口コミ

珍しく月曜休み。

昨日の疲れはあんまり抜けてないけれど、大きな山をひとつ超えたのでちょっと心穏やかな休日。

実家に帰り母親を連れて、映画『侍タイムスリッパー』を観た。
知り合いの方から「面白い」という話を聞き、どこかのタイミングで観ようと思っていたら、母がテレビで裏話みたいなのを見たらしく「観たい」というので一緒に観に行った。ちょうど上映劇場が拡大されたタイミングだったので実家近くのイオンシネマで観れた。

で、これはとても面白かった。
最初のうちは、いかにも「自主制作」な感じが強くてちょっと違和感があったのだが、途中からはそういうのも気にならず話にのめり込んだ。なにより時代劇愛を強く感じる作品だった。
自分もこの映画のヒロインと同じく、子供の時はほぼ祖母に育てられたので、夕方4時台TBSの時代劇再放送を良く見ていたし、長い休みには平日10時台のテレ朝時代劇再放送も見ていて「時代劇好き」なので、そういう点でも面白かった。
ちなみにその影響でカラオケの十八番は西郷輝彦の「ねがい」(「江戸を斬る」の主題歌)。

観ている時も面白かったけど、あとで振り返ると、いろいろなシーンが蘇って、もう1回観たい、と思わせられる良い映画。母親が僕以上に楽しんでいたので、それもまた親孝行できた感じで良かった。
それとやっぱり地上波で“娯楽”時代劇をやってほしいなーと切に願う(それとは別に「心配無用ノ介」をアマプラかネトフリの特別ドラマを作ればいいのに、とも思う)。

そういう感じの休日(最近、このまとめ方多いな)。
明日はちょっと重めの案件があるので、今晩はノンアルで我慢。今週も土曜までけっこうなハードワーク。なんとかかんとか頑張っていこう。

上向き

休みだけどアレ(完全ホワイト企業)。

自分が関わっている案件のスタート日で、しかも予想以上に「波高し」な船出だったので職場へ行く。幸いにもなんとかソフトランディングできたので良かったし、行った甲斐はあった。

その後、不義理をしているお世話になっている方と打ち合わせ(というか雑談)、いろいろ話せたので、なんとか良い関係を維持できそう。
さりげなく自分にチャンスをくださる人なのだが、そこに自分が思い切って飛び込めない部分もあり、歯がゆい。その理由もわかっているんだけどね。ここを乗り切れるかどうかでけっこう人生の(主語デカいな)分かれ目かも。まあやれることをまずやろう。

それから、ここ数日、心が落ち着かない原因だったことが(現時点では)良い方向に向かっていて、それもまた良い傾向。下がってきた運気がやや上昇傾向。

せっかくの休みなので、なにかしなきゃと思い、映画『ラストマイル』を観た。
期待以上、とは言えなかったが、スクリーンで観ても損はないぐらいには面白かった。どうしても「アンナチュラル」や「MIU404」の登場人物が出てくることを期待しちゃうので、単独映画として楽しむのがなかなか難しかった。あと、自分は満島ひかりがやや苦手だなーと再認識した(石原さとみが苦手、とは別の意味で)。
でも話は面白かったし、両ドラマのファンとしては大満足だった。

そんなわけで、半分労働な感じの休日だったが、内容は濃かった。
明日は横浜まで遠征。無事に行って、そして満喫してくる。

じゃあ、寝ます。

EXTRA

労働。ではないのだが諸事情があって職場へ行く(ホワイト)。

こういう中途半端な立場だからバリバリとこなせるわけもなく、昨日やりきれなかった諸々のことの内1つだけ片付けた。あと、どうしても今日やらなければならないことだけはできたので、まあ行った甲斐はあったよ。

帰りに映画『きみの色』を観る。
この映画で電子楽器「テルミン」がフィーチャーされてるらしく、僕は某テルミングループの代表(名ばかり)だから、マストで見なきゃいけないという謎の使命感にかられたのだ。
今朝思い立って、20時からの回を見つけて予約したら、席が取り放題だったので、代表らしく(偉そう)、真ん中の列のど真ん中の席で観た(良い席でした)。

