ニュー祈願パラダイス

5月はどうも上手くいっていない。

4月もイマイチだったような気がするけれど、GWはボーッとしているうちに終わってしまったし、その後もうまく自分のペースをつかめないでいる。

そんな時、ふと部屋の一角にある御札に目が止まった。

僕はここ4年ほど、いつも初詣に行く大宮の氷川神社でご祈願をしてもらっている。厄年の間だけはお賽銭だけでなく、強めのご祈願(お祓い)をしていただいたほうが良いと思っていたからだ。
で、早生まれのため厄年が始まるのが数えなのか満年齢なのかがわからず、一番最初に行った時にまだ前厄ではなかったため「災難除け」になり、そこから去年後厄が終わるまでの4年間、ご祈願していたのだ。
もう厄年は過ぎたので、今年はもういいかなーと思っていたのだが、「余裕があればしてもらっておいたほうが良いかもな」という気持ちと、今月感じていた良くない流れをどうにかしたい思いが重なり、ご祈願に行ってきた。

4年間はひとりで行っていたのだが、今年は母と出かける用事が重なったので、母と一緒に行くことに。僕は自分の災難除け、母は家内安全をお願いする。

僕は神様に対しては「良いことは自分でなんとか切り開いていくので、悪いことから守ってください」というスタンスでいる。
ラッキーなのも嬉しいけれど、良いことは「自分でやった」感が欲しいし、そこまで神様に頼るのは贅沢な気がするからだ。でも、理不尽なことや、なるべく嫌なことからは守ってほしい(それもまあ十分贅沢だけれど)。
なので、厄除けや災難除けはまさに神頼みをしておきたいと思う。

いつもは僕の他に4〜5組のご祈願をする人や団体がいるのだが、今年は、僕と母の二人だけ。神様へのお願いをウチだけで独占してしまい、ありがたいような恐れ多いような気持ちになる。
そのせいか神主さんの祈祷も良く響いたし、言葉も良く聞こえた。
「オオカミがうんぬん…」という言葉が聞こえたので、「ああ、この神社の守り神は狼なのか」と、狼の群れが僕の周りに現れて災難に向かって吠えて守ってくれている絵面が頭に浮かんだのだが、後々考えたら「大神」だと気づき、複雑な気分になった。
まあ、名作ゲーム『大神』が好きだから、その主人公アマテラスを想像したと思えばそれもまた良しだ(あれは犬だけれど)。

ご祈願を済ませて、少しだけど運気が持ち直した気もするので、5月後半から頑張っていきたい。