ちょっと真面目に選挙の話

参議院議員選挙の期日前投票に行ってきた。

僕の意見を結論だけ言うと、選挙権持っている方はぜひ投票に行ってくださいね。

どこに(誰に)入れたらいいかわからない、という方には、俳優の相島一之さんがツイートしていることが、僕の言いたいことを過不足なくおっしゃっているので、それを引用します。

やっぱり投票率なんですよ。
投票率が高くて自分の望む結果でなかったとしても、それはそれで受け入れられるんだけど(受け入れて、次どうするかはまた考えるんだけど)、低くて自分と正反対の意見が通ってしまったら、それはとてもショックなわけだ。ガッカリもする。

一応、僕は法学部で「政治思想史」なんていう、“実学”というよりは“学問としての学問”を学んでいたのだけれど(いや、かじっただけの人間の意見です。本当に必要な学問だと思います)、当時、友人には「投票率が低いのは先進国の証だから、選挙なんていかなくてもいい」と言う人もいた(実際はそんなことなくて、だいたい60%以上の投票率がある)。
僕の母校は、まったくもって名門大学なわけではないが、学問として法律や政治を学ぶ法学部ですら、そんなニヒリストが結構いたのだから、世間一般の選挙に対する「冷めた反応」は、まあわからないではない。

でも、投票に行こうか迷っている人は、ぜひ行ってほしい。
「もしよくわからずに投票してしまって、世の中が悪くなったら責任感じる」という人がいたら、その失敗(かどうかは本当はわからないけれど)を次の投票の時に活かせる、と考えてほしい。
右でも左でもノンポリでも、いやがおうにも、政治は自分の生活に関わってしまう。だから、今の自分がこう思う、ということをちゃんと主張すること、つまりそのための投票は無駄にしてはいけない。

色んな意見がある中で、今の国民がどう考えているのか。
投票率が高ければ、その結果はある程度信頼たるものになってくるはずだ。

正直、今回の参議院選挙の結果がどうあれ、日本がガラッと変わることはないと思います。
でも、少しずつ良い社会にしていくためには、今の自分で出した「良くなるにはどこに投票したらいいか」という考えでいいから、投票に行って欲しいなー。
と、ちょこっと政治学をかじった者として思っている。

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