イメージ違いと名人芸

表紙買いして積ん読だった『増山超能力師事務所』読んだ。

第1話のオチが読めてしまった(しかも予想通りだった)のと、ドラマ化されてたことを知りキャストを見たら、あまりに自分のイメージと違っていてなんだか読む気がしなくなりしばらく放置していた。
で、久しぶりに続きを読んでみたら3話目から俄然面白くなって一気に読み終えた。

地の文が三人称でありつつ、時々登場人物の語りになっていたりして、こういう書き方でも良いんだーと思った(もちろん、これを違和感なく書くには実力が必要なんだろうけど)。続編もぜひ読みたい。
ドラマ版のキャストは頭から削除しておこう。いや、役者さんたちがダメってんじゃなくて、役者のイメージでキャラクターが固定されてしまうと、この小説を読む上では邪魔なような気がする(ようは自分のイメージとだいぶ違うってことだ)。

伊集院光からの三遊亭円楽からの太田光まで行き着いた話のつながりで、立川談志の落語「粗忽長屋」を動画で見た。
落語は(オペラとはまた違った意味で)敷居が高い感じがして、ほとんど見たことがない。だからその面白さもちゃんと理解できてないのだが、これは本当に面白かった。
以前テレビで見て、印象に残っているのは立川志の輔の「死神」で、これは10年以上前に見て以来ずっと頭に残ってるので面白かったんだろうなあ。

インターネットでやりたいことの一つに「朗読」があるのだけれど、そのベースとしてしっくりくるのは、精読でもなく、演技でもなく、落語のような気がしている。
もちろん付け焼き刃でそのエッセンスを取り入れられるとは思わない。ただ、方向性としてやりたいのは落語的な本読みだよな、と思う。
まずは名人芸と言われるものを見ていきたい。

そんなこんなしてたら、新型コロナの感染者数(感染判明者数というべきか)がすごい勢いで上がっている。
日々気をつけつつ、やりたいことはやれるうちに早くやっておこう。

乗り切れ、今週

休日だった。

午前中に「KunitoのPodcast!」の収録をした後、池袋まで出張ってアニメイトで麻倉もものシングル「僕だけに見える星」のCDを買う。
気がつけば、今度の日曜日が幕張ライブ(「Agapanthus」!)。
まだ電子チケットが届かないので「本当は俺、チケット取ってないんじゃないか」と心配になったりする(心配性すぎ)。紙のチケットならこんなことないんだろうけどなー、アナログ病だなーと一瞬思ったが、紙のチケットだって直前まで届かなかったら不安になるから同じことだね。
まあまだ時間はあるからじっとして待つ(それしかできないけどな)。

先週から全国的にコロナ感染者数が増えてきているので(判明した感染者数が多いだけなのかもだが)、感染対策はもちろんのこと、この週末にかけて感染者数が急増した場合、無事に開催されるのかどうか。まあ、そのあたりは運営の判断を尊重しようと決めている。
5月が中止になってしまったから、今回はどうにか実施してほしいのが本音だけど、こればっかりはうーむ。正直、祈るしかない。

ジムでワークアウトした後に、課題図書である『この本を盗む者は』を喫茶店で読み終えた。
350ページぐらいあるうちの320ページは外で読んだ。この本に限らず、家の中での読書が苦手になってきている。
どうも最近の自室は、居心地の良い空間ではないようだ。
せっかく自分の「城」なんだから自分の好きなようにつくって、ずっといたくなるような場所にしよう。友達はおろか、車をこっちに持ってきてから親すら来ないんだしな(自虐)。
引っ越してきて5年になって、ようやくそういうことに気づくというね。

ところで、この本の感想はツイキャス「ザンクとルーペの読書感想文」で話しますので、ぜひ。11月24日の火曜に配信予定。詳細は追ってまた。

さて、今日は8日ぶりに飲む。
ここにきて「飲みたい気持ち」が完全勝利しているので、満を持して(使い方あってる?)飲むのだ。
ハードだった先週をノンアルコールで頑張ってきたので、ご褒美的な意味もある(とかいいつつ、飲むのはC級ワインだけどな)。

色々と考えることはあるけど、気持ちだけは楽しくいよう。

本の中やら夢の中やら

なんとか休日に辿り着く。

とにかく公私ともに忙しい1週間だったので、昨日は朝から疲労がピークで、起きた途端に「疲れた」とか「しんどい」を連発していた。
そんな中で出かける支度をしていたもんだから、読もうと思った本は見つからないわ、ゴミ出しを忘れそうになるわ、イヤホンを忘れるわ、と抜け落ちてばかりの朝だった。
そんな一日をようやく終えたものの、どうも免疫力が下がってる気がしたので休肝日にした。その代わり、糖分で脳に栄養を与えるために実家からもらったあんみつにアイスを加えてクリームあんみつを食べた(美味かった)。

