するために持参した3Dメガネが壊れていることに、上映開始間際で気づいて、慌てて買い直したりした。
そういう意味で、なんかこの映画とは“縁がない”のかなーと開始前にちょっと不安になったが、作品自体は面白かったし、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3のラストを飾るにふさわしかったです。感想はまた。

それからブックオフでまたTrySailのラジオCDを見つけたので(前回はvol.6 で、今度はvol.3)、脊髄反射的に購入する。夏川椎菜のソロアルバムも買ってしまって、しばらくはTrySailがいれば生きていける感じになってきている。
健全な証拠(そうか?)。

TrySailと言えば、一緒にライブに行った江戸川台ルーペが「カクヨム」で近況報告を更新していて、そこで「TrySailを好きと言うと引かれてしまうかもしれないけれど、それをちゃんと言えない世の中は良くない」と書いているが(意訳。実際はそれを、すごい面白おかしく書いてますので、ぜひ読んでみてください)、まったくそのとおりだと最近の僕は思うのだ。

僕はTrySailファンであることを、リアルな知り合いにも(うざくない程度には)公言している。
自分から話題をふることはないが「TrySail好きなの?」とか「TrySailってどういう人たち?」と訊かれたら、迷うことなく「好きです」とか、「もちょかわいい、天ちゃん美人だしアレです、ナンスは気になる子」と正直に答えるようにしている。いや本当言うと、実際にそうはっきり答えたことはないが、答える気構えは常に持っているのだ。

それは最近、

「僕が、好きなもので定義されるのではなく、僕自身で定義されれば、何が好きだって構わないのだ。だから好きなものは好きと貫く。」

ということを心情としたからだろう。
自分の「好き」を否定されると、自分自身が否定されるような気がするけれど、自分というものをちゃんと持っていれば、そんな好き嫌いなんかどうでもいい。好きとか嫌いとか最初に言い出した人にもそれは伝えておきたい(『ときメモ』やったことないのにフレーズだけ使いたいタイプ)。それから、ひとの「好き」も馬鹿にしない。
そういう精神で生きていこうと思っています。

話がずれた。

まあ、なんだかんだと発言が「穿って」取られることが多くなり、言いたいことが言いにくい世の中だけれど、このブログぐらいは正直に書いていたいわけです(言いたいこと、というよりは、好きなことについて、だけれど)。
そういうようなことがわかるタイトルを探そう。

では、また明日。

半分、終い

2019年も半分終わった。

6月自体はイベントが多かったせいか、すごく長く感じたけれど、ここからが一気なんだろうな。
結局、今年初めに考えていたことを達成できなかった、というか、どんなこと考えてたか忘れてしまっている(まあそんなもんです)。

それでも2019年後半を“きちんと”始めようと、初日からジムに行ってきた。
久々なので(そればっか言ってるな)、それから仕事帰りのせいか、ちょっとマシン使って、25分で3.5kmのウォーク&ランしただけでヘロヘロになった。
サウナもいつもより熱く感じて5分いるのが精一杯。ヘタっている。
体重も、運動不足と暴飲暴食したから、当たり前のように、かなり増えてしまっていて、今日から頑張って落としていきます。

帰宅してカレーうどん作って食べた。
昨日、飲み会でだいぶ飲んだので、今日はノンアルコールの日。
最近は飲み、飲み、休肝、飲み、休肝、飲み、みたいな日々を送って、多少アルコールを控えつつあるが、「飲み」の日の酒量が増えているのであまり意味はないのかもしれない(特に今週は外飲みが多かったのだ)。

で、先月に、ブログをリニューアルすると言ってから何もやってないのですが、明日、タイトルが変わります。
どういうタイトルがいいかなー、とか色々考えたけれど、とりあえず、今のタイトルよりは良いと思います。中身は多分変わらないんだけどね。

そうして2019年後半戦が開始。
前半戦はまずまずだったと思うので、後半戦はこれをさらにアップできるように頑張っていきます。

早起き

ふと心配事があって、3時に目が覚めた。

この頃、夜中に1回は目が覚めることが多く、ただいつもなら水を飲んで、またすぐ眠りにつくのだけれど、今朝は、そのまま心配事が頭を巡ってしまって、なかなか寝付けなかった。

