喜ぶこと、喜ばせること

『大乱闘スマッシュブラザーズ』というゲームがある。

任天堂が出している対戦ゲームで、その出来の良さから人気シリーズになっているが、マリオやヨッシーなどの任天堂の人気キャラクターはもちろん、他メーカーが出しているゲームの人気キャラクターも参戦しているのも話題だ。

先日、E3というアメリカのゲームショーがあって、そこで、このゲームに「バンジョーとカズーイ」というキャラの追加参戦が発表されたのだけれど、そのニュースを見ながら大喜びする外国人の動画がTwitterで流れてきた。

僕は、人がここまで喜ぶのを久しぶりにみた。
見ているこっちまで嬉しくなってしまうぐらいの大喜び。

振り返ってみて、自分はここ5年ぐらい、こんなに喜んだことない気がするなー。同じゲーム関連で言えば、メガドラミニに『テトリス』が入るというニュースに、おおーっとなったけど、小躍りまでもいかない。

プライベートなことでも、嬉しくて喜ぶことはあったけど、それは「嬉しい」に「ホッとした」がないまぜになったような感じで、こういう“我を忘れる”喜び方してないなー(それもちと寂しい)。

で、この人はゲーム実況(なのかな?)動画界隈では有名な人らしいけれど(ロジャー兄貴って呼ばれてるそうです)、本当に嬉しかったんだろうなーとわかるし、この動画は何度見ても幸せな気分になるので、今後も落ち込んだ時に元気を出すために見ることにする。

海外の「バンジョーとカズーイ」人気はすごいようで、他にも、パブリックビューイングみたいなとこで騒ぐ外国人集団の動画もあったりするのだけれど、関係者各位は、この人をこれだけ喜ばせただけでバンジョーとカズーイを参戦させた価値はあると思うよ。
よく頑張りました!

そして、僕も、人を喜ばす、ということが好きなほうだけれども、ここまで人を喜ばせることができたことないなー、と軽くショックを受けたのも事実。
コンテンツづくりのはしくれにいる人間として、教訓にしたい。

そして、やっぱり喜ぶ、っていいことだ。
たくさん喜んで、喜ばせるように心がけよう。