今日は文化の日で世間も休日なので(「旗日」って友人に言ったらキョトンとされた。死語か?)どこも混んでいそうだし、バタバタした1週間の疲れを癒やすために完全オフ。
でも昼から3日ぶりにジムでワークアウトした後、少し離れた駅から「ドラクエウォーク」しながら30分ほど自宅まで歩いた。
ジムで筋トレをして、「ドラクエウォーク」でウォーキングするというハイブリッド仕様。なんという完璧なダイエット計画だろうか。
途中で小休止としてマクドナルドでビッグマックセットを食べたが、そんなものは誤差の範囲だ(痩せる気ねえな)。
それにしても休日昼間、ドライブスルー付きのマックの戦場っぷりね。お疲れ様です。

マクドナルドで今月の課題図書『この本を盗む者は』を読み始めた。
3回目のツイキャスをいつするかは未定だが、これは一気に読んだほうがいいタイプの小説かもしれない。ようやく第2章に入ったところだけど、今週中に読み終えよう。

『インセプション』を観た。
当時は映画館に観に行った奴。場面はかなり覚えているけど、ストーリーの細かい部分はすっかり忘れていた。でも『テネット』同様、2回観たらだいぶ理解できた(気がする)。
結局、ノーラン映画は裏を読まず真正面で捉えればいいのだ。異論はあるだろうが、僕は今後ノーラン映画はそういうふうに思って観るようにする。
今見るとホテルの格闘シーンとか『テネット』っぽくて笑った。この時からこういう画が撮りたかったのかもね。あとエレン・ペイジが一番可愛い時だったかもしれない。
で、この映画も『テネット』ほどではないけど、2回観て「好き」になったよ(『テネット』は映画館で3回目を観ることを計画中)。

健康的に今日もノンアルコールで過ごす。
とはいえ脳を満足させなきゃいけないので、キャラメルナッツケーキを買ってきて食べた(マジで痩せる気ねえな)。

また明日から色々と頑張ります。

2度目の読書感想文

江戸川台ルーペとのツイキャスの収録(放送)だった。

「ザンクとルーペの読書感想文」。
重松清の『ルビィ』についての感想を語り合っています。

僕もルーペさんも何を話すのかまとめておいたので、ちゃんと30分だらけることなく感想を言えたと思う。
2回目になぜ重松清作品を選んだ理由も話していて、江戸川台ルーペファン必聴なので、ぜひ聴いてそしてルーペさんの小説読んでみてください。

アフタートークは一旦下げた。こっちは本編と違って、思いつきで喋っている部分が多いので、内容を吟味してアップするかどうか決める(なんだかんだもったいないので多分アップします)。

そんなわけで、打ち上げ中の鳥貴族からこのブログ更新。盛りだくさんの1日だったので詳細レポートはまた明日。
次回の作品が深緑野分の『この本を盗む者は』に決まったので、今回は早いうちに読むとしよう。
そして、僕も書きたい話書こう(言うだけじゃなくちゃんとやろう)。

ではまたー。

新マスクと英語世界の話

3日ぶりのジム。

買うのにまごまごしているうちに、ありがたいことに友人から使い捨てじゃないマスクをいただいたので、早速つけてワークアウトしてみた。
こういうマスクをつけたのは布マスク以外では初めてだったけれど、今定番のエアリズムっぽい感じの奴で、ランニングの時にまったく苦しくなかったのは良かった。
小顔なのでサイズがやや大きいが(言うだけならバレない)、これでジムでより快適になりそう。
ただ体重は現時点で一向に減らない。

「不思議の国のグプタ」読了。
最後は予想外の結末ではあったが、TOEIC世界の「面白さ」はよくわかった。
TOEICの世界ではアルコールとタバコがなく、老人と子供が極端に少なく、図書館は常に閉まっていて、歯医者がいつも予約をキャンセルしてくる(そして飛行機は必ず遅れる)。
作者のヒロ前田さんのセミナーに行くと、みんなTOEICを受けたくなるらしいが、たしかにこの小説を読むと、奇異なるTOEICという国に旅行する感覚で受験したくなる。よし英検受けてみよう!(なぜ?)

