初めての月9

月9ドラマの「トレース 〜科捜研の男〜」が面白い、というようなことをネットで見て、今日、チャンスがあったので観てみた。
生まれてはじめての月9かもしれない。

僕はこのドラマは船越英一郎が「科捜研の男」だと思っていたので、主役が違うと知ってびっくりした(考えてみれば「月9」の主役が船越英一郎だとしたら、それはそれですごいギャンブルだよね)。
というか、このドラマが「月9」ということも知らなかった。だって、「月9」といえばトレンディな恋愛ドラマの枠だと思っていたから。時代は変わるものだ。

さて、途中参加のドラマだけれど、あらすじをそれなりにおさえてから観たので、ストーリーにはついていけた。
1話完結しながら、背景でひとつの事件を追っていくという展開が海外ドラマっぽくてなかなか面白い。
錦戸亮の演技は普通、新木優子は美人だけど表情が暗い、小雪はあいかわらず怖い、と、キャスト陣はちょっと僕好みではない。
船越英一郎もやっぱり今までどこかでみた感じの“船越英一郎”だけど、存在感があるのはベテランゆえか。

とはいえ、せっかく「月9」を体験しようと思ったので最後まで観てみるつもりだ。

刺激物

最近ほとんどテレビを見ない僕だが、実家では常にテレビがついているような状態なので、正月特番を見るともなく見た。

かかっていたのは「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」。思い返してみると、毎年、この番組を見ている気がする。
素人相手だからだいぶ手を抜いているけれど、ときおり見せるアスリートの技はすごいなーと思う(今年で言えば、卓球の水谷VS張本、石川、平野のラリーや、野球盤での柳田、山川の長打力)。
あと、とんねるずは、昔の憲さんのほうが面白いと思ったけど、大人になってからは貴さんを面白いと思うようになった。昔の貴さんは、俺が俺が、というジコチューな面しか見えなかったけれど、今では、そのスタイルを踏襲しつつ、相手へのリスペクトを感じる。
ナンシー関が晩年「それにしても石橋は大人になった。ひとの話を聞くもの」と評していたように、プロを前にしてきちんと礼節を持っている感じは、とても「後輩いじり」が芸だった、往年のとんねるずとは思えずに、それはそれで面白いのだけれど、歳をとっただけかもしれない(僕もとんねるずも)。

そして一夜明けて、今日は近所のショッピングモールに買い物に行った。
洋服の福袋があったら買おうと思っていたけれど、すでに売り切れ。やっぱりこういうものは開店初日に売れるんだろうな。

で、昼ごはんに、なぜか辛いものが無性に食べたくなって、フードコートでマーラー麺を食べた。感じで書くと「麻辣麺」という字面からわかるように、はんぱなく辛い麺だった。
フードコートなので味はそんなでもないのだけれど(失礼)、思った方向の辛さと味付けだったので、満足はした(その後、辛すぎて胃薬飲んだ)。
去年末から「辛いもの」を食べたくなる瞬間がやけに多い。好みが変わったのかもしれないし、今まで食べてないものに挑戦したくなっているのかもしれない(以前は“求めるほど”辛いものが好き、というわけではなかった)。
これは歳をとったせいか、まだ若い証拠か。

そんな年明けの出来事。
明日から通常営業です。

出世

特濃ミルクの宣伝が好きだ。

ガリットチュウ福島が片岡愛之助のモノマネをして本人と共演している奴。

もとの顔立ちは全然違うのにメイクでだいぶ似せてきているし、並んでもそっくりってわけじゃないけれど、ちゃんと似てる感じがする。
雰囲気を寄せるのが上手いんだろうな。過度にデフォルメするでもなく、顔がそっくりというわけでもなく、でも言われてみれば確かに似ているという「似顔絵」的なモノマネと言っていいかもしれない。だから本人も許せちゃうんじゃないだろうか。
その楽しい雰囲気が伝わってくるのも好きな理由だ。

それにしても、ガリットチュウ福島は本当に出世したと思う。細かすぎて伝わらないモノマネ選手権のレギュラーっぽかったものの、次長課長の河本同様、いじられキャラだった気がする。それが今では、船越英一郎やら日テレの水卜アナやらモノマネを本人に認められて、そしてついにはモノマネ相手と一緒にCM出演するなんて。

この手のCMに出演した人で出世したなーと思うナンバーワンはダンディ坂野だ。マクドナルドでバイトしていた彼が、今やマクドナルドの全国CMに出ているのだから、人生って本当に(他人事ながら)面白い。
何度も言うけど、ダンディは「ゲームWAVE」でちょこっと出ていたときから、つまらないけど大好きな芸人さんだったので、その活躍はとても嬉しい。今も変わらずつまらないけど愚直に売れていてほしい。

