飲んでいい日

今日は、重要だったイベントが終わった。

楽しいイベントではあるが、多方面に気をつかう案件だったので、滞りなく終了してホッと一安心。

そんなわけで、今日はビールを飲んだ。
すごい美味しい!というほどではないが、心地よい疲労を感じるには、多少のアルコールは良いと思う。でも、すごく眠い。350mlしか飲んでないのに。
飲む日が少なくなるとアルコールに弱くなるのだろうか。それとも身体の疲れのせいだろうか。
多分どっちもだろうなー。

まあ、たまには自分で自分にお疲れ様と言ってやってもいいだろう。

次世代ミニ

気がついたら「プレイステーション クラシック」なるものが発売されることになっていた。

ついにあの頃「次世代マシン」と言われていたゲーム機まで復刻版がでるようになったのか、と感慨深い。それに円盤(CD-ROM)のゲーム機が本体に内蔵されて出るってことに、このミニゲーム機も一歩進んだ気がする。まず先に「PCエンジン クラシック」だろ、とも思ったりもするが。
それから12月3日発売と、もう発売日が2ヵ月ちょいと迫っているのに、収録の20タイトルのうち5タイトルしか発表していないのは何か事情があるのだろうかね。

CD-ROMのゲームの復刻版が出て、一番気になる、というか改善してほしい点は、ゲーム中のロード時間を短くしてほしいということだ。技術的に無理なのかもしれないけれど、ロードで数秒かかって、それが何度も起きるとストレスになる(当時は待てたんだけれどね)。
でも、僕はこのロード時間がゲーム離れを起こした一因だとも思っているのだ。だから、任天堂が64まで頑なにカートリッジを採用していたのも今はわかるし、始めて光学ディスクを取り入れたゲームキューブはロードがめちゃくちゃ速かった。任天堂はロード時間がゲーム離れに影響する、とわかっていたのだと思う。とくに昨今のスピードアップ時代に、昔のゲームをやると、そのロードの遅さはより際立つのだ。
「FFⅦ」あたりの戦闘のロード時間が1秒くらいになれば、今でも遊べるようになると思うんだけれどね。PSPでダウンロード版やったときに、昔同様7秒ぐらいかかったので、イライラして投げた。

僕はプレイステーションを発売からだいぶたってから買ったので、初期ソフトにはあんまり思い入れなんだけれど、ソフト次第では買ってしまいそう。続報を待ちたい。

あと、これを聞いてセガがどう動くかだな(「ミニサター…)。

ぐずぐず

カラッとしない天気だ。

今日も夕方から夜にかけて関東で雷雨の予想。
秋の始まりっていつもこんなだったっけ?

テレビを見ていてもパワハラやらセクハラやらと気が滅入る話題ばかりな気がする。これは秋関係ないだろうけど。

こまごました問題ごとがあるけれど、そういう中で体制を立て直さなきゃなーと思う今日この頃。
別に気合い入れて全力投球ばかりじゃなくてもいいだろうから、カラッと晴れる日まではぐずぐずしながら頑張ろう。

敬老

今日は敬老の日。

ハッピーマンデーって、「今日は何の日で休日なんだっけ?」というふうに、忘れてしまいがちだ(僕だけ?)。
二日前に実家帰った時に、「敬老の日」を祝って乾杯したにもかかわらず、今テレビを見て思い出した次第である。

現代は働く高齢者が増えたので、ゆっくり隠居してもらって敬老を祝う、という感じがあんまりない。そもそも「おじいさん、おばあさん」のイメージが全然違う。僕の子供の頃のそれは昔話の絵に書かれた、腰の曲がった気のいい夫婦だったものだ。

順調にいけば、いずれ自分も敬老を祝われる年が来るのだろうけど、とりあえずまだまだそこまでは見えないし、見えなくてよいのだろう。
祝う側でいるうちに、やれることやっておこうと思ったりした。

安室引退

安室奈美恵が引退する。

アムラーというのは調べたら95〜96年に流行したようなので、世代的には僕より少し下の世代なんだろう。確かに僕が大学生のときに一番流行っていたように覚えている(同級生に「アムロ可愛い」って言ってる奴がいた)。

個人的に言えば、「安室奈美恵とスーパーモンキーズ」の頃にダウンタウンの浜田に「サル顔」といじられていたことを(そして僕も全く同じ感想を持っていたことも)覚えていて、その後に「可愛い」のアイコンになったことに驚いたものだし、セガサターンのソフト「ダンスデジタルミックス 安室奈美恵」が発表された時は、その未来感から「セガサターン勝った!」と思った自分の浅はかさを思い出すものだ(あの頃もセガは、技術の稚拙さをものともせずに未来を先取りしすぎていたな)。