昨日は休肝日にして偉かったので、今日は飲んで寝る。
寒かったり暑かったりと日によって違うので体調管理気をつけないとね。

地元で完全オフ

今日もワークアウト。

6日間で4日ジム通いしているわけで、我ながらよくやるなーと感心している。
その分それまで気にしていた食事量がアバウトになるつつあるが、アニメ「ダンベル何キロ持てる?」の主人公も、ジム通いしながらそれを上回る食事量だったわけだからこれで良いのだろう(間違った理解)。
体重が減ったかって?まあ誤差の範囲だね(厳しい現実)。

身体が疲れているせいか、夜の睡眠が深くなった感じはする。続けられるだけ続けていきたい。
マスクはまだ手に入れてない。

ワークアウトのランニング中に、モニターにNHKが映っていて、平野レミが茄子のミートグラタンを作っていた。
平野さんの料理はエキセントリックなところがあると聞いていたものの、進行は普通だった。
かと思いきや、最後にパセリの枝(?)をグラタンの中央にぶっ刺して立てて「伝説の樹」みたいにして仕上げていたので、ああなるほど、このことかーと思ったよ。
ちなみにグラタンはとても美味しそうで、オーブントースターでも作れるっぽいので自分も作ってみたい。影響を受けやすいタイプだな、俺は。

影響を受けやすいといえば、ラジオ「伊集院光の深夜の馬鹿力」で、カフカの『変身』と谷崎潤一郎の『痴人の愛』を2週に渡って紹介していて、思わず買ってしまった。
『ルビィ』を読まなきゃいけないのに!(まだ読んでないのかよ)

『変身』は主人公が虫なので、虫嫌いの僕としては読む気が全くなかったのだけれど、伊集院さん的読み解きを聞いたら、自分にも通じるところがあるような気がしたので俄然読みたくなった。
『痴人の愛』は今の自分の立場で読むと、ダウナーになりそうな内容っぽくて怖いが、近いうちに読みたい(っていうか角川文庫版の表紙、アレすぎるけどな)。
谷崎潤一郎は『刺青』を読んだ気がするのだけど全く印象にない(自分の文学性が低い)。
これで、積ん読がまた増えてしまった。一日どっかで、端から読んでいく「読書デー」を作らないといけないな。

そして、いつも行くところとは違う喫茶店でこのブログを書いているのだが、座った席が悪かったのかどうも落ち着かない。
前にこの店で小説を書いたので、場所に抵抗はないはずなのだが。同じ喫茶店でも位置取りが大切らしい。
堂々と駄文を書いても気にならない席を調べておこう。

という感じで、地元で完全オフの日を過ごした日。今日はトリキなしで、家で夕飯食べる。
そして、明日また頑張ろー。

キャスの後と遅ればせのご祈祷

恒例のご祈祷に行った。

ちょっと前のブログで書いたけれど、毎年5月〜6月に済ませているのがコロナで行けなかったのだ。早いところお参りしたいと思っていたところ、ちょうど実家に帰る用事があったので、そのついでにいつもお世話になっている大宮氷川神社へ。

七五三の時期らしく、そんな装いの家族が数人いたのだけど、同じ時間になったのは、家族一組と僕ひとりだけ。お祖父さん、お祖母さんも連れた大所帯の一家団欒に僕一人が加わる祈祷は、闖入者がいるみたいで申し訳なく思った。
でも、僕がブラピみたいな有名人だったら、きっと良い思い出に変わるんだろうなー。だから、その子が将来大きくなった時「私の七五三の御祈祷は高野ザンクと一緒だったんだ!」と自慢できるようにこれから頑張るよ。
目指せブラピ!(いや、もうちょっと現実的な目標にしようか)

さて、昨日はツイキャス収録終了した後、22時頃まで江戸川台ルーペと飲みながらカラオケしていた。TrySailの曲は意外と歌えることがわかった(声はおっさんだけどな)。
いつも歌っているワンカラはヘッドホンだから、自分の歌声と曲の音量のバランスがつかみにくいのだけれど、ルームだと調整がしやすいなと思った。あと、やっぱり声がすごい響くよね。無音だと、廊下で流れているヒット曲がはっきり聞こえてくるので、音を音で消してるんだなーと改めてその作りを実感したりもした。
キャスにはそういう音声も入っているのだけれどルーペさんいわく「それもエモい」ということなのでヨシとしておく。

それから、ヒトカラの時は練習なので立って歌うところ、今回は友達となので座って歌ったのだけれど、却って、腹のどのあたりに力を入れれば高音を出しやすいかがわかったりもして発見があった。まだまだ歌い足りていない。

その後、ロイヤルホストで、パフェレビュアーの江戸川台ルーペが80点という微妙な得点をつけた「キャラメルナッツブリュレ」を食べて(なるほど80点だなーという感想)、話しをしたというよりは酔いを冷ましたという感じで解散。

ツイキャスは録音したマイクのせいかモノラル再生になっていたので、Youtubeへ転送して、キャス自体は非公開にしました。もしよろしければ下のリンクからお聞きください。

