鬼門

渋谷のアニメイトでTrySailのMV『Sunset カンフー』で使用された衣装が展示されている、というので、江戸川台ルーペ「センパイ。」を誘って見に行った。

彼にとって、渋谷は苦手な場所と知っていたんだけれど、「マストではないけれど見に行きたい」と誘ったら、時間をつくってくれた。

渋谷のアニメイトは、センター街の奥、池袋同様「こんなとこにあるの?」という感想をもつような場所にあり、池袋よりこじんまりしていた。
「渋谷」という街における「アニメの聖地」というのは、その存在自体も居心地が悪いのかもしれないな、と思ったりした。

で、Sunset カンフーの衣装は、レジの脇に、これまた“こじんまり”と展示されていた。

展示されていた衣装

僕は「衣装がガラスケースの中に入っていて、ファンがその周りを取り囲み、押すな押すなと言われながら、係員が仕切る中、5秒ぐらいやっとこさ見れる」というものを想像していたのだが、実際はロープパーテーションで簡単に仕切られているだけ。
無防備、というのはもちろんだが、それ以上に“ただ”置いてある感が強く、声優という職業の中でTrySailは今、どの立ち位置なんだろう、ということが頭を巡った。

渋谷嫌いの江戸川台ルーペは終始テンションが低く、それは電車で渋谷エリアを出るまで(ぶっちゃけ新大久保あたりまで)続いたが、徐々に元気になったので安心した(本当、申し訳なかった)。あと、現地ではもちょ(TrySailメンバーである、麻倉もも)の直筆メッセージを見つけてたので、それなりに楽しんでたんだと思う。

で、この日、僕は麻倉ももの新曲『ユメシンデレラ』のCDを買ったり、MVをiTunes Storeで買ったばかりなのだけれど、思うところあって、今日からソロも含め一旦「TrySail断ち」をする。
飾ってあるブロマイド(写真立てに入れた奴だ)をしまったりはしないけれど、楽曲を聴いたり、MVを見たりするのを(ソロ曲も含め)控えるのだ(とはいえ、3日とかせいぜい1週間なんだろうけど)。

理由とその結果はいずれまた。

原因究明

結局、枕が合わなくなってきたのだ。

肩甲骨の痛みが左側だけまだ残っているのに加えて、今朝は首周りがひどく痛かった。
それで気づいたのが冒頭の結論。
僕の枕は2万円でつくったオーダーメイドなんだけれど(超フンパツした)、そのせいか、もったいながって、すでに5年ぐらい使っているので、もう寿命なんだろうね。
もう1回、枕に同じコストをかける気がないから、5000円ぐらいで良い枕を買いたい。首が痛いのは、肩甲骨以上に洒落にならないのだ。

そんな状態ではあるが、今日行かないと完全に足が遠のくと思って、ジムでワークアウトした。
疲れのせいか、なまっているせいか、いつもよりもバテるのが早かった(残念ながら体重も増えていた)。ただ、ここでめげてはいけない。
頑張るのだ。

でも痩せるためには、運動だけでなく、食事も制限しなくちゃいけないのかもしれないな。
ワークアウトした後に、月見バーガーセットに月見パイもつけて、美味い美味い食べたのを、今になって反省しつつある。

まあ、いい。
ダイエットは明日からだ(一生ダメなパターン)。

アフターオフ

そんなわけで、昨晩はチビチビと日本酒を飲みながら読書をした。

昼飯につけ麺(中盛)を食べてしまったので、さほど腹は減らず、キャンベルのミネストローネとバタール3切れ、あとは袋菓子をいくつかをつまみにして晩御飯代わりにした。
日本酒はチビチビ飲めば、ゆっくりと酔うものなのだ、と初めて思った。