それから1時間ぐらいは微睡んでいたけれど、もうこれは起きてしまおうと一旦起き上がる。その時点で時間は4時5分。
目覚め自体は悪くなかったので、うまくレム睡眠とノンレム睡眠の1セットを2回拾えたのではないかなーと思って(90分1セットらしいです)、快眠度測定アプリをみたら、そうでもなくて快眠度は39%。そして見事に3時〜4時が「覚醒」していた(だからあながちこのアプリがいんちきとは思えないのだ)。

起きてから、しばらくTwitterを見たりしてたけれど、やっぱり、もう1回寝ておくか、と思ったのが5時ぐらい。実際に起床する予定は6時15分だから、あと1時間寝られる。今日は仕事が詰まっている日だから、ちょっとでも睡眠をとっておきたかったのだ。

その1時間もなんとなく微睡んでた感じだけれど、実際にアラームで目覚めた時は、元気ではある。
ただ、睡眠不足って、持続力が落ちる、という感覚があるんだよね。電池切れが早い感覚。
17時ぐらいまで持ってくれれば良いのだけれど、そればかりはやってみるしかないかー。

で、起きてしまった原因の心配事は、当然まだ解決されていないので、これも解決するように動かなければならない。それも早く起きてしまった原因のひとつなのだろう(早起きしたからって解決するようなことではないけれど)。

そんなわけで、朝の7時にこのブログを書いているわけだ。
今日一日、果たして乗り切ることができるのだろうか(「だろうか」って言ってても乗り切るしかないよね)。

とにかく皆さん、よい1日を!(説得力なし)

うらはら

バッドニュースほどではないが、好ましくないニュースをなんというのだろう。
ノーグッドニュース?

そういう感じの話を、週明けに聞いて、そのときは「へぇー」って感じだったのに、日を追うに連れ、その話がじわじわと自分にダメージを与えてきている。
んー、なんだろう、この感覚。

でも、よく振り返ると、こういう感覚は以前にもあった。
なんというか、その時のニュースはいつも、自分の「世間からの乖離」を感じるような話だからだと思う。
それはつまり「世間体」に関する話なのだ(具体的に書けないのに、ブログネタにしていて申し訳ない)。

そういうものを気にせず、自然体に生きる。
あるがままに生きる。

ということを、今までもなんだかんだとモットーとしてきたし、仙台旅行を終えて、その気持ちは一層強まったはずだが、なかなかどうして、それが難しい。
不惑を過ぎても惑ってばかりだ。

そういうふうに平静を装いながら、実はもやもやした思いを抱えてここ数日過ごしているわけではあるが、そういうのを(このブログでは別として)“あえて出さない”というところは、まあ大人らしいと思うことにする。

そんなわけで、頑張っている僕えらい、ということで明日も乗り切っていこう。

戻ってきた日常

台風の様子が心配で、朝、久しぶりにテレビをつけた。

関東の様子でも、けっこう激しい雨風の映像が流れていたが、出勤時には雨は止んでいた(電車は遅れてたが)。激しいところでも被害が少ないことを祈っております。

さて、旅行から帰って日常に戻りつつある。
とはいえ、休みの関係で、出勤日がやっと3日目となったところだから、まだ仕事は本調子ではないけれど。

英語クイズゲームアプリ『ココロセカイ』をチマチマと進めていたが、わりと早めに無課金だと超えられない壁が見えてきた。いや、まだタダで有力なガチャをほぼやっていないから、ガチャを回せるだけ回しきってから考えればいいのだろうけれど、クイズに正解しても、敵との火力差が圧倒的に違って萎える。早い話やや飽きてきた。
それでも、英語の単語、熟語が身近になったと思う。
「Easy come easy go」の和訳が「悪銭身につかず」だったり(ググったら厳密には違うようです。そうだよね。同じだったらB’zの同名曲がなんだか説教臭くなる)、「天井知らず」は英語だと「The sky’s the limit」になって、限界のない日本語の慣用句と違い、一応、空という限界はあるんじゃん、と、そのニュアンスの違いが、文化の違いだなーと面白かったりする。
そういう熟語にふれるのは楽しいので、攻略するとかじゃなくて、英語に「慣れる」ツールとして使っていこう。