なんか「知り合いが出てるらしいから見てやるか」的な感覚で行ったので、前情報は「バンドの話」ぐらいしかなく、設定に面食らったり、「俺はこの映画の想定客層なのだろうか」と終始雑念と戦いつつ観たが、なかなか楽しかった。なんというか“癖になる映画”かもしれない。あとライブシーンはやっぱり興奮するし感動するよね。楽曲も良かった(っていうかアレンジャー天才すぎるだろ)。
テルミンをちょっとだけ知ってる身としては、なるほど映画の根底にある「見えるもの・感じるもの」という事柄と、テルミンという楽器は相性が良いようにも感じた(ニワカの感想ですみません)。

現在、気になる映画リストは3本なのだが、ちょっと気になっていた映画を、すでに観た方にオススメされてしまって、リストがひとつ増えてしまった。月末まで余裕はないのだけど、なんか「全部観に行ってやろう」という謎のチャレンジ精神が芽生えたりもしている。しかし身体はひとつしかないので、できる範囲でね。

あと、映画時間待ちの最中に、来月行く推し=麻倉もものライブのチケットをグッズ付きで買ったのだが、「その引き換えっていつだっけ?」と、ふと気になってメール見たら、引き換え案内がすでに来ていて18日までだった(危ねー)。慌てて帰りに引き換えたよ。
なんか最近特に、こういう“ひらめき”的なもので綱渡りしてる気がする(単に忘れっぽいだけでは?)。気を引き締めて参りましょう(言ってみた感)。
ちなみにグッズはブックカバーだった(忘れてた)。普段こういうものをもったいなくて使えない性分なのだが、これは使う。「もっと本を読め」と推しに言われているのかな?(ちょろい)

そんなわけで、ちょっと気分が良かったのでオードブルなものを買ってきて、これから(ノンアルで)晩酌。
ひと休みできるまであと4日。気分だけは良い状態にして、乗り切っていきましょう。

爪の人

『デッドプール&ウルヴァリン』観た。

先週始まっていることに気づいて、すぐに観たかったのだけど、行ける時間の劇場が混んでたりしたので、今日まで我慢した。ネットでうっかりネタバレを踏まないようにすごい気を遣って、回避した甲斐あってびっくりするシーンの連続だったし(ホント、知らなくて良かった)、超絶面白かった。
とはいえ、それはこれまでのマーベル映画を(MCU以外も)どれだけ観てるかによって評価は変わるんだろうけど。

前2作はMCUではなかったし、描写がアレなんで(R15+)配信で観ただけだったが、今回はウルヴァリンとしてヒュー・ジャックマン復活だし、これまでのマーベル映画とMCUをつなぐ作品として、マーベルファンとしては劇場で観なきゃいけないやつだった。
そして思った以上に、過去のマーベル映画をリスペクトしつつレクイエム的な作品でもあった。出てくるキャラクター(そして演じるオリジナルキャスト)も胸熱だったけど、ちゃんと見せ場を作って、でも未来(それはMCUとして書き変わっていく世界線)を迎える作品になっていた。
そのためには「第四の壁」を越えられるデッドプールという存在が必要だったのかもしれない。マーベルにとって(というかマーベルファンにとって)幸せな融合だったように思う(それとライアン・レイノルズは本当にこの役と出会えてよかったよね)。

絶対死なない奴らの壮絶アクションシーンも(R15+らしい描写はあれど)馬鹿馬鹿しすぎるほどカッコよかった。

しばらくMCU全体としての物語が進行してなかったけれど、これを機にいろんな作品が重なり合っていきそうなので、一度解約したDisney+に入り直して、過去作とドラマ見ておかなきゃなーと思う。

それでかなり満足した午前を過ごした後、Podcast「ザンクとtacacoの諸々酔談」を公開した。
https://open.spotify.com/episode/73cN6PnFneQ2v46c37K4vM

40分とちょっと長めだけど、エピソードが3つぐらいあるので、ちょこちょとお聴きいただければありがたいです。
4回やってきて掴めてきた部分と、まだ手探りな部分あり。今後どっち方向に転がそうか(あるいは自然と転がるか)楽しみながら続けていきたい。