で、はたと気づいたのだけれど、ガリットチュウ福島と言えば、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権のチャンピオンでもあるが、その時のネタは「キャンペーンガール時代の藤原紀香」だ。
つまり、片岡愛之助の現嫁である。しかも、今の愛之助のモノマネよりも多分にカリカチュアされたモノマネだった。それを知って共演したとすれば、片岡愛之助も大した人物だし、臆せず出たガリットチュウ福島も傑物だし、なによりブッキングしたCM製作者の度胸がすごい。

夫婦で同じ人にモノマネをされるというのはどういう心境なんだろうか。
次回はぜひ本物の紀香と偽愛之助で共演してほしい(偽紀香は絶対NGだろうからね)。

バチェラッチョ

「バチェラー」のカップル破局したそうだ。
バチェラー2代目カップルが破局 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6298301

僕は「バチェラー」もそうだけど、「あいのり」やら「テラスハウス」やら、恋愛リアリティ的バラエティ番組を一度も見たことがない。
でもこの「バチェラー」は、そのチャラさというか、ウェイウェイした感じの宣伝だけでイラッとしたので、他の奴よりもすごい印象深い(シーズン1のCMだけどね)。

内容としては、お金持ちの独身イケメンの恋愛対象となるべく選ばれた20名ぐらいの女性たちが、イケメンのハートをゲットするためにデートという名の熾烈な戦いを重ね、最後に彼から選ばれたら勝ちというもの(超、雑な説明)。
説明を書いているだけで 虫酸が走る 大変心を乱されるわけだけれど、一回も見たことのない立場で言わせてもらえば、まあ所詮はバラエティだから、残っていく女性も、合間のやりとりにもある程度演出(という名の脚本)があるんだろうなとは思う。

で、晴れて恋人の座を手に入れたものの、今回破局したとのこと。この二人はシーズン2のカップルらしいが、シーズン1でもダメだったそうで、連続破局っていうのは番組の趣旨として大打撃じゃなかろうか。
でも、そこをあえてちゃんと発表するのは偉い(言わないで外部からバレると印象悪いから先に言ってしまえということかもしれないけどね)。

でも、だからといって「ざまあみろ」とか「ホラ見たことか」という思いは全くない。
もちろん思い入れがないのも一因だろうが、「そりゃそうだよね、結婚となるとそんなゲームみたいなデートで一緒になって楽しかった、じゃ決められないよね」っていう現実感があるからだ。
その部分一点においては、この話はリアルだなーと思う。

もっとお互いが若かったり(初代のバチェラーが36歳、2代目が35歳)、玉の輿ありきじゃなければ結婚まで行くこともあるだろうけどね。
結婚ってやっぱり勢いなんじゃないかな、と思ったりした(経験ないのに)。勢いに任せにくくなるから、遅くなればなるほど結婚しづらくなるのだと思う(これは経験している、っていうか経験中。ウルサイヨ!)。

全然、興味のない、どちらかというと好きじゃない番組のニュースで、そんなことを考えたりした。

疲れてるんだと思う(早よ寝ろ)。

約1年遅れ

少し前に「コンフィデンスマンJP」を一気に見たが、今週は「奥様は取り扱い注意」をイッキ見した。

面白かったけれど、消化不良。その理由のほとんどは結局結末の描き方だ。
金城一紀の脚本は「SP」でもそうだったけど結末をちゃんと描かない。それは視聴者の想像に委ねるというスタンスかもしれないが、自分で結末を描く勇気がないんじゃないかと思ってしまう。
終わらせたくないのか、批判に応えるのが嫌なのか。きっちりケリをつけるべきだ。それが僕の予想通りじゃなくても受け入れる。もちろん気に入らなければ当然批判はするけど、それは気にしなければいい。
もっとも「映画化」するという話もあるし(「SP」もそうだった)、それで引っ張るようなエンディングだったのかもしれないけど。

綾瀬はるかの演技は福田彩乃の「JIN」のモノマネぐらいしか知らないけれど(それって、見たことないのと同意だな)、コメディエンヌとして評判なので期待していた。でも、このドラマでは“ちょっとズレたキャラ”以上のコメディエンヌぶりは発揮されなかったと思う。変顔するシーンもあって思ったことは、長澤まさみは変顔しても美人だが、綾瀬はるかは本当に不細工になる時がある。だがそれはそれで良い。どっちも良い(発言がアホまるだし)。
その分アクションで頑張ってた。第1話のアクションは相手に合わせてもらった感が強かったけど、だんだんと自分でスタントをする場面が多くなって、最終回でのワンカット長回しアクションは本人がやっているようにしか見えないので(途中スタントと入れ替わってるとしたらカメラがすごい)、あれがやれるだけですごい。

なんだかんだと全10話、先が気になって見続けてしまった。
あと、広末がちゃんと主婦に見えた。いつまでも「マジで恋する5秒前」だと思ってたのでびっくりした。本田翼はCMのほうが良いなと思う。西島秀俊は老けた。カッコイイけどね。

