耳の痛い話(物理的に)

20代を中心にピアス穴を開けない若者が増えているそうだ。

「ピアスホールはもう要らない?若者にイヤリング人気の意外な理由」

僕ら世代ではピアスが超流行った。男性がするようになった最初の世代でもあるし。
僕は昔から、耳に魅力を感じる人間なのだけれど、ピアスをしているよりも、なにもつけていない“素耳”が好きなのだ。

「耳フェチ」と言ってしまうと、多分意味合いが変わってしまうのだが、好きだったり、いいなと思う耳の形があって、それにはピアスホールがないほうが断然良い。というか、良い耳をしていても、ピアスをつけているとちょっとガッカリする。

昔、友人でピアスを3つぐらいつけている女性がいて、彼女はとても美人で魅力的だったけれど、ピアスはもちろん、“神経質な耳”をしていたことが一番印象に残っている。
耳で正確判断する「なんちゃって耳占い」をしていたぐらい(これは単なる遊びで、本当の占いではないです)、僕にとって、耳は魅力をもった要素の一つなのだ。
そんな中、ピアス穴を開けない若者が増えているという。僕にとってはとても良い傾向だ。

とはいえ、昔の僕と違って、オシャレとしてのピアスはすごくわかるし(似合っていたら素敵だと思うし)、ピアスしているから好きにならない(何様だよ)なんてことはないんだけれど、していなかったら「より素敵に思う」のは今も同じ。
「親からもらった身体に傷をつけるな」という思想があるから、ではなくて、単純に、開けた穴にピアスが入っているのが「痛そう」に見えるからだ。

もし、そのピアスが何かに引っかかってしまって、耳が引っ張られてしまったら…

みたいな状況を想像すると、自分の耳が痛くなってくるのだ。
高い所から下を除くと、落ちていく自分を想像して怖くなってしまうのと似ている(ちなみに僕は高いところも苦手だ)。

そういう思いもあって、僕にとっては、やっぱり“素耳”が一番(「オシャレ」という概念がまるでない発言だな)。

そんなわけで、オシャレも良いけれど、そのままの耳も大切に、という話でした(綺麗にまとめたふりをしてみる)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です