あと、東京ゲームショーでスーパーモンキーズ時代の(安室奈美恵とスーパーモンキーズではなくその前だ)安室奈美恵を生で見たことがある。遠目で。
まだ持ち歌がなくTRFの歌を歌っていた覚えがある。多分僕が高校生の時だ。客もまばらだった感じ。
まさかそこから日本のディーバになるとは想像もつかなかった。
そう考えると夢があるよね。

あと、元旦那は僕の高校の先輩だ(学年はずっと上だけど)。

ファンではない僕ですら、このようにつらつらと関係性を書くことができる(それを関係性と呼べるのか?)のだから、ファンとしてはもっともっと思いが強いだろう。これからも人生は続くのだから、別の形で人々に夢を与えてくれるといいなと思う。

1週間ぶり

ここ一週間アルコールを飲まなかった。

別に“禁酒”を心掛けたわけではなく、なんとなく飲む機会を逸していたのだ。
で、実家に帰ったので、一週間ぶりに家族と一緒にワインを飲んだ。普段より酔いが廻るかなとも思ったけれど、普通のようだ。

飲まなかった理由のひとつには、ノンアルコールビールがけっこう美味しいということもある。お気に入りはサッポロプラスというトクホのノンアル(そこまでしてビールテイストを求めるのか?という疑問もあるが)。明らかにビールと違うけど、「ビールじゃなくてもいいじゃん」という気になる不思議。

ひとりの時はなるべく飲まないでいようかな、と思う今日この頃です。

古い新しい奴

任天堂の新作発表会「Nintendo Direct」が今朝あった。

リアルタイムで見たりするほどマニアではないが、3DSとSwitchユーザーで、このブログでもマリオだのゼルダだのをとりあげているということはもう立派なニンテンダーといえるので(そんな言い方はない)、任天堂の新情報はそれなりに気になっている。

僕が欲しいと思うのはとりあえず2つ。
まずは、クラウド上にあるファミコンのソフトを遊べる Nintendo Switch Online。
ミニファミコン収録のソフトばかりかと思いきや、隠れた名作と言われる「プロレス」や、11月には有野課長の挑戦でさらに知名度をあげた「マイティボンジャック」が追加されるなど、気の利いたラインナップなのが嬉しい。
さらに加入者限定で、復刻版ファミコンコントローラーを発売するなど、転売ヤー対策しつつも、きちんとレトロゲームファンの欲しいものを出してくるところが任天堂のすごいところだ。

そしてもう1つは、「カプコン ベルトアクション コレクション」。
先日「ストリートファイター30th アニバーサリー コレクション」のために、リアルアーケードプロ(ゲーセン仕様に近いジョイスティック)を購入した僕大勝利なタイトルだ。家を自分が学生だった頃のゲーセンになるラインナップはとても嬉しい。リアルアーケードプロは1台でいいか、と思っていたが、やっぱり2P用も買うか(友達来ないけどね)。

後者はプレステ4でも出るが、Switchが着々とレトロゲーム互換機になりつつあるのが嬉しい。携帯もできるし、プラットフォームとしてはPS4よりも優れていると思うので(なにより僕がSwitchしか持ってないのが一番ですが)ぜひ、この傾向を進めていただきたいと切に願います。

それにしても積みゲーばかりになっているので、時間作って遊び倒したい。

新しい奴

新しいiPhoneの発表会があった。

リアルタイムで見たりするほどマニアではないが、iPhoneユーザーで、このブログもMacbook airで書いているということはもう立派なマカーといえるので(嘘)、新型iPhoneの情報はそれなりに気になっている。
本音を言えば、ここ1週間ぐらいで、使っているiPhone 6Sの電池の減り方がだいぶ顕著になってきたから、そろそろ買い換えないと、と思っているのだ。

XSというのが出るらしいが、Xでいいかなーと思う。型落ち狙いというやつだ。
いや6Sの電池交換すればそれで充分なんだけどね(全然マカーじゃない)。

ただ、カメラやビデオはすごい性能が良くなってるんですよね。
自分の持っている3年前のミラーレス一眼やビデオカメラよりも性能が良さそうだし、なにしろ“軽い”というのが良い。カメラもビデオもあまり使わなくなってしまった一番の理由はその重さだ。軽くて性能も良くなっているんならiPhoneのほうが絶対に良い。あとは撮影容量だな。

昨年のX発売から買い替えようと思いつつ、4Sから6Sに買い替えたときにデータ更新に苦労したこともあって、それから電池の持ちさえよければ、6Sに不満はないのだな。
3年前の携帯に不満がでない、ってこのPC日進月歩な時代にあって、appleって良いものつくるよなーと逆説的に考えたりもする。