映画化するならそれはそれで見たい。その分、きちんとオチをつけてくださいね。

半年遅れ

体調不良がいまひとつ治らない。

熱中症っぽいやつだとは思うのだけれどね。十分な睡眠をとるのが一番だと思うので早寝しよう。

そんななかケーブルテレビで『コンフィデンスマンJP』が始まったので2話まで見た。評判どおりの面白さ。
長澤まさみの演技を見たのは『タッチ』以来な気がする。こんなガハハなキャラだったっけ、と思いつつ、楽しそうで良い。
東出昌大の演技が大根すぎるのも演出のような気がしてならない。
まあとにかく見ていて楽しいドラマだ。
今週一気に最終回までやるようなので見逃さずにいきたい。

笑えばいいと思う

休肝日をつくるようにしている。

今週は暑かったり、友人と半年ぶりに飲み会をしたし、とかでずっと飲む日ばかりだったので、今日は飲まずにいる。
アルコールには強いほうだと思うけど、飲むとかったるくなるから、飲んだあとにブログを書こうと思うからなかなか進まないのだ。とか思っていたけど、シラフでも進まないときは進まない。酒のせいにしてはいけない。

「出演:ジェイソン・ステイサム」となっていたので、『SPY/スパイ』という映画をJCOMで録画して観た。そうしたら、ステイサムは脇役でしかもコメディリリーフ。主役はメリッサ・マッカーシーという女優(僕は知らなかったけど有名な人なんですね)だった。ジュード・ロウも出てた。
すごいくだらないけど、面白かった。スパイコメディ(というよりはパロディ)映画としてよくできていた。グロ多め。
ちなみにスパイコメディ映画として傑作なのは『ゲット スマート』なので、スパイ映画好きでコメディ好きはぜひ観ていただきたい。

それと『探偵が早すぎる』の3話目もみた。
1話目で感じたテンポの悪さが嘘のように良くなり、小気味のいい笑えるコメディになっている。滝藤賢一、広瀬アリスの他、役者たちがコントになるかならないかのギリギリのラインで演じているのが良い。2話目から演出がよくなった。続きが楽しみなドラマ。

なんか笑いに飢えているのだろうかね。でも明日も笑っていきましょう。

ネタない対策

こう、内容の薄いブログばかり書いているのもどうかと思うので、そろそろ実のある話を書いていきたい。

とはいえ、一体何が実のあるブログなのかというと、まあ何かしらの「感想」は良いのかもしれない。というわけで、ネタがなかった日は、今まで書いてあった本や映画の感想を書こうと思う。

で、今日は特にそれも書くことがないが、昨日「探偵が早すぎる」をgyaoで見たので簡単に感想を書いておく。

広瀬アリスは「釣りバカ日誌」で良い役者さんだなーと思ったので(妹のすずよりタイプだし)、「わろてんか」含めウォッチ対象の女優さんだが、今回はちょっと演出過多のように思える。展開はコントじみてるけど、演技は抑えめのほうがいいと思うんだけれど、こういう感じのドラマはどれもほぼ演出もコントじみてるからそれがスタンダードなのかも。主演の滝藤賢一も演技オーバーな感じ。同じ脚本で抑えめな演技バージョンを見てみたい。
そんなわけで、ちょっと消化不良な気持ちでいつつも、このドラマには桐山漣も出ているので、続けてみていきたい。僕の“3大尊敬するドラマの主人公”の一人、左翔太郎を演じた役者さんで、一般的な知名度では、同じ「仮面ライダーW」でW主演していた菅田将暉に水を開けられている感じがするので応援していきたい。カッコいいし芯のある良い役者さんです。

こうやって、なにかコンテンツについて書くと、それなりに字数が埋まる。
毎日ブログ更新する上でネタがない時対策を手に入れた感じがする。

続けないと意味ないけどね。

ふっとぶ

今日のブログのネタに苦しんで、ありのままで受診した健康診断の結果のことを書こうかと、少し書き始めたのだけれど、ながら見していた「全力!脱力タイムズ」が、吹き出すぐらい面白くて、全部ふっとんだ。

こういう真剣にくだらない番組があることって、大切なことだと思う。
ちょっとしばらくの間ウォッチしていこうと思う。

テレビをつけて

午後出勤なので、昨日ニュース速報に気づかなかった件もあり、テレビをちらちらとつけたりしていた。

ちょうどワイドショーの時間のせいか、次から次へと問題、というかあまり聞きたくないような話題が続く。
あまりハッピーな話題がでてこないのだ。

もちろん、昨日、大きな地震があったのだから、それについてはしかたがないと思う。それにしても、他の話題も含め全体的なトーンが、非難だったり、批判だったり、責任逃れだったり、うやむやなことだったり、疑惑だったりして、観ていて疲れてしまう。
ああ、そうか。だからテレビ観ないようにしたんだ。と改めて気づく。

もちろんこれは時間帯によるものが大きいのだろう。
楽しいドラマだったり、良質のドキュメンタリーだったり、そういう面白い番組もたくさんあるのだと思う。
ただ、出勤前にこういう話題を観て、ネガティブな感情で仕事に行くのは嫌だな、と思ってスイッチを切った。

これは、僕の気の持ちようかもしれないけれど。