というわけで文学フリマ東京に行ってきた。
当初は、仕事関係でちょっと顔を出したいところがあって、行こうかどうしようか迷っているぐらいだった。だけど、その他知り合いが2人出展しているのを知り、また2019年に行って楽しかった思い出もあって、仕事前の時間を使ってビッグサイトまで行ってきた。
5年前の流通センターも当時デカい会場だと感じたが、今回はさらにデカかったし、入場列も20分ぐらい並んだ。
目的のブースに顔を出し、目当ての本を買い、売り子さんとも話しができたので行った甲斐はあった(ついでに江戸川台ルーペに頼まれた買い物もできた)。
当初の目的以外にも、目について気になった本を買ったりした(買った理由がややセンチメンタルなものではあるなー、と自分ではわかっているのだが、その理由はここには書かない。自分の日記に書くだけにする←日記書いてないくせに)。
それにしても滞在時間が短すぎたのがとても残念なぐらい、出展者と参加者の熱量を感じる「祭り感」が強く、後ろ髪を強烈に引かれた。気になるブースをひとつひとつ回って、ご自身の本について売り子さんと話しがしたいなーと思ったりした。
そういうのがフリーマーケットの根源的な楽しみなのだとも思う。
それから、5年前も思ったことだが、これは「出展したほうが絶対に楽しい」。
会場報告をLINEでルーペさんにしたら、ちょうど夜に秋葉原まで出る用事があるというので、急遽待ち合わせて焼肉ライクで軽く飲む。
文フリに出るなら何を書こうか、ということを中心に話す。
やりたいと思ったことをやれる機会があるのならやってみたほうが良いのだろう。「いい大人」になってしまった今だと、やればいいってもんじゃない(それなりのクオリティがないと恥ずかしくなる)気持ちもある。
でも、こんなに多くの人たちが、そういう葛藤もあっただろうけど、振り切ってこの祭りに参加しているのを考えると、安来節みたいに「同じ阿呆なら踊らにゃ損」のようにも思う。だって「踊りたい自分」がいるんだからね。
さて、5年前は「言ってみただけ」のことは前に進むだろうか。
野望(というほどでもない淡い感情)を抱きつつ、明日も労働。
まずは目の前のことを一生懸命やりましょう。