あと、久しぶりに小説を読んでいる。
『最後のトリック』という、話題になっているミステリー小説だけれど(友人に勧められた)、なかなか前に進まない。
生粋のミステリー好きでないからだろうか。
思えば、意外なトリックの代名詞となっている『占星術殺人事件』もそうとう時間かかって読んだ。『占星術~』は、内容としてあまり好きな感じではなかったのだけど、『最後のトリック』は今のところ、面白く読んでいる。
ただ、読み進まないだけ。これもちまちまと読み進めてみよう。

気がつくと6月も間もなく終わる。
よく言われることだが、これで2019年も半分終わり。

いろいろとやることやらなければね。

追いかけて仙台 前編

仙台。

好きな芸能人を追いかけて仙台。

自分がそういうことをするとは、昔は思わなかったわけで。
それどころか、つい3カ月前まで想像だにしなかったわけで。
でも、事実、僕はその日仙台にいた。
それもまた人生の面白さという奴だろう。

今回の旅の相方であり、TrySailファンの先輩である江戸川台ルーペとはもう20年以上の付き合いになるが、二人きりで旅行をしたことはこれまで一度もない。学生時代の合宿(合唱部)や、日帰り三人旅、彼の実家に遊びに行って泊まらせていただいたこともあったが、ふたり旅しかも泊まりは初めて。
もう、お互いの何もかもをほぼ知り尽くしている間柄(僕の人生のうち唯一の「ダブルデート」をしたことすらある)とはいえ、僕としても若干の緊張をしていた。TrySailのことで、言い合いから殴り合いに発展しないとも限らない(実際そんなことはなかったです。健全)。

旅の始まりは大宮から。
やまびこは最速の新幹線ではないが仙台まで約1時間半で行ける。近い。
途中、宇都宮でアドバルーンがあがっているのを見た。
アドバルーンって久しぶりにみたね、という話をした。僕は、昭和のデパートを思い出した。だいたい平成以降にアドバルーンって見たっけ?
宇都宮だと今でもわりと普通の光景なのだろうか。そういえば、今日は日曜だった。
日曜のデパート。賑わう店内、屋上の遊具、レストランで食べる洋食。
まるで昭和だ。

そんな地方都市の光景で話を膨らませられるほど、テンションは高い。冷静を装ってみたが、なんだかんだで旅行は楽しい(とくに旅の始めは元気なのも手伝って)。
あるいは新幹線のようなもので、高速移動すると自分の構造分子が揺さぶられてテンションがあがるのかもしれない(だいぶ思考がおかしい)。

江戸川台ルーペは駅弁を買っていたが、朝食を済ませていた僕はチップスターの塩レモン味と、炭酸水レモン(レモンかぶった)と、懐かしさのあまりm&m’sのピーナッツチョコを買って車内で食べた(中学生の時、毎日のように食べてたのだ)。
奇しくも黄色で揃ってしまって、江戸川台ルーペから「ナンス推しじゃないですかー」と言われハッとする(注:ナンスこと夏川椎菜のイメージカラーがイエロー)。

黄色s

もちょ推しとかいいながら(注:もちょこと麻倉ももはピンク)、黄色で揃えてしまって、潜在意識的にナンス推しになってるのかもしれない。
「うるせー、ルーペだって天ちゃん推し(注:天ちゃんこと雨宮天はブルー)のくせに、青い色なんにもつけてねえじゃねえかー!」とTrySailファンの推し方ディスりあいごっこ(なの?)してじゃれ合ったりして、それもまた楽しい(馬鹿だな)。

そうこうするしているうちに、新幹線はあっという間に仙台に到着。
同じ号車に「TrySail」と書かれたスポーツウェアを着ている人がいて、ここですでに一人、先輩を見つけてしまう。
「あ、やっぱり今日、仙台でライブがあるんだ」とホッとする。
日付が間違ってないか、とか場所が間違ってないか、とかそういう(心配性すぎる)不安がややあったのだ。多分、実感がまだ湧いていないのだ。

まずは身軽になるため、ホテルに荷物を預ける。
泊まったホテルは「コンフォートホテル仙台東口」というホテル。ビジネス系のリーズナブルなホテルにしては部屋はそこそこ広く、快適だった。
翌朝の話だが、無料の朝食がついていて、それがわりと美味しかったので驚く。こういう「無料朝食」って、タダな分、残念な感じのものが多いのに、ここのは普通に美味しかった。
あと、スタッフの方々も感じが良かった。また来たい。