小説を200ページぐらい読んだのだけれど、3時間ほどかかったので、読むペースが遅い気がする。
というか、普段、いわゆる「ビジネス書」的なものばかり読んでいるが、小説(ちなみに文庫)のほうが明らかにページあたりの文字数が多いことに気づく。
250ページの文庫でだいたい何文字なんだろうか(数えない)。
あと、改めて、小説の文章って“独特”なんだなと思う。その独特さも作者によって違って、そこに馴染めるかどうかで、読めるか読めないかが分かれる(幸い、最近読んでいる本は馴染めている)。

仮眠したのもあって、だいぶ夜ふかししてしまったが、しっかりと睡眠時間はとれたのでだいぶ回復はした。
肩甲骨の痛みは、昨日よりはマシだが、まだ完全にはとれない(老化かな)。
それでも、まあ元気にはなった。

ひとやすみして、また日々が始まる。
さて、また一週間頑張りましょう。

プレオフ

休日。
起きたら肩甲骨がひどい筋肉痛だった。

ここを痛めたことに思い当たる節がなくはないが、いつもやっている行動(荷運び系)なので、今回だけ痛めたというのが意外。
先週のハードウイークが、自分の想像を越える「超ハードウイーク」で、その疲れが溜まったんだろう。
いや、我ながらよく乗り切った。

休日とはいえ、午前中に人と会う用事があって、午後から完全にひとりのオフ(実に10日ぶり)。
筋肉痛のため、ジムを回避(こういうところからジムへの足が遠のくので注意したい)し、逆にマッサージを受けても痛みをひどくする可能性もあるのでスパも回避。
さらに、ちょっと風邪気味というか喉の不調もあるので、帰宅して体力回復に努める。

夕方、1時間ほど仮眠して、スヌーズ機能で鳴るiPhoneのアラームを何度も止めながら、ベッドでチマチマとネットを見る(毎朝とあんまり変わらない光景だな)。
ネット見てる時間がなんだかんだ多い。これを払拭することが、自分のやりたいことをやるための改革案の第一歩なんだろうと思う(否、“決意”する)。
とかいいつつ、なんだかんだでブログ更新したり、Twitterに書き込んだりすると反応が気になったりするんだよなー。
まあ、ひとまずは、そこから派生してしまう「検索作業」を抑えることから始めよう。
だって俺、仮眠の後、なぜか「プレデター」を検索し、そこから派生して1時間ぐらい映画関係のwiki漁りしちゃったからね。
これはどう贔屓目に考えても“無駄”だ(「プレデター」に罪はない)。

と、いうわけで、徹底的な「オフ」を実現するために、このブログを更新した後は、とにかくダラけることにする。
筋肉痛を治さないとジムが遠のくし、身体に痛いところがあると踏ん張りみたいなものが効きにくいのだ。
あと、とりあえず「締切」も「気がかりなこと」も一旦なくなった今だから、思いついたやりたいことをやろう。

休むときは思い切り休む。
自分にとって、それはなかなか“できそうでできない”ことなのだけど(貧乏性なのかね)、一晩ぐらいはそういうことしてみます。

読了

8月の目標は6冊本を読むことだった。

5日に1冊(余り1日)という、本を読み慣れている人ならなんてことないペースなんだろうけど、かなり苦戦した結果、最終日の8/31にまるまる1冊読み切って達成!と、僕としてはちょっと劇的なオチ。

読んだ本は順番に

『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話』ヤニス・バルファキス
『3時間半で国際的常識人になれるゆげ塾の速修 戦後史 欧米編』ゆげ塾
『マーベル映画究極批評』てらさわホーク
『会社員副業時代を生き抜くパラレルキャリアの始め方』かさこ
『もう一歩先の世界へ』苫米地英人/フィデル・カストロ・ディアスバラールト

kindle本が2冊あるが、これも1冊と数えておく(さじ加減)。

で、上の5冊を30日までに(もっと具体的にいえば『もう一歩先の世界へ』は31日の昼に)読み終えて、やっとこさ5冊読破。
この時点で半ば6冊読むことは諦めていたのだけれど、前日に知り合いから中村文則の『遮光』を勧められたので、買って読んでみたら、夜、一気に読み切ってしまったのだ。

