休日。
木曜定例の会議が祝日で凛々なくなったので休みにした。
それでも昼過ぎに打ち合わせがあって職場に行ったけどね。ただ、それは半分趣味みたいな打ち合わせでもあるので、まあ良いでしょう(と、自分に言い聞かせる奴)。
その足で、盟友“tacaco”こと、手塚貴子さんがメンバーのカルテット「STRING QUARTET 凛」のファーストコンサートへ。
ベートーヴェンの弦楽四重奏を弾く、ということをテーマに集まった方々とのこと。
ベートーヴェンと言えば、「運命」と、耳が聞こえないというエピソード(すごいざっくりした情報)ぐらいしか知らない自分だけれど、弦楽器の演奏を聴くのは好きなので楽しみにして行った。
小さいけれど天井が高く、弦楽四重奏にはピッタリのホールは完売で満席。スタート前に客席を見回すと、みなクラシック通の雰囲気で、自分としてはややアウェー感あった(だって前述のような知識しかないんだぜ)が、演奏が始まると、そんなことも忘れて曲にのめり込めた。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番は、オーケストラの壮大さとは違った魅力があった。シンプルな中に華やかさもありとても好きな曲になった。
各パートのモチーフの受け渡しとか、押し引きが面白かったし、飽きずに「聴かせる」あたりは楽曲の素晴らしさもあるのだろうけれど、カルテットのバランスの良さによるものだろうと思った。
続いてのウェーベルンの弦楽四重奏のための緩徐楽章は、短い中にドラマが織り交ぜられて聴きごたえがあったし、ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏8番は映画を観るかのような展開が楽しかった。そして最後が不穏に終わるのがロシア音楽っぽさあった(素人のバイアスではあるが)。
アンコールのアヴェ・ヴェルム・コルプスも含めて、素晴らしい演奏だった。
プログラムに演奏者の方々による各曲の解説が載っていて、とてもありがたかった。
曲は演奏だけで楽しむもの、という人もいるだろうけれど、やっぱりその曲が作られた背景とか当時の世相を知っていたほうが、より楽しめるのではないかな、と再認識した。
弦楽四重奏というものが作曲家そして聴衆にとってどういう位置付けであったか、という序文も、演奏を多角的に楽しむ上でとても助けになった。
それにしても、演奏だけでなく、客層、ホールの造り、全部含めて「大人の音楽」を堪能した感じ。自分もそれにつられてちょっぴり大人になったようだ(いや、もう十分おっさんではあるが)。
第2回の演奏会は来年の同日とのことだが、それまでもいくつか演奏会はするとのこと。素敵なカルテットの船出に立ち会えて嬉しい。
今後も楽しみにしております。演奏者のみなさんお疲れ様でした。
で、その後はジムへ行って、帰りにポテトとピザ持ち帰りして晩酌(ワークアウト台無し)。
今日はおひらき。明日からまた頑張ります。