今日はいつもより遅く起きた。
この週末はそれなりに忙しくて疲れていたし、特に予定もなかったので、今日は完全オフモードにしたのだ。
8時過ぎに起きてダラダラと過ごしてしまい、でも、さすがに一日ダラダラはもったいないので、目覚ましのつもりで11時頃にシャワーを浴びた。
シャワーを浴び終わったときに、自分の部屋のほうから
「ピー、ピー、ピー!」
という警報が聞こえた気がした。
「気がした」というのは、その警報は初めて聞くものだったし、僕の持っている機器で、そういう警報が出るものがないから。風呂場で疑問を抱いているうちに
「ピー、ピー、ピー!異常です!」
と、今度はコメントまでついて聞こえてきた。
慌てて自室に行って、鳴るとしたらエアコンか、オイルヒーターかなと思って、その2つの電源を切る(裸で)。
一旦はそれで鳴り止んだのだが、何が鳴ったのか、それに本当に自分の部屋のものが鳴ったのかわからず、どうにも釈然としない。
隣の部屋がリフォーム中のようなので、その作業中になんか鳴らしたんじゃないか(それにしては音が大きすぎるが)と思っていたら(まだ裸)、またしばらくたって警報が。
これは間違いなく自分の部屋で鳴っていると確信。しかし音の発信源が見当たらずに(裸で)戸惑いながら上を見上げると、火災報知器がついていることに気づく(今さらかよ)。
いや、ついていることは知ってましたよ。でも普段いかにこういうものを意識せずに暮らしているのか、ということを思い知らされた次第(裸で)。
とくに煙も出ていないし誤作動かなーと思って、音を止めるボタンらしきものを押したら、鳴らなくはなったけれど、今度は時々赤いランプが点滅するようになってしまった。
位置的にベッドの上なので、ランプがずっと点滅するのも気になるし、夜中に警報がなったら嫌だから、報知器のサイドに書いてあった問い合わせ先に電話をしてみる(そして着た)。
その係の人が言うには、多分、埃や汚れによる誤作動だから、一旦外して電池を抜いて、センサーのあたりをふきんで拭くか、掃除機で吸って元に戻せば止まるはず、とのこと。
とりあえず対処法がわかったので、言われた通りにふきんで拭いて電池を入れ直したら、やっぱり
「ピー、ピー、ピー!異常です!」
と言われてしまった。
これ、ずっと直らないと面倒くさいなー。もう電池抜いて放置しとこうか(「火災放置器なんつって」というダジャレは思い浮かばなかったが、今思い浮かんだので一応書いておく)、でもそれだとマンションなので、万が一の時に責任取らされるなー(真面目)とか考えながら、息でフーフー吹いて電池を取り付けたら、今度は鳴らなくなった。
そのままそっと天井にとりつけ、現在に至る。
「これって鳴るんだ」と思ったら、今まで意識せずに暮らしてきたのに、やたら気になるようになってしまった。結局鳴った原因が曖昧だから余計にね。
一度も鳴らないのが良いのか、ちゃんと機能しているという点で鳴ったほうがいいのか、その辺はよくわからないが、誤作動だけは勘弁してほしいなーと、背後にある報知器を意識しながら、今このブログを書いている。
緊急地震速報と同じようなビックリするものがひとつ増えてしまった。