いや、もちろん、自分で決めた目標を達成できないのは悔しいから(僕は本来“悔しがり”なのだ)、最後の1冊は意地でも読んでやろう、という気概はありましたよ。でも、あらすじから予想したよりもすらすら読めたので良かった。
決して“楽しく”“愉快な”小説ではないが、面白かった。
久しぶりに小説を読み切ることができたのも嬉しい(読んで途中になっていた『最後のトリック』はどうしても馴染めずに諦めました)。
中村文則については、まったく知らなかったのだけれど、作者がこの作品とデビュー作の『銃』を大切にしているそうなので(あとがきに書いてあった)『銃』も読んでみよう。

というわけで、一応、目標は達成できた(オメデトー!)。

で、僕が読んだ6冊中5冊はノンフィクションで、この傾向がここ何年も続いているので、一度流れを変えるためにも、9月はフィクション中心に読んでいきたい。
今月は特に冊数の目標は立てないけれど、やっぱり6冊ぐらいは読もう。

はてさて、結果はいかに。

始末人

ハードな一週間が終わった。

今日がそのハイライトだったんだけれど、無事、脱線することなくビッグサンダー・マウンテンを乗りこなした、という感じ。

良くいえば「長いことぐずぐずしていた物事に僕がケリをつけた」ということになるのだろうが、別の見方をするなら「何年もの間、いろいろな人がつないできたバトンを、そっと地面に置いて立ち去った」ともいえる。山口百恵ばりに(世代じゃないです)。

それが良いことだったのか、悪いことだったのかは、後々になってみなければわからない。ただ、僕がそれを「断ち切った」ということが、今は、最善の策だったと言える。
とにかく、ここに至るまでものすごく疲れた。
それとともに「俺、よく腹をくくったなー」と、我ながら自分の大胆さに感嘆したりもする(これを音楽に活かしましょうよ)。

そんなわけで、今日は「お疲れ様」の意味で、プレミアムモルツ500mlを飲んでいる(安いな)。

気がついたら9月。
ひと区切りつけて始まったこの月を、反抗の月にしたい。

長渕

悔しいと思うことがあった。

自分はどちらかといえば「悔しがり」だと思う。
去年、どうしようもない状況になった時、(もちろん周りの人たちの助けはあったからこそとはいえ)、なんとか“普通”を装えていたのは、悔しさを力にしていたからだ。

今回、久しぶりに、悔しく、また腹の立つことに遭遇したのだけれど、それは相手から自分への「敬意のなさ」への悔しさ半分、そして自分の「力不足」への悔しさ半分といったところだ。

「悔しさは力だ。神様が与えてくれた試練だ。悔しかったからこそ、自分から変わろうと思ったんだから。」

と言ったのは長渕剛だそうだ。

「悔しい」と思える内は「諦めてない」ということなんだろう。
だから、この悔しさを忘れないことにする。
そしてこれは忘れちゃいけない類の悔しさなのだ。

そんな精神的に大きなダメージを受けつつ、「癒やし」のつもりで麻倉ももの写真集『ただいま、おかえり』を買ってきた。
この人は「何かモノを食べている姿が最高に可愛い女性だな」と思った。
それだけでも可愛らしい人が、一生懸命に、エンターテイメントの世界で活躍しているのだ。

自分もより一層努力して、一生懸命何かをやれよ。
その悔しさもまた、神様が与えてくれた試練だと思って。

一つ山越しゃ

ハードウイークな今週のうち、一山越えた。

もっとも、緊張&神経使いはしたものの、これは“楽しいほう”の山だったから、終わってみれば、心地よい達成感だけが残る。
あとは最後の山というかビッグサンダー・マウンテン(え、落ちる系の山なの?)を残すのみだ。
それまで休息をとる時間がないのだけれど、下手に休んでしまうと気持ちが萎えるので、このまま突っ走ってしまうのも、それはそれで良しだろう(というか、もうそれで行くと決めたのだ)。

