レモンの立場

エビフライが好きだ。

エビフライ単体でももちろん好きだけれど、一番好きなのは、ハンバーグやとんかつに付いてくるタイプのエビフライ。
小ぶりのものが付いてくる場合が多いのだけれど、それが「脇役」に徹している感じで良い。メインのハンバーグ、とんかつを活かしつつ、「僕も美味しいですよ」という感じで控えているように思えるのだ(だからエビフライを食べるのは最後の方にとっておくのだ)。

地元に「松のや」という牛めしの「松屋」がやっているとんかつ屋がある。
僕はここのロースカツ&海老フライ定食が好きで、月に1〜2回は食べてしまう。
ファーストフード的なとんかつ屋とはいえ、730円でしっかり美味しいカツとエビフライを食べさせてくれるので、気軽に行けるのだ。

で、今日も食べに行ったのだが、今の僕はダイエット中の身。とんかつ食べに行ってる時点で本気なのかと思われるだろうが、それでも、自重して、今日はただのロースカツ定食にした。

ロースカツ&海老フライ定食を頼むと、レモンがついてくる。
僕は、このレモンがとんかつについているのか、海老フライについているのかが今ひとつわからなかったのだけれど、いつもキャベツとエビフライととんかつそれぞれに絞って使っていた。

そんななか、ロースカツ定食にレモンはついてこなかった。

なるほど、これはエビフライについているものなんだなーと確信する(せざるを得ないよね)。タルタルソースは間違いなく、エビフライのもの。でも、レモンはどちらかといえば、とんかつ側だよね、と勝手に思い込んでいたのが、今日、エビフライ側だったことを知りました。
考えてみたらカキフライにもついてくるもんね、レモン。つまり海鮮系のフライに付くものなんだろう。

そうしてまたひとつ物知りになった平成最後の年の暮れであった(「平成最後」って言っとけばなんでもサマになる気がするな)。

適正量

ひとり暮らしを始めてから、インスタントのみそ汁やらスープを飲む機会が増えた。

みそ汁は調理みそと具の袋が分かれているタイプ。スープは粉末状でカップに入れるタイプのものだ。
僕はこれを今まで目分量で作って飲んでいた。一応「つくり方」には「熱湯150mlを注ぎ…」とか書いてあるけれど、いつも“だいたい”のお湯の量で作っているのだ。少しずつお湯を足していって、自分の好みに合わせて作る。ほとんどの人がこういう作り方をしているんだと思う。

で、今回、カップスープで「栗かぼちゃのポタージュ」というのを買ってみて飲んでみたところ、「これ、本当の味はどういう味なんだろう」という疑問を持った。
つまり、いつも飲む「コーンスープ」やら「みそ汁」やらは、ベースとなる味がわかっていて、そこで好み次第で薄めたり、濃い目に作ったりするのだけれど、「栗かぼちゃのポタージュ」は初めて飲むスープだったので、ベースの味がわからなかったのだ。
それは「これはこの味で、美味しい、美味しくないを判断して良いのだろうか」という疑問になり、「いったい、このスープのベースとなる味をクノールは(そう、クノールカップスープなのだ)どう考えて作っているのだろうか」という考えに至ったのだ。

そんなわけで、計量カップでちゃんと150mlを計量して、「つくり方」通りに作ってみた。
そうしたら、僕が目分量で作ったよりも「美味しい」気がしたのだ(そして、これがベースの味か、というのもわかった)。

この「インスタント食品でもつくり方通りに作るのが一番美味しい」説を、今日はみそ汁でも試したところ、これまた心なしか「美味しい」気がした。もっとも僕の好みよりは「濃い目」なのでちょっと薄めてしまうのだけれど、それでも「基本の濃さ」から作ったほうが、好みの味に近づけやすい。

やっぱり、こういう「お湯を注ぐ」だけの食品でも、メーカーの「つくり方」ってちゃんと考えてるんだなと感心(そして尊敬)した。
今後はお湯の量をしっかり計って作っていきたいと思う。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を観た。

前作は同じ世界観である『ハリー・ポッター』シリーズよりも面白いと思ったので、続編もぜひ観たかったのだ。

J.K.ローリングはもう自分の好きなこと書いて、それで人気を得られるんだから、人生楽しくて仕方ないだろうなーと思う。もちろん創作の苦しみやら、葛藤やら、じゃない部分での悩みはあるだろうけどね。