そんな今日、やるべきことはやれたので良い休日だった。
もうちょっとやりたいことやって寝るよ。

歯練

休み。

昨日は元気だったのに、8連勤の疲労が溜まっているせいか、起き抜けの第一声が「疲れた」だった。まあ、わりと最近そうだけど(やばいじゃん)。

で、基本は完全オフだったので、部屋の片付けやら(いつもの)、家事全般をした。わりとちゃんと片付けられたと思う。

それから、歯医者に行った。
10日ぐらい前から歯ぐきが腫れた感じで歯磨き時に痛かったので、診てもらったのだ。幸い、虫歯ではないみたいだけど、また来週治療しにいくことに。本当は定期的にメンテナンスするのがいいのだろうけど、タイミング難しくないですか?
まあ歯が痛いとテンションは落ちるから、これを機に大切にしよう。

それと、帰りにちょっとだけゲーセンに寄った。少なくともコロナ前ぶりだから、4年ぶりぐらい。
ガンダムのカードゲームが出ていると知ったので、それを見に行ったのだが、どうやって始めたらいいかわからなくて、なにもプレイせずに帰ってきてしまった。ゲーセンって昔とだいぶ変わったよね。でも、いつまでも「あって」欲しいとは思う。それにはプレイして貢献しなきゃいけないわけで、、、なかなか複雑だ。
また改めてじっくり行こう。

昨日は『イコライザーTHE FINAL』観て、今日は『ザ・フラッシュ』観た。
『イコライザー〜』は典型的な「親父無双」映画だけど、これはこれで面白いよね。ダコタ・ファニングが大人になってて、色々感慨深い(感想それかよ)。『フラッシュ』は、僕はDCコミック映画はあまり好きではないが、これはマーベル映画っぽい「軽さ」があって良かった。あと「速い」というのは結局「最強」なんじゃないかとも思う。

休みなのと、先週“試練”を乗り越えたので、ちょっと飲み過ぎた感はある。たまには良いとは思うが、月末健康診断なので、ちょっとは節制しないとな。

明日も休み。明日は一日家に引き篭もって身体を休めるよ。
じゃあ、また明日!

連休の初日

休み。

疲労回復のために朝遅めに起きたけど、ちゃんとゴミ捨てしたし、昨日空になってしまった台所洗剤を買いに行ったから偉かった(ハードル低い系)。

その後ジムへ行ったのだが(偉すぎる)、平日の昼ってこんな混んでる?っていうぐらい混んでて、時間が押してたこともあり、ストレッチとマシン3台だけで退散。休みの日に行く時はいつも3時過ぎくらいだから気が付かなかったが、僕の行くジムはけっこう人気なのかもな。

で、『オッペンハイマー』観た(唐突)。
クリストファー・ノーランの映画は絶対観る、っていうわけではないが『TENET』が超好きなので、絶対劇場で観ようとは思っていた。ただ伝記映画だし(しかも絶対に重い話だろうし)、3時間あると聞いて、なかなか観るタイミングがなかった。今日、ちょうど良い時間の上映があったのでIMAXレーザーで観たよ。

単純に言えば、超面白かった(頭悪い感想)。3時間全く退屈しなかった。時系列が複雑だから、ある程度オッペンハイマーについて知っておいたほうがよい、という話もあったが、ほぼ情報なしで観てもちゃんと理解できたよ。むしろ、知らないほうがミステリー感あってハラハラして楽しめたかもしれない。
原爆開発までの話がメインだから、一部ではアメリカ礼賛映画だの、日本差別的だのということもあったが(ネットだけ?)、ノーランは、人類が制御できない力を作ってしまった人物や、その背景について誠実に描いているとは思ったよ。

ロバート・ダウニー・Jrやマット・デイモンなど主役張ってる人たちの存在感も凄いが、主演のキリアン・マーフィーが超カッコよかった。似てる似てないじゃなくて、信念を持ち葛藤する人間の表現力が素晴らしかった。
それぞれの人物像が事実がどうかはわからないけれど、映画としてとても面白かった。