ザンクとルーペのWeb作家的読書感想文 第1回 夏川椎菜『ぬけがら』https://www.youtube.com/watch?v=loFEzmJkTjA

TrySailファン的アフタートーク
https://www.youtube.com/watch?v=tfYE20JyBMI

題材のおかげだろうけど、すでに自分の投稿した動画で一番閲覧数が多い。
しかも一時期は「アフタートーク」のほうが閲覧数多かったりして、それはやっぱり“ナンス”の力なんだろうな。
キャスで触れているように、一般の方にもオススメだけれどTrySailファンにはマストバイなアイテム、ということは改めて書いておく。

25日の金曜、というせいか道路が超混んでいて、いつもの倍の時間はかかってしまい、運転は疲れたけれど、気になっていた用事を足せたので良しとしよう。

明日からまた働くー。

リアルコラボキャス

江戸川台ルーペとツイキャスをしました。

「ザンクとルーペのweb小説家的読書感想文」
第1回は夏川椎菜著『ぬけがら』について語っています。
Youtubeにアップしましたので、ご興味ある方はぜひにー。

そんなわけで、ツイキャスを収録するために秋葉原に集合して、カラオケルームに16時過ぎから待機した。
前回のコラボキャスはリモートだったから、二人揃ってのキャスは初めて。
進行表を作っておいたおかげか、ちゃんと30分に収まったが、内容はどうでしたかねー。課題を改善しつつ、続けていきたいと思っているので応援よろしくお願いいたします。

収録が終わったので、時間いっぱいまではカラオケするー!

寝坊と熱意

寝坊した。

仕事は午後からだったので、余裕のある時間には起きたのだけれど、予定起床時刻から2時間遅れの10時半にようやく起き上がれた。
ダラけてるなーと思う半面、久しぶりに9時間ぐらい寝たのでそれはそれで良かったのかも。
先週睡魔と戦った夕方の会議で、比較的戦いを避けられたのは睡眠のおかげかもしれない(それでも戦ってんのかよ)。

明日、ツイキャスで江戸川台ルーペと、夏川椎菜の小説『ぬけがら』について語るのだが、ルーペさんがnoteで長文詳細解釈文(でもネタバレだから気をつけて)を書いているというのに、俺といったら小説は1回読んだだけだし、その元ネタとなった写真集はパラパラ見ただけだから内容忘れてるし。
なんというか、キャスに対する熱意の差が我ながら酷い(まあそれは今回のお題に対する熱意の差だけかもしれないけど)。

で、海よりも深く反省したので(浅瀬だけどね)、とりあえず明日の午前の予定をキャンセルし(映画見て、iPhoneのバッテリーを交換するつもりだった)、キャスに備えてサムネイル作ったり、構成考えたり、なによりもせめてもう一度ぐらいは『ぬけがら』を読んで、もう少し語れるようにしておこうと決めた。
感想文キャスをやろうという言い出しっぺは僕なので、そのあたり責任持たないとね(キリッ)。

そんなわけで明日9月24日、木曜日。18時から「ザンクとルーペのWeb作家的読書感想文」やりますので、お暇な方はぜひお聴きくださいませ(内容に問題なければYouTubeに残しますが、シラフではない可能性が高いので微妙)。
30分で締めますが、興が乗れば同じ題材を別角度から語るアフタートークやります。リンクは多分これ↓(やや自信ない)

https://twitcasting.tv/lelefantino

さて明日から連休ー。
とはいえ予定を組んでいるので、まずはそれをちゃんと実行できますように。
熱意あれ!

元通り読書法

読書方法変えた。

10冊同時進行で読む読書術を始めた、ってこないだ書いたばっかりだけれど、僕には正直そのやり方合わなかった。
っていうか逆に本を読む日が極端に減ってしまったぐらい。やっぱり1冊ずつ捌いていくのが性に合ってる。

で、本は欲しいと思って買ったときが一番読む意欲が高いから、そのタイミングで読んだほうがいい、ととある本に書いてあって(ややこしい文章)、言われてみれば当たり前なんだけど確かにその通りだと思う。
だから新たに買ったらまずその本を読むのが一番読書が捗るはずなのだ。
とはいえ買ってしまった本は結構あるから、この中で読みたい!と思ったものから読むことにする。1冊ずつコツコツと。

あと録り溜めた映画も同じことが言えると思った。
面白そう、と思ったから録画してるわけだから、その思いが消える前に見ないといけないのだ。
でラインナップを出して、「これは、今はもう見ないよなー」というのをハードディスクからガシガシ削除した。中には「なんでこんな映画を録っておいたんだろう」というタイトルもあり、それは4年前に引っ越してきた年のものがほとんどなので、一人暮らし始めてケーブルテレビ加入したことで浮かれてたんだな、俺。

それでもまだ100本以上録画が残っている。今だって週に2、3作は録画追加してるんだから、全部見終わるのは無理だろう。
さらに思い切って断捨離せねば。

ようやく連勤初日終了。
まだまだこれからが本番だー。