この映画では、前作ではさほど感じられなかった『ハリー・ポッター』シリーズが持っている「暗さ」を継承してきて、単純にでてくる動物(?)の可愛さを愛でたり、魔法活劇を楽しんだりする部分は少ない。子どもがワイワイと楽しめる映画じゃない(『ハリー・ポッター』も後半はそんな感じだったけどね)。おどろおどろしさというか、人間の闇の部分が描かれてるので、親子でぜひ!という感じではない。
それと僕は、この映画が続編ありきで作られてる、って知らなかったので、きちんと完結せずに「次回に続く」という展開にモヤモヤした。

あと、前作はニュートが主体的に物語を進めていったけれど、今回はもっと大きな流れに巻き込まれた感じで(印象としては007の『スカイフォール』っぽい)、主役としてよりもストーリー回しの役割が大きく、彼自身の活躍らしい活躍がなかったのが残念。『ハリー・ポッター』サーガ(って勝手に言ってますが)のニュート・スキャマンダー編としては「つなぎ」の作品なので、これ単体で考えると、どうしたって消化不良。もちろん、続きを観たくさせるのだから、その点は上手いけれどね。
続きがあることがわかって、次回作が完結編だろう、なんて調べてみたら、なんとこのシリーズ全5作の予定だそうだ。
あと3作付き合えるか、って言われるとちょっとしんどい(時系列で言うと過去の話だから、結末がわかってしまっている、というのも長丁場に付き合う気力が削がれる理由のひとつ)。

キャラクターたちは魅力的なだけに、もうちょっとコンパクトにまとめてくれたらなーと思った。
と言いつつ、次作も多分観るだろうけどね。

タイトル先

ブログに何を書くか、悩む日が結構多い。

その中でも、今日はとくに悩んでいる。
本当に書くことがない。というか「近況報告」はできるけれど、それはなんというか、「公衆の目に晒してはだめ」なものも含んでいるし、それを隠して公表してもちっとも中身が伝わらないからだ(いや、今までだってそういうブログの回あっただろうに)。

で、そういうときに、まずはタイトルを考えてみる、という時もある。
無理やりタイトルをつけて、そこから内容を作ってみるのだ。
色々悩んで、今日のブログを「年末感」というタイトルにしようかと思った(なんか前に使ったタイトルのような気がするな)。
でも、とくに年末感を感じることってないんだよね。街のディスプレイからクリスマス感はすごい感じているけど。

それでも、この「タイトル先に考える」案は、今後、書くのが辛いときに積極的に使っていきたい。

いや、そこまでして求められているブログじゃないことはわかってますよ。

アフ

徹底的な片付けはそれなりに進んだ。

午前中にジムでトレーニングして、夜に出かける約束があったので、3時間くらいだが、だんだんと理想の部屋に近づいている感じがある。

2年半前に引っ越してきた、そのまま手付かずのものを捨てた。
あと、結局、物はあるべき所に置くのが一番効率がいいのだと気づく。
本は本棚に、DVDはDVDケースに、調味料は台所に、という感じに。

努力の甲斐あって、人を呼べそうな“雰囲気”は出てきた。ただこれで満足していたらアウトだ。

レイアウト変更まで頑張らねば。

劇的ビフォー

明日は徹底的に片付ける(今年何度目だ)。

でも、その前段として今日は22時に帰宅してから、洗濯物にアイロンをかけ、部屋の整理をした(アルコールも飲まずに!)。
わずか1時間ほどだが、それなりに片付いたり、捨てるものがでてきたり、集中してやると思ったより片付けは進む。

あとは明日、本番と思って、頭の中で片付けを組み立てる。
捨てるものは多く出そうだなーと今さらながら思うが、引っ越したときに買ったものの、使ってないものは処分するに限るだろう。これを“もったいない”と思ってしまうからいつまでも片付かないのだ。

そういった感じで、今日はおしまい。
本番は明日だ!