そして、夜は手塚貴子さんとポッドキャストの第2弾を収録。近日中に公開すべく編集頑張ります。
このポッドキャストは今年かけて育てていきたいと思っていて、とにかく1年探りながら進めようと思う。ピタッと合った時に、多分超跳ねる予感はしてる。

そんな感じでまずは良い休日だった。
明日もより良い休日にしたい(願望)。

カラーとドッグ

連日のオフ。

朝からフル稼働しようとしたけど、無理だった(諦めが早い)。
でも、KACの小説はアップしたよ。お題は「色」。

『アクアマリンの秘密』
https://kakuyomu.jp/works/16818093074241886545

なんだかんだで「色」の要素を入れるの難しかったんだけど、途中で「アレ?俺、箱の色について書いてなかったよね?」と思いついてこういう使い方になりました。KAC1を読み返して、やっぱり色に言及がなかったのを発見した時は、「自分、天才!」と思った。
次が最後のお題で「めがね」。ラストでコレかよ、とは思うが、別にお題自体には連続性があるわけじゃないんだよね。エピローグ的な内容になるけど、最後まで続きものを書く。

そして今日は、予告編を見てからずっと観たかった『落下の解剖学』を観に行った。平日の午後いちに行ったのに、シネコンは混んでいて「なんで?」と思ったら春休み中だったからだ。春休み映画たくさんやってるよねー。

『落下の解剖学』はアカデミー賞の脚本賞取ったせいか、渋い映画にしてはそれなりにお客さん入っていた。で、面白かったし、観に行って正解だったけど、予告編の印象とだいぶ違ったので、そのあたり「これで終わってこれで良いのか?」と思ってしまった。ミステリーというよりヒューマンドラマだった。
あと犬の演技が超良かった。あの犬飼いたい!と思った(なに、その感想)。

2日間のオフで、立て直しとまではいかなかったけど、先週からのストレスは徐々に解消されて、気持ちは上向き。とにかく日々頑張っていこう。

じゃあ、飲んで寝る(ダメなやつ)。

KACはじまり、映画みる

KAC2024の題1回目のお題の小説書いたよ。

『ザ・奇術ショー』
https://kakuyomu.jp/works/16818093073023447024

「3分間で〇〇しなければならない」というお題から、「3分間で脱出」ということを思いついてしまったら、どうしてもタイムスリップものを書きたくなってしまった。今回のお題で終わらせる短編のつもりが、考えてるうちに、なんか続き物にしたくなってしまい、もうこの8回のお題で全部続けてやれーという気概で、中途半端な終わり方の1作書いた。結局ひととおり書き終えたのが深夜1時50分だった。
で、次のお題が「住宅の内見」で、どうやって繋げりゃいいのさ、という気持ちにはなってます。

まあ、この話はなんらかの形でちゃんと最後まで書く(オチはまだ考えてない)。

で、仕事終わりに映画を観た。
『瞳をとじて』というスペイン映画で、『ミツバチのささやき』という有名な作品を撮ったビクトル・エリセ監督の31年ぶりの長編。映画通ではない僕は、エリセ監督についてなんの知識もなかったのだが、これまた予告編で気になっていた奴で、今週になって上演時間と予定が合ったので観た。

3時間ある作品だから、正直途中で退屈になるシーンもあったのだけれど、最後まで見終えると、とても重厚なドラマを観たという感想。主人公の目線を通して、旧友との友情、父娘の微妙な距離、そして老いていくということ、など「これから向かう人生」について深く深く考えさせられた。自分がもう少し歳を重ねてからもう一度観たい映画かもしれない。
セリフがとても良かったのと(字幕で見てるけどね)、俳優の演技が本当に上手かった。あと映画好きな人にはわかるオマージュが散りばめられるそうだけど(後で解説記事読んだ)、そういうのわかるともっと楽しめるんだろうな。にわかな僕にはそれは無理でした。
でも劇場で観て良かった。3時間は正直長いのだが、今思い返すと無駄なシーンがどこもなかったのがすごい。僕は若い隣人夫婦との夕食で、ギターを弾いて歌うシーンがとても好きだ(その他のシーンでも「歌」は印象的に使われていた)。

