休みを取って、横浜(のちょっと先)まで出かけた。
人生の先輩でもある友人の舞台、オペレッタ「こうもり」を観に行ってきたのだ。
不思議なご縁で、毎年この方の舞台を観に行っている。ご自身では「プロの中でアマチュア一人」と謙遜されるが(実際そうなのだけれど)、その存在感とチャーミングなお人柄が滲み出る演技で、僕はすっかりファンなのだ。今回も刑務所長フランクの役で、歌って踊って大活躍だった。
歌を本格的に始めたのは年齢を重ねてからだそうだが、艶のある低音を武器に、プロに食らいつきながらも謙虚に研鑽を積まれているんだろうな、と思う。自分も人前で歌う機会があるから、お手本にしたい先輩であり、目標であり、ライバルでもある(いや、まずちゃんと練習しろよ)。
追いつき追い越せ、という間柄ではないけれど、自分も負けないように頑張ろう(気恥ずかしいので、お名前は出さないでおく)。
「こうもり」は、舞台録画をEテレで一度見ただけだが、かつて携わった仕事に関連していて、思い入れのある演目。とくに「乾杯の歌」は一時期やたら聴いて(聴かされて)いたので、当時を思い出したりもした。とても良い時間だった。
本来なら、もうちょっとオペラやクラシックのことを知っていなきゃいけないのだけれど、自分から積極的に舞台を観るタイプではないから、こうやって1年に1回お誘いいただけるのはとてもありがたい。
劇場の置きチラシで、知り合いの音楽家が同じ場所でミニコンサートをするのを知り、それもまた一つの縁なのかも、と少し嬉しくなった。
表現する機会のある端くれとして、今日のこの感情を忘れずに、自分のできることを増やしていこう。
明日は仕事。それもまた大事。頑張りましょう。