温存

日曜出勤には慣れてきた。

ただ、明日も仕事かー、と思うとちょっと辛い。
さほど忙しくもなかった日だったけれど、ミーティングが多くて気疲れした。

火曜の休みは本格的な掃除をしないといけないので、今は体力を温存しておくために早く寝る(言い訳)。でも靴は磨いた。靴が綺麗になるのは、なかなか気分がいい。

こんな日々を送っていたら、あっというまに年末だし、あっというまにおじいちゃんになってしまう気もする。
どこかで仕切り直しをしないといけないが、今は体力を温存しておくために早く寝る(デジャブ)。

おやすみなさい。

1日が早い

昨日、けっこう色々決意したというのに、今日はなにもない。

けっこうな寝不足(でも6時間は寝た)気味にしてはわりと仕事をちゃんとして、帰りに革靴を買って帰り、カレーうどんをつくって熱燗を飲みながら食べ、録画していた『ドライブ・アングリー』を観て、靴屋で教えてもらった通りに靴磨きをして、今に至る。

『ドライブ・アングリー』はニコラス・ケイジ主演のアクション映画で、過激描写もあるがどことなく笑えてしまい、寒い夜にカレーうどんを食べながら、何も考えずに観るにはちょうど良い映画だった(褒めてます)。

それから靴磨きについては、そこそこ良い革靴を履いているから、ちゃんとメンテナンスをしなくちゃと前々から思いつつ、面倒くさがっていたのだけれど、いざやってみたら超キレイになった。しかも靴の寿命を延ばすことにもなる、というので続けてみたい。
靴のメンテナンスって「大人の男の趣味」っぽくていいよね(形から入るタイプ)。

とはいえ、そんなことをしていたら日付が変わってしまいそうになってきたので寝る。
1日はあっというまだ。明日は大切に行動しよう。

シェーキーズな夜

友人とサシで忘年会。
しかもシェーキーズで。

食べ放題、飲み放題のプランだったが、すごい行列でびっくりした。
予約してもらっていたので、行列の脇を軽快に通り過ぎる優越感があった(器が小さいな)。

彼とは20年以上の付き合いだが、顔を合わせるのは1年に2回か3回。
それでも同年代だし趣味でつながっている友人なので、冗談や話題のバックボーンを説明しなくてもわかりあえる、というのはとても素晴らしい。

彼は、今年、自分の夢に向かって大きく一歩踏み出した。
それはとても素敵なことだし、尊敬に値する。
僕も負けじと、そうしなくちゃ、と思いつつも踏み出せていないから余計に凄いな、と思う。
自分のやりたいことに向かって、まっすぐに進むって、簡単そうで難しいのだ。それをやってのけるというのは本当に凄い。

僕も、全く見当はずれなことはしていないつもりだけれど、“まっすぐ”かどうかというとてんで違う。自分のやりたいことの近辺でウロウロしている感じ。これは昔から、自分の煮え切らないところだと思う。

まずは自分の好きなことを、好きなようになりふり構わずやってみることだ。自分に足りないものはそれだし、今のままでは、自分のやりたいことは成し遂げられないだろうともわかっているのだ(もちろんやってみたところで成し遂げられない場合もある)。

今年は、そういう現実といよいよ向き合うことになった年だった。
そして友人との忘年会でも、改めてそれを痛感した。

変わらなきゃ、と思う。
自分2.0になろう、と思う。

その決意を明日以降も持ち続けられるか。そこが分かれ道なんだろう。

まずは部屋をどう片付けるか、そこから始めるとしよう(まだ片付いてないのかよ)。

グローバる

ハワイへ行った時に、銀行口座をつくった。

友人がつくったので、僕も付き合いな感じで200ドルほど預金したのだ。

「海外口座を持つ」というとなんとなく犯罪の予感がするのは、僕がまだドメスティックな人間だからだろう。今後、世界で活躍するためにも(妄想)、ここらで海外口座を持っているのも悪くない。

で、今日、オンラインバンキングをするための色々な資料が来たのだけれど、まずIDとパスワードを入れる、という最初の一歩でけっこうつまづいた。
デルタ航空のサイトでもそうだったけれど、海外のサイトは日本のものよりセキュリティが厳しいようだ。
それでも、事前に渡された“日本語の”説明書きと、カタコトの英語力でなんとかオンラインバンキングの設定ができた。

とはいえ、まだどう使うか、全然考えてないのだ。
この口座がいつか役に立つ時が来るのかはわからないけれど、とりあえず形から入るというのも必要だと思っている。
一歩だけグローバル化した感じだ。

しばらくは「オレ、海外に口座持ってるんだぜ」と得意気に言う練習だけはしておこう。