さて、せっかく仙台に来たのだからと、牛たんを食べることにする。
というか、これが今回の旅の唯一「仙台観光」な部分だし、おそらく今日のライブでもトークの中に牛たんの話は出るだろうから、食べておいてその味を共有しておいたほうがいいだろうと思ったのだ。
有名店はたくさんあるが、その中で今回は「伊達の牛たん本舗」を選んだ(牛たん通り店)。「極厚芯たん定食」というのが美味しそうだったからだ。
そして、これは本当に美味しかった。
前回の仙台旅行で食べた牛たんも、東京で食べる牛たんも美味しいが、それよりも肉厚で味つけもしっかりしていた。
江戸川台ルーペは、東京で超有名なタン塩を出す焼肉屋の常連にも関わらず、仙台牛たんは初めてらしく、良い店を選べて良かった。

極厚芯たん定食

店に入るまで20分ぐらい並んだのだけれど、その時に某人気声優同士の結婚情報をヤフーで知る。
声優でも誰でも、ファンである異性の芸能人が結婚するのはなんだかんだでショックだろう(衝撃度は人それぞれとはいえ)。
僕らはおっさんなので(ルーペは既婚者だし)まあ祝福はできるのだけれど、もし「今日がその人のライブ」というタイミングでこのニュースを知ったら、それはそれで阿鼻叫喚だよね、なんて話をした。今日、僕らがその立場じゃなくて本当に良かった(しみじみ)。流れで結婚発覚直後にバスツアーをした人いなかったっけ?と某アイドルの話になったりもした。センシティブ。

その後、まだ時間があったので、お土産の下見をしておく。去年、来ていたのでお土産屋街の場所がわかっていたのは効率がよかった。何ごとも経験。
途中、「100人食べ100人“うまい”と言った伝説の菓子」というキャッチコピーのお菓子を見かけた。
「90%がリピーター」とか「95%が美味しいと支持」とかならわかる。
「100人食べ100人“うまい”」って言いすぎじゃないか、と。親戚が言ってくれただけじゃないか、と。せめて「99人」にしとけよ、と。なんなら「俺が101人目で“うまい”と言わない人になってやろうか」と、なぜか挑戦的な態度になってしまう(社交辞令を許さないタイプ)。
で、ひとつ買って食べてみる。
うーん、正直言うと、まあ“うまい”って言いますよ。
だから広告は嘘じゃない。お菓子が嫌いな人は別として、好きな人は“うまい”って言うだろう。
でも、なんだろう。だからといって「もう1個!」というふうに思わないのは。「負けた」ことを素直に認めたくないだけだろうか。「物は言いよう」じゃねえか、と思うからだろうか。
でも、本当、まあ“うまい”です。仙台行った方はぜひ試しに食べてみてください。

一応このお菓子です

さらに時間があるので、繁華街(西口)のほうを散歩することにする。
旅行ガイドらしきものを全く買わなかったので、どの通りがメインなのかわからないが、駅からまっすぐ伸びるアーケードを歩く(クリスロードってとこでした)。
道幅が広く、どこまでも続くアーケードに二人で感動したりする。途中、エッグスンシングスがあったりして、仙台はやっぱり都会だなーと思う。
その実、古びたスナックみたいなのが並ぶ狭いビルの地下へ続く階段を江戸川台ルーペが見つけて、どうしても行ってみたいというので降りてみた。そこは思った以上に昭和だった。
最先端の表通りと時代に取り残される地下街。地方都市あるあるな光景なのだろうか(「柏にも似たようなのあるんじゃない?」と僕は言った)。

散歩に飽きて、しばらく歩いた先にあったサンマルクカフェでひとやすみし、頃合いを見ていよいよ会場に向かうことにする。
ライブ会場である「サンプラザホール」は駅を挟んで反対側にあるので、そこから30分ぐらい歩いた。

物販が2時30分開始予定だったので、3時前ぐらいに着ければいいな、と思いつつ、なんだかんだ混むと心配なので、2時20分ぐらいに会場に着いた。
予想よりはやや少ないが、案の定けっこうな行列が。