そんなわけで買い替えを5%、電池交換を50%ぐらい考えている。

「空気の中に変なものを」

江戸川台ルーペは僕の古くからの友人である。

彼の文章は、昔から他の人のそれとは大いに違っていた。
「天才的」と言いたいが、それはきっと血の滲むような思いをし、魂を削って文章を書いているだろう彼に失礼だから、別の言い方をすると、とにかく心を掴まれる文章を書く人だった。
そんな彼が小説を書いた。
「空気の中に変なものを」

僕も彼も80年代後半から90年代が青春時代の世代だ。
そして(僕が彼と出会ったのは二十歳を過ぎた後だが)同じような青春時代を過ごしたのだと思う。

僕らの青春時代は理不尽だった。
先生の体罰は当たり前だったし、「そんなことで?」ということで怒られたこともある。女子はスポーツができて容姿の良い男子に群がっていた。
そんなことよりゲームやマンガと男子づきあいができれば、それはそれで良かった。良かったのだけれど、同時に身の回りのさまざまな理不尽に対するどうしようもない苛立ちを感じていた。
女の子に興味はあった。ただそれを後回しにするほど(後回しにせざるを得ない現実があったとして)ゲームや漫画などいわゆるオタク系なものに夢中だったナードな青春時代を過ごした者なら、その理不尽さを一度は感じたはずだ。
そして、僕らのほとんどが普通に大人になり、恋愛をし(学生のときにできなくても大人になるとできるものなのだ)結婚をし、いわゆる普通の幸せを手に入れる(独身の僕が言うのもなんだが)。
でも、あの青春時代の言われようのない理不尽さは常に心のどこかにわだかまりのようなものを残している。

だから僕はこの小説の「僕」に共感するのだ。

バブル経済の中、大人たちが浮かれて、いわゆる男女的な楽しさに興じている一方で、それを冷めた目で見ながら、そして羨ましくも思いながらも、僕らはファミコン(スーファミ)の新しいソフトや、ゲーセンでのストⅡの対戦に夢中だった。そういう80年代〜90年代の喧騒と、賑やかだったけれどもどこか湿った雰囲気を、江戸川台ルーペの小説は持っている。

そう、これは僕らの世代の小説なのだ。

彼は穏やかな中に激情をはらんでいるような、カラッとした陽気さを持ちながらどこか湿っているようなそういう文章を書く。シリアスな中に時々あらわれるユーモアも含めて、彼のアンビバレンスなその思いが文体となって現れている。

これは僕らの時代の小説なのだ。

僕らが経験したエンタメへのオマージュがところどころに散りばめられて、僕らはそれに共感しつつもこの不思議なそして狂気な物語の中に引き込まれる。

これは「大人の冒険小説」だ。
同世代の人にはもちろん、タグが気になった人はぜひ読んでもらいたい。

と、ここまで書いて、この小説に新しい章が加わっていたことに気づく。
続きの章となっているが、いわゆる“本編”のスピンオフの形になっている。
本編とは違った青春小説になっていて、本編はダークな部分が多いが、こちらは中学生のまっすぐな青春をリアルタイムで切り取ったような印象がある。

江戸川台ルーペの今の全力投球が感じられる小説。

小説好きな方はぜひご一読ください。
友人としてだけでなく、いちファンとしてオススメします。

オータムイズカミン

ようやく秋の気配。

今年これまで台風一過のときに2回くらい、秋来るかなーというフェイントが入って、ようやく本当の秋がやってきたようだ。

昔からよくある話として、こんな話を聞いた。
高い木の頂上からなんとかかんとかゆっくり慎重に降りてきて、地上まであと10メートルというところまで辿り着いた時、そこから飛び降りてしまう人が多いそうだ。それで怪我をしたり、骨折をしたりしてしまう。
地上が見えてあともう少しだ、という時に、今まで降りてきた辛さや苦しみからいち早く逃れたくなって、あと10メートル同じ思いをするのが嫌で、飛び降りてしまうのだ。

その心境はよくわかる。

それまでの苦労は乗り越えてきたとしても、それで消えてなくなってしまっているわけでなく、心にはまだその苦労をした思いや辛さが残っているから。
もうこれ以上同じ思いをしたくない、あと10メートルなら(本当は大変な高さだけれど)大丈夫そうだから早くこの木から降りて楽になりたい。という思いのほうが、あと10メートル頑張って降りる、という思いよりも強くなってしまうのだ。
それまでに降りてきた距離が長ければ長いほど、なおさらその「楽になりたい」思いは強いだろう。

秋がくれば状況が変わる。
そういう思いで夏を乗り切ってきた。

あと残り10メートル。
飛び降りずにきちんと降りきるには、今まで以上の意志と気力が必要なのだろう。
とりあえず「省エネ運転」になると思いますが、降りきろうという思いはあるので、関係各位におかれましてはもう少々、地上に着くまでお待ちくださいませ。

着いたら何をしようかな、ということを考えて、あと10メートルをクリアしようと思う。