とにかく1日、1日を進んで行くしかない。
という思いで今週乗り切りまーす(カラ元気)。

0を1にする話

ポッドキャストの2回目を配信しました。

高野ザンクのNerdy Days ONAIR版

8月中に2回は更新したかったので、目標を達成できて良かった。
でも、いざしゃべるとなると録りなおしを結構したし、微妙に間を削除したりして編集をした。その作業は辛くもあり、でも楽しくもある。
それと「嗚呼、あれをしゃべればよかった。ここ、もっと深堀りするべきだった」という後悔もあるが、慣れていくしかないね。
なんだかんだでしゃべるの楽しいので、この調子で続けていきたい。

お聴きいただければ嬉しいです。

今日のブログタイトルについては、内容を聴いてもらえればわかると思います。
「やっぱりイチローはすごいや」という話。

成長譚

録り溜めしておいた『荒ぶる季節の乙女どもよ。』を連続して見た。

女子高生の恋愛と性欲求がテーマ(なのか?)のアニメで、最初に見た第4話がわりと“生々しい”というか、「大人の階段を登る世代」のあれやこれや要素を強く感じて、次の5話を見て以降、なかなか続きを見る決心がつかなかったのだ。
でも興味はあるし、女子生徒に対して男子生徒の無邪気さみたいなもので、重くなりがちな話が救われてたりもしたので、6話から8話まで一気に見た。

泉が告白するシーンで泣いた。

なんというか、人生のうちで「思いをぶつける」という行為ができるのは、つまり「告白」しかないんじゃないかと思う。
いや、他にもあるだろうけれど、ほとんど全ての人が共通で「思いをぶつける」ことができる行為は「告白」(それも愛や恋の)に集約されるだろう。
アニメといえど、物語といえど、その瞬間のエネルギーの大きさに見事に当てられた形。
そういう“クライマックス”から始まって、この恋はどこに向かうのだろうか。俄然、続きが気になる。

いや、ひとの(っていうかアニメキャラの)恋とか言っている場合じゃないけれど。

あとED曲の『ユメシンデレラ』はちゃんと聴いたら、とても良い曲でした。

それからTrySailの「MUSIC VIDEO COLLECTION」が届いたので、早速見た。

『adrenaline!!!』から、突然画質があがり、3人のメイクや衣装が凝ったりと、ここが事務所も本気を出したTrySailの“着火点”なのだな(コストかけはじめたな)、というのがあからさまにわかって、そういう点で面白かった。
デビュー曲の『Youthful Dreamer』なんか、曲のリバーブすらほとんどかかってなくて、PVの内容も「使えるもの使いました」といった低コスト感が強い。
そこから、テレビCMに出たり、雑誌の表紙を飾ったり、ソロ活動も増えてきた現状を考えると、リアルでサクセスストーリーだよな(そしてやっぱりみんな垢抜けたよね)。
もちろん一番はそれぞれの(裏方さんも含め)努力と実力の賜物なんだろうが、古参のファンほど、このPV集を見て「TrySailはワシが育てた」感が強いんじゃないかと思う。

そう、本当にその通りだと思うし、たくさん主張していい。
多分、僕はおそらくTrySailの初期のPVとか紹介されても心が動かなかったはずだから(今見れば、そこに“完成されていない魅力”を感じることはできるけれど、それは“今”を知っているからだ)、そういう意味で古参のファンの方々はすごいし、今、僕がTrySailに嵌っているのはそういう方々のおかげなので、お礼を言いたい(強く!)。

デビュー曲から4年でここまで来た、という事例がある、という勇気みたいなものと、右も左もわからなかった新人アイドルが、立派なエンターテイナーになったという軌跡を知ることができる、という二つの意味で、重みのあるPV集だった(ただ、これ正しい見方なんだろうか)。

そんなわけで、今日はめずらしくテレビ(モニター)が久々に活躍した日。
このインプットをアウトプットにつなげよう。