ここで“ブレード”(=サイリウム=ペンライト)を買えなかったら、楽しみ半減どころか、ライブ中、所在なくなってしまうので、売り切れないことを祈って並ぶ。幸いにも天気予報が外れて、日差しが強いぐらいの気候だったので、外待ちが苦にならず、ありがたかった。
果たして1時間半ぐらい並んだあとに、物販にありつく。
当たり前といえば当たり前だが、サイリウムはライブを楽しむ「要」の道具だし、すでに持っているファンもたくさんいるからか、十分に用意されていて無事に入手できた。その他にTシャツとパンフレットと仙台限定キーホルダーを買う。缶バッチが入っているガチャガチャも3回分やった。
こういうところにきたら、いかにひとつでも多く行事(っていうの?)に参加して楽しむべきだと理解する。
「同じアホなら踊らにゃそんそん」というのはけだし名言だ。

それはともかく“ブレード”を手に入れた万能感はすごかった。
3800円と結構いい値段はするが、ボタンで色を変えられて、電池交換でずっと使えるのだ。都度、バージョンが違うものが売り出されるので、過去のものを含めて数種類を持っているファンもけっこういた。
今年だけでも2バージョン出ていたので、僕もそれぞれ1本買おうかとも思ったが、新参者が2本振り回すのはなんだか“調子に乗りすぎ”な気もして、1本にしておいた。
なんというか、これを手に入れてやっとファンの一人前になった感じ。
職業「TrySailファン」の「じゅくれんど」が、「かけだし」から「したっぱ」になった感が強い。

それから開場までの1時間はホール前の広場で、江戸川台ルーペがもってきたiPadで過去ライブの映像を見たり、Twitterを見たりして過ごす。
ファンの方々もそこで入場待ちをしていて、その層を見ると、中心はもちろん20代~30代の男性だけれど、本当に老若男女幅広い層がいた。法被を来たり、髪色を青く染めたりと、コアなファンもいるが、皆さん行儀がいいというか、礼儀正しいというか、そのあたり、ああ自分もこのグループのファンで良かったなとぼんやり思った。
3人の女性グループがTrySailに憧れているらしく、メンバーのイメージカラー通り、一人ずつピンクと青と黄色のコーディネートをしていて微笑ましい。それぞれ役割分担をしていて、なんとなく雰囲気も本人に合っているように見える。憧れの対象となる同性がいる、というのは素敵なことだと思う。

そんなことを考えているうちに開場時間となり、僕らはついに、初ライブ参戦に挑むことになるのだった(続く)。

仙台旅行明けの休日

思えば強行軍だった仙台旅行。

昨年ハワイに2泊4日で行ったのもけっこうな強行軍だったが、男友達と行く旅行だと、そういうふうに「最短・詰め込み」といった旅になるのが必定なのかもしれない。
旅の相方が僕よりも体力あると踏んでいるので、僕が大丈夫な行程ならOKだろうと思えるという理由もある。

さて、旅行から一夜明けて今日は休みだったので、ライブ後の自分を労ってやろうと(自分がライブ出たみたいな体だな)、疲れを癒やすため&旅行について書き留めたくて(家だと筆が進まないのだ)庭の湯に出かけた。

仙台旅行記を書く理由は、結局はこのブログのためだ。そして、おそらくブログをやってなければ、書こうと思ったところで筆が進まないはず。
だけれど、誰かに読んでもらうことうんぬんよりも、まず自分の頭の中にある、旅行で体感したことをとにかく書き出してみたかったのだ。
1時間ぐらいで書き終わると思っていたのに、書きながらTrySailのアルバム『TAILWIND』と『TryAgain』を聴き終わったので2時間近く書いてた計算になる。
そのまま公開はできないようなとりとめのない中途半端な文章。それでもまだ自分の中にある感情を全て出しきれてない。
今さらながら「感情を言葉にする」という行為がいかに難しいかと思い知る。
とはいえ、修正すれば今すぐアップできる内容なので、今日はこれをアップするのが正攻法なんだろう。
ただ、ちょっと一晩寝かせてみたいので、明日のネタにとっておくことにする(そして代わりにこのブログを書いているのだ。しかもわざわざミスドで)。

庭の湯では入浴だけでなく、頭と腕と肩まわりのマッサージをしてもらった。
施術を受けて、やっぱりすごい肩と腕が凝っているのを実感。とくに右腕(サイリウム=ペンライトを振りまくったからだなーという自覚はあるが黙っておく)。
凝っているときにマッサージを受けるといつも以上に効果を感じるので、今日行っておいて良かった。久々に満喫できた。