で、ようやく今帰宅。
明日は少し緊張する打ち合わせがあるので、ノンアルをちょこっと飲んでとっとと寝ます。今週もやることたくさんあるから頑張ろう。

代替映画

オフ。

午前中に映画館行って『マダム・ウェブ』を観た。
昨日まで別の映画を観る予定だったのだけど、その映画を観るような気分じゃなく、でも何も観ないのは休みがもったいない気がしたので、気楽に観られそうな「娯楽作」に変えたのだった。

マーベル映画だけど、マーベル主体の制作ではなく、ソニーの「スパイダーバース」に属する映画なので、僕としては映画館で観るのがマストではなかったが、期待値が低めだったせいで(失礼な言い方)、大きなスクリーンで観て良かったなーと思った。シンプルに言えば、予想してたより面白かった。
でも、「スパイダーマン」にすごく関係あるはずなのに“匂わせ”程度なのがむず痒かった。この作品単体で楽しんでね、ということなんだろうけど、「スパイダーマンと関係がある」ということは、この映画観る9割は知っているのだから、「はっきり言い切って!」という感想。っていうかスパイダーマンファンだから面白かったけど、知らない人には「地味目のヒーロー映画」(アクションがあんまり多くないから)といったところだろうか。振り切ってほしかったなー。
とはいえ、暗い印象の多い「スパイダーバース」映画の中ではマーベルらしい、明るさと呑気さがあったので、個人的には面白かったよ(今日2回目)。

あとは家でダラダラしてしまった。ちょっとだけ勉強っぽい読書はしたが、超苦手な分野なので頭に全然入ってこない。これがスイスイ入ってくるようになったら、自分の新しい才能を発掘されてしまうのだろうか(言い回しが厨二)。
まあコツコツやってやろう。

明日は神経使う仕事があるので、今晩はノンアル。そして早寝する。
一週間ちゃんと乗り切ろう。

スクラップ

『ストップ・メイキング・センス4Kレストア』観た。

トーキング・ヘッズというバンドについて知っているのは名前だけで、1曲も知らなかったのだが、この映画の予告編を見て「これは自分が観るべき映画(ライブ)じゃないのか?」とざわっとした感覚があった。
それから、やっぱり観ておくべきか、それとも知らないバンドのライブ映画を観に行くというのはどうなのか、みたいな心の天秤があって、結局、このざわつきは解消しておこうと、唯一やってる朝イチの回に、早起きして見にいったのだ。

結論。凄かった。

自分の感覚を信じるべきだね。観て(聴いて)本当に良かったし、最高に楽しかった。ライブで言えば「これ明日また来たい奴」だった。
知らない曲でも自然と身体が動いたし、字幕の歌詞に時に笑い、共感した。音楽の原体験をした感覚。

音楽は自由だ。そして人生もまた自由だ。心のままに生きるのだ。
音が鳴れば身体が動く、音があれば叫びたくなる。そこに節と言葉とリズムがハマって歌になる。つまり感情優先。感情あってこその音楽だ。
技術は手段。頭でっかちになってた自分が恥ずかしい。とにかく歌えよ、弾けよ、と背中を押された気がした。考えるな、感じろの世界。自分が改めて音楽に向き合うために、必要な映画だった。

いや「向き合う」だなんておこがましい。
僕は現実問題、全くもって音楽と付き合っている時間も信念も誠意もいまだ足りない。つまるところ何かを語れるほどの付き合いがまだ全然できてない。
でも、付き合い続けなければ何も起こらない。

下手っぴでもしょぼくても、自分が今できる気持ちの良い音を出せばいい。練習すれば、もっと気持ちの良い音が出せるようになるし、いずれサマになるだろう。
考えるのは、やりきった後。まだまだそんな境地に達していないのだよ。

などと、感情だけで書いてるから、すごく馬鹿みたいな文章になってしまったが(いつもとあんまり変わんないか)、そういう気持ちがバーッと駆け巡るような体験だった。四の五の言わないで、ちゃんと音楽と付き合いましょう。

そんでもって明日はオフ。ここでしっかり体勢を整えるよ。