で、帰りに地元のブックオフに寄ったら、TrySailのラジオをCD化したものが売ってて(こういうの出てるの全然知らないあたりが、俄ファンだなと自分でも思う)、一昨日の興奮がまだ残っているのと、ポッドキャストの参考資料になるだろう(自己正当化)と考えて、買った(「もちょ、てんちゃん、なんす」と3カウント悩んだけど)。
中身はまだ。これから聴きます。

ところで、出かける前に「今日の晩ごはんをどうしようかな」と考えた時になぜか「チキン南蛮」が頭に思い浮かんだのだ。
僕が「チキン南蛮」なるものを食べたのは、人生で2回か3回だと思う。
それも、居酒屋で誰かが頼んだのを一切れぐらいもらっただけで、自分で好んで頼むメニューではない。鶏の唐揚げもタルタルソースも好きだが、それを合わせた食べ物を食べたいと思ったことはない。なのに、なぜか「チキン南蛮にしようかな」と思ったのだ。
なんだろう、これ。
でも、面白いから心の声に従ってみることにする。スーパーで買って帰ろうかとも思ったが、せっかくなので“行きつけのほっともっと”(本日のパワーワード)で「チキン南蛮定食」を頼んだ。
それから、宮城で買ってきた日本酒と笹かまをおつまみに晩ごはんにする。
仙台では、知り合いがオススメしてくださった「綿屋」という日本酒がなかったので、地元酒店の店員さんがオススメしてくれた「日高見」を買ってきた。それと鐘崎の笹かま。
今日まで仙台気分をひっぱってみる(チキン南蛮は関係ないけどね)。

で、感想。
日高見、超美味い。一口飲んで「うまーい」って言っちゃったぐらい。辛口らしいけど、甘みも感じるし、好みの日本酒。良いものを紹介していただいた。

それからチキン南蛮ね。
これはほっともっと仕様なのかもしれないが、甘酢ソースが別添で、そもそもは鶏の揚げたのには(唐揚げではないのね)タルタルソースしかかかっていなかった。これをそのまま食べただけではパッとしなかったけれど、甘酢ソースをかけたら予想より美味しかった。
今までチキン南蛮は僕の中で「なし」だったけれど、今日で「あり」になった。また時々食べたくなりそう。

そんな休日でした。
やりたいことをやればいいんだ、と思うようになったのかもしれない。あと気になった新しいことも(チキン南蛮とかね)。
そう思うようになった理由は仙台にあるような気もするが、たまたまそういうタイミングなのかもしれないし、一時の気の迷いなのかもしれない。
でも、楽しければそれでいいと思う。

そういう感じでまた明日。

出発直前

昨夜は遠足の前の日みたいに眠れなかった。

ちなみに快眠度は64%(睡眠時間5:29)。ノンレム睡眠も3回拾えているので悪くはないはずだけど、3時すぎに一度完全に起きちゃってるし、寝付きがよくなかったので、眠れなかった印象。
興奮と緊張は(寝起きだからか)昨日よりは鳴りを潜めている。
ただ、あまり外までは出てこないが、ふつふつと自分の中でテンションがあがってきているのも感じる。このぐらいがちょうどいいのかもしれない。

PCを持っていこうかと思ったが、置いていくことにした。
どうせブログのためでしかないし、ならスマホアプリから更新すれば良い。なんだかんだでMacbook Airとはいえ、PCは重い。
旅は身軽なほうがいい。

何度か書いているように、ライブのための旅行で、仙台はその「目的地」でしかなく、観光の時間はほぼないのだけれど、仙台出身の友人にお土産を聞いたり、専門家の方にオススメの日本酒を聞いたので、そのあたりを楽しもうと思っている。
あとは、前回の失敗を踏まえて、欲張って食べ過ぎないようにする。

と、ここまで書いて、あとは旅の途中でブログ更新、とか考えたのだけれど、行く前に更新しちゃいます。
こんなブログでも日々更新するまでは気がかりになっているのだ。気がかりなことは先に片付けてしまったほうがいい。
更新したいことがあれば、今日はもう1回更新すればいいのだから。1日1投稿、というしばりはないのだ。

そんなわけで間もなく出発。
幸い、今日一日天気はもちそうで、それも身軽で良い